バイクレースのピット裏で、「日本のものづくりの精神」の魂を見た。
こんにちは。福岡に移住してフリーランスをしている酒井と申します。
仕事関係でさまざまなところに行っているのですが、先日、大分のサーキットにお邪魔してきました。
「サーキットって?何するところ?」
という方もいらっしゃると思いますので、写真で見せますと…こういう場所です。


はい。バイクレースが行われるあのサーキットです。

実は、わたくし、仕事でプロのバイクレースのウェブサイト作成を担当させていただいております。
今回は九州の大分で試合が行われるということで、チームのピットの中を見学させてもらえることになったんですね。

実はWebサイトを運用している立場の自分ではあったのですが、生でバイクレースを見るのはこの時が初めて。
チームの皆様にご挨拶したところ、本当にみなさま良い方がで、和やかなムードだったんですよ。
ただ、レースが近づくにつれ、ピット内の緊張感はどんどん上がってきて…

本当に居場所がないとはこのこと。
一台のバイクを走らせるために…
・タイヤを温める人。
・バイクの電気系統を調整する人。
・バイクにパソコンを繋げて何やら調整している人。
・天候に合わせてなにやらセッティングを変えている人
・ライダーのウェアやヘルメットの調整をする人。
・万が一に備えてスペアバイクを用意する人。
etc…
軽く10人以上を超える人が、とにかく所狭しと動きまくる。
一切動きに無駄がなく、高速で動いているはずなのに誰もぶつからない。
その中にど素人の僕。
とにかく邪魔にならないように、部屋の四角でじっと作業を手を合わせながら見ていました。
なんというか、今までウェブに載せるために提供されるコンテンツは、「ライダー」か「バイク」。たまに「チームの集合写真」くらいしかなかったわけですよ。
ただ、その裏でこんなにも多くのプロが関わっていたなんて。
僕、職人作業を見るのがすごい好きなタイプなんです。
たとえば、Youtubeとかでも職人がひたすら卵焼きを焼いてるものだったり、見ていると気分が豊かになると言いますか。
ピット作業って、そのプロの所業を、もう、これでもか!!!というくらい見ることができるんですよ。
無限にあるかのようなバイクのパーツを、各ツールを自分の手のように扱って、ピタッと綺麗にはめていく。しかも高速で。
チーム側のセッティングなどの事情もあり、バイクの整備風景の動画はお見せできないんですが、いや、これ、快感以外のなにものでもない。
正直海外の「MOTO GP」に比べると、日本ではバイクレースはさほど盛り上がっていない状態なんですが、実際、海外のレースで走っているのはヤマハやホンダの「日本メーカー」のバイクなんですよね。
手先が器用&実直な性格の日本人だからこそ、桁違いのスピードで走っても壊れないバイクが作れるわけで、なんでこれがもっと日本で広まらないのか。いや、広めるべきコンテンツでしょう。これは!!
と改めて思っちゃうんですよ。
ライダーのように、オモテに出てくるプロアスリートはもちろんすごい。
ただ、裏方に回っている人たちも一緒くらいすごい!
この辺り、バイクレースが本当にわかりやすい例だと思うんですよね。
なんかこのあたり、まだバイクレースに興味がない人に、もっと上手く伝える方法はないかなぁ。
“日本のものづくりの精神”の塊がここにあることを大声で伝えたいよ。
美しい裏方の仕事を見たい方は、ピットウォークと言って、ピットに近づけるイベントもありますので、ぜひバイクレースに行ってみてはいかがでしょうか?
