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ネイキッド人馬一体伝説【夢百夜パロディin黒歴史食堂】

本作は彷徨う魂さんの夢百夜・黒歴史食堂作品のパロディです。
夢にまつわる妄想創作をお楽しみください。

ニョロうさぎよりお知らせ

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佐馬世 魂志(さまよ たまし)の見る夢。
それは、自分だけが全裸の夢であった。

なにゆえ、彼はそのような夢を見るのか?
そして、彼が現世で全裸にならないのはなぜなのか?

その秘密は、彼の前世にさかのぼる。

1600年。
関ヶ原の戦い。
西軍に属する佐馬世家の武将、佐馬世 珠史(さまよ たまし)は
数百人の武士たちと敵味方に分かれ、
不思議な空間で戦っていた。
しかも、合戦とはいえども、それは奇妙な戦いであった。
「全裸の神」と名乗る謎の声が響く。
その声が言うには、この戦いは「野球剣」と呼ばれる
真剣勝負なのだという。

「ジャン剣」と呼ばれる三すくみの論理。
拳や刃に勝ち、
刃は紙に勝ち、
紙は拳に勝つ、
その戦いを繰り返す「野球剣」では、
負けたものは衣服を一枚はぎとられる。
やがて、全ての衣服をはぎ取られたものは、
茸の品評会を開催され、
色、形、大きさ、硬度、角度、摩擦係数、先端潤滑度などを測定され、
羞恥のあまり昇天、脱落していく…。
かような過酷な戦である。

負ければ、あまりにみじめで恥ずかしいその最期。
勝ったところで何になるというのか。
武人たちは、しかしそれでも己の誇りと信念をかけて戦った。
なぜならば、これも戦だからだ。

そこで戦っていたのが佐馬世珠史と、
松岡舐零(まつおか ねいろ)である。

(※松岡舐零もまた武士である。
ちなみに女子っぽい名前だが、男である。
松岡舐一の祖先らしい。)

彼らは、何を思ったか、「人馬一体」で組んで戦い始めたのだ。

一人では、すべての衣服をはぎ取られたらゲームオーバーである。
しかし、彼ら二人は、お互いの急所をカバーし合っていたのだ。

馬となった舐零に珠史が跨る。
すると、珠史の急所は舐零の頭部で隠される。
また、舐零の急所は珠史の足で隠される。

この状態で、
舐零は移動を。
珠史はジャン剣での攻防を行うのだ。

彼らは無敵だった。
負けても負けても、もはや剥がす衣服がなくなっても
彼らは茸をさらさずに戦った。
全裸なのに、である。
どんなに負けようとも、倒れない人馬。
そうとなれば、いつかは勝つことは必定であった。

周りの武士たちは絶望するしかなかった。
勝っても勝っても倒れない相手。
あるいは、笑うしかなかった。
こんなに笑ったのは久しぶりだ、という者たちが続出した。

全裸の神は感動した。
史実、関ヶ原の戦いにおいては西軍は敗北してしまったが、
この戦士たちには末代までその加護を与えようと思った。

佐馬世家の末裔には、優しい時間と溢れる笑顔を。
松岡家の末裔には、闇祭の伝説を。

但し、自分たちのことを忘れられてしまうのは寂しいから、
せめて夢だけでも、ということで佐馬世家の末裔には
全裸の夢を見せることにした。
(尚、魂志のバイトの後輩も、実は佐馬世家の末裔なのである。
だから、後輩も全裸の夢を見ていた。)

尚、松岡家の末裔はどうせ闇祭やるんでしょ、
ということで特に夢には関与しなかった。

こうして、現代の戦隊(洗体)で共闘する
サマヨウグリーン(佐馬世魂志)が見る夢と、
ウサギホワイト(松岡舐一)のたどった体験が
重なり、紡がれ、そして、織りなされる布は
脱いで待機するための「パンツ」として
令和の世に具現化していくのである。

これぞ、語られなかった秘密である。

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参考文献:

佐馬世家の末裔の見る夢

松岡家の末裔の闇祭伝説

令和に具現化する「パンツ」脱いで待機(コメ欄)

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