【官能トキメキTRPG】#10 世界でいちばん、ONG。Emから始まるトリセツ
前の話
なんと、PTWが最初の一音目として選択したのはEm!
ナイトウォークにふさわしい、どこか陰りのある響き。
冗談の中にも、二人の切ない思いが交錯する。
PTW「……えっ、見てたよ?ONGが焼き鳥3本も食ったの。あれ、完全に俺のぶんだったよな。」
ONG「……(笑)バカ。」
(ONGは数歩歩いて、そしてPTWのほうを振り向く)
ONG「……ほんと、あんたってさ、わかってるようでわかってないよな。」
「……あたしさ、あんたのこと、わりとちゃんとわかってると思うのよ。」
「でもな、あんたは、あたしのこと……あんまり分かってない(笑)」
「しゃーないから、取説書くよ。保存しときなよ!」
PTW「マジか、、、それ永久保存版だな!」
(ふたりはどめどなく歩き、そして話す)
ONG「PanTy Whiteみたいな夜は、毎日はいらないし、できない。
だけど、今夜だけは、あたしがあたしでいられる夜にしたい。」
(ふっと息をつき、夜空を見上げるONG)
ONG「……実はさ、OTSUKIが知ってるっていう“未来の世界線”聞いちゃったんだよ。」
PTW「未来の世界線?」
ONG「……うん。」
「あたしとあんた、結婚してる未来。」
「でも、冷めてるんだってさ。
まるで義務みたいに一緒にいて、ただ黙ってるような未来。
あんたは快活に救いを求めてる。」
PTW「……それ、現実になってたら、俺、やべえかもな。」
ONG「でしょ?でもさ、私は怖くなかった。
だって、未来がどうとかじゃなくて、“今”を自分で選べるって思ったから。」
「たとえその未来があったとしても、今日、あんたと一緒に“PanTy White”やって、
またこうして歩いてるなら、それでいい。」
「未来のあんたも、快活を思いっきり楽しめばいい。
”Paradise Twin World”をな。」
(ONG、ちょっと黙って歩く)
ONG「そうなるかはわからない。……でも、それでも悔しいからさ。
お前のトリセツ、書いてやるよ。快活では苦労するだろうしな。
未来のお前にプレゼントってやつ?笑」
(PTW、笑ってしまいそうになるのを堪える)
ONG「お前、めっちゃいいやつだけど、不器用すぎて、たぶんいろいろこじらすタイプだしさ。だから読んだやつはきっと思うよ。“ONGは、よくわかってたな”って。」
(ONGが立ち止まって、まっすぐにPTWを見る)
ONG「……でもさ、今夜だけは、あたしのこと、“世界で一番”だって思ってよ。」
(PTWも止まる。そして、ゆっくりと笑う)
PTW「それは……こっちのセリフだ。」

(ふたりは、夜道の真ん中で見つめ合う)
(満月が高く高く浮かんでいる)
ONG「……じゃあ、行こっか。“私たちの続き”へ。」
PTW「おう。」
(ふたりは、何も言わずにまた歩き出す)
(それは、“今夜だけ”の、特別なナイトウォークの終わり。そして始まり)
PTW「なあ……ONG。」
ONG「なあに?」
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PTWの言葉:
A: 「そんな未来、俺が変えてやる。ONGが笑ってられる未来に。」
B: 「それでも、ONGとなら悪くないかもな……って、ちょっと思った。」
C: 「たしかに……ちょっと怖ぇ。でもな、未来なんて俺たちが作るもんだろ?」
D:(ONGの手をぎゅっと握りながら)「未来とか、どうでもいい。俺は、今夜のお前が……ずっと好きだ。」
E: 「未来のONGに言っといてくれ。PTWの焼き鳥は、残しておけってな。」
「……バカ。」(でも、嬉しそうに笑う)
