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働くってなんだろう?

 この問いに対して、社会経験の全ての時間を前向きな答えで埋められる方は少ないのではないでしょうか。私もネガティブなことしか浮かんでこず、愚痴っぽくなって記事を何度か書き直しています。

 しかしながら困ったことに、何度も考えても自分に糧になった経験を探すことの方が難しいし、負の感情が身体に広がっていくのを感じます。

会社員時代の摘乃美津(イメージ)

 直近の職歴はというと、2024年3月、私は7年間勤務した会社を退職しました。

 社員7人の小さな会社に、唯一の経理担当として入社しました。 当初は経理業務に集中できていましたが、徐々に社内システムの構築や補助金申請など、本来の領域から外れた業務が急増。その結果、本業である経理業務にまで支障が出始めました。

 小さな会社の経理を担当したことがある方は同じ体験をしたことがあるかもしれません。私の業務の中で経理業務は良くて5割程度しか触れていませんでした。他は何をしていたのかと言うと、社長から言われた見積を作成したり、請求書を作成したり、来客の対応をしたり…。

 ここまではまぁ許容範囲ですが、営業部に問題社員がおりまして…。請求書を提出しない、売掛金を回収できない、などなど、その社員の代わりに私から取引先に連絡したりと…周囲に振り回されることが多かったです。

 社内が時間にルーズなのも日常業務が進まない原因でした。経費精算書などの書類の提出や仕入の請求書の提出期日を設けても、達成できたことはなかったと記憶しています。

 なぜそうなってしまうのか、それは社長が一番時間にルーズだったからです。

 経費精算に必要な領収書は翌月末近くになってからやっと提出、買掛金の支払日は決まっているのに「重要な案件だから、明日イレギュラーで支払いして」

 時間にルーズな割に、自分が設定した会議の時間に社員が遅れると大声を張り上げるなど「社長は良い。社員はダメ」のダブルスタンダードが顕著でした。

 社長からは思いつきで仕事を振ることも多く「すぐに資料を作ってデータでちょうだい。」と言われ、最優先で作成した資料はいつまでも使われず、「他のメールで埋もれたから再送して。」、「時間が経過したからデータを更新して再送して」と平気で言われることも多かったです。

 他には「コスト削減したいからサーバー候補を調べて料金の比較表を出して」「ネットワークを見直したいから業者探して連絡して」「補助金の審査状況を確認して」

 酷いものだと「補助金の入金を催促して」なんてのもありました。

 特に補助金の状況確認は意味不明でした。公的機関から「審査の流れについてお答えすることができません」「審査完了は〇月予定、振込は△月予定」と応募要項に記載があると伝えても「とりあえず聞いたら報告して」と引くことはありませんでした。最初のうちは律儀に問い合わせていましたが、「大変申し訳ございませんがお答えできません。」と返ってくるのがわかっていたので、問い合わせをせずに「順次対応中とのことです。」などと濁した報告をしていました。

 私は徐々に、この会社で経理を続けていく気力がそがれていきました。

 …と書いてみましたが、結局この空気感。やっぱりもうやめます。なぜこの共同マガジンイベントにもろ手をあげてしまったのか…。

 「6月の共同マガジンのお題は働くってなんだろう?です!」→「やった!摘乃も働いたことがあるから書ける!」くらいの感情で参加してしまったので、この記事を書くために、精神的な助走も含めて2週間を費やしました。THE KING OF 遅筆の記事の一つにカウントしたい気持ちです。 

 今は工場のパートの傍ら、同居人のおかげで創作に注力させてもらっています。働く理由は同居人との夢を叶えるため。執筆する理由は同居人に「すごいね」って言ってもらいたいから。

 この三行じゃ記事にならないから文字数を稼いだとさ。


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