どうしてオタクはすぐに記憶を失うのか
「推しの真っ白なキラキラ衣装が最高だった、と思ってたのに公式の動画見たら光ってなかったし、白くもなかった」
こんな話をインターネットで見かけた。
そんなことある?と疑っていた時代が私にもありました。
先日1月18日、今年初となるGACKTのライブに参戦した。「予想は裏切る、期待には大いに応える」という彼の信念をそのまま焼き付けたような素晴らしいステージだった。
終演後、長年のオタク仲間4人で近くのバーミヤンに駆け込み、推し語りに花を咲かせる。ふと、ひとりが神妙な面持ちで言った。
「あのさ、1曲目…って、なんだっけ?」
「……イッキョクメ…?」
「え…」
「あれ?」
普通に全員記憶を失っていた。
そのあと、GACKTの歴代のアルバム曲をみんなで順に思い出していき、事なきを得たが危なかった。
印象的だった1曲目でも、興奮しすぎると忘れちゃうことってあるんだなあ。
と思っていた時代が私にもありました。
数日後、Xで「エンタメラッシュ」というメディアのライブレポートが流れてきたので、早速読んだ。
「(前略) 新章の始まりだ。 暴れろ。 」
その一言とともに始まったライブは、(後略)
びっっくりするほど覚えていない。
1曲目どころか、曲が始まる前の一言目から記憶にないってなに?推しの圧倒的なオーラに脳を焼かれ、異常をきたしたとしか思えない。え、本当に言ってた?
ちなみに隣でライブに参戦した同居人に「覚えてる?」と尋ねてみたが、焦点の合わない目をしていた。やっぱりオタクの脳はすぐ焼かれるらしい。
改めて思う。詳細なライブレポートを書いてくれるライターさんたちに、心から感謝を捧げたい次第である。
