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Simulation Hypothesisで日常が冒険に変わる:世界がゲームになる3つの思考法

結論:私たちの世界は高度な文明が作ったシミュレーションである、という見解があります。

理由:物理法則の数学的な整合性や、説明のつかない宇宙の謎が、この説を支持する根拠とされているからです。

今回は、この壮大な見解と、日常を面白くする3つの思考法を紹介します。

こんにちは、文翔です。
先日、道を歩いていたら、全く同じ服装をした人が前から歩いてきて、すれ違った瞬間にカラスが「カァ」と鳴きました。

まるでゲームのバグか何かのようで、「もしかして、この世界って…?」なんて、あり得ないことを考えてしまいました。

まるで自分が、壮大な物語の主人公にでもなったような、不思議な感覚。こんな突拍子もない考えを、大真面目に探求している人物がいます。彼の提唱する説は、私たちの日常を根底から揺るがすかもしれません。


提唱者について

ニック・ボストロム(Nick Bostrom)/1973年生まれ
出典:Wikimedia Commons

ニック・ボストロム氏は、スウェーデン出身の哲学者で、オックスフォード大学の教授です。彼は、人類の未来を研究する「人類の未来研究所」の創設所長でもあります。

ボストロム氏は幼少期から知的好奇心が旺盛で、詩や芸術にも親しんでいましたが、やがて人類が直面する大きなリスク(例えばAIの暴走など)について考えるようになります。

その思索の過程で、彼は2003年に「我々はシミュレーションの中に生きているのではないか」という衝撃的な論文を発表しました。

彼の論理は、

①将来、人類が意識を持つ存在をシミュレートできる技術を持つ可能性は高い

②もし可能なら、そのようなシミュレーションは無数に作られるだろう

③だとすれば、私たちが「本物の宇宙」ではなく「無数のシミュレーションの中の一つ」にいる確率は非常に高い

というものです。

これは単なる空想ではなく、確率論に基づいた哲学的な思考実験であり、イーロン・マスク氏をはじめとする多くの知識人が真剣に議論しています。

なぜ、この世界は「リアル」だと信じられるのか


結論として、私たちは生まれた時からこの世界のルールしか知らないからです。

私たちは、リンゴが木から落ちるのを「万有引力」というルールで理解し、太陽が東から昇るのを当然のこととして受け入れています。

これらはこの世界の「物理法則」という名のプログラム。しかし、もしこのプログラム自体が、誰かによって設定されたものだとしたら?

私たちはゲームの中にいるキャラクターのように、プログラムされた法則の中で生きているだけで、その外の世界を知る術がないのかもしれません。

普段感じる「現実感」こそが、最も精巧に作られた幻想である、というのがこの仮説の面白いところです。


この広大な宇宙そのものが、
誰かのコンピュータの中にあるのかもしれません。

日常を「冒険」に変える3つの思考実験

この説が真実かどうかは、プログラマーのみぞ知る、です。しかし、この視点を取り入れると、退屈な日常が途端に色鮮やかな冒険に変わります。

あくまで諸説あり、という前提で楽しむための3つの思考法です。デジャヴはセーブポイントまず、デジャヴを感じたら「ああ、前のプレイでここに来たな」と考えてみます。

「この光景、前にも見たことがある…」という不思議な感覚、デジャヴ。これを、ゲームで失敗して、セーブポイントからやり直している証拠だと捉えてみるのです。

そう考えると、次に取るべき行動は、前回とは違う選択をしてみることかもしれません。失敗したルートを避け、新しい選択肢を試すことで、人生というゲームの新しいイベントが解放される。そう思うと、ワクワクしませんか。

シンクロニシティはクエストの始まり次に、偶然の一致が起きたら「新しいクエストが始まった」と考えます。

探していた本のことが頭に浮かんだ瞬間、友人がその本の話をし始める。ふと気になった地名を、テレビで偶然目にする。

心理学者のユングが提唱した「意味のある偶然の一致(シンクロニシティ)」を、ゲームマスターからの「お告げ」や「次の目的地」のヒントだと解釈するのです。

その偶然に乗っかってみると、思わぬ出会いや発見という名のレアアイテムが手に入るかもしれません。

日常に隠されたサインを読み解けば、
人生の地図が手に入るかも。

悩みはレベルアップイベント


最後に、困難や悩みに直面したら「経験値ボーナスのあるイベントだ」と捉えます。仕事の失敗、人間関係のトラブル、将来への不安。これらは、プレイヤーであるあなたを成長させるために用意された、乗り越えるべき試練(イベント)なのかもしれません。

逃げずに立ち向かい、クリアした時、あなたは精神的にレベルアップし、新しいスキルや耐性を手に入れる。そう考えれば、困難も少しは前向きに受け止められるのではないでしょうか。

まとめ


シミュレーション仮説とは、この世界が精巧なコンピュータ・シミュレーションであるという見解です。

この視点を使えば、

①デジャヴをセーブポイント、
②偶然をクエスト、
③悩みを成長イベントと捉え直し、

日常を冒険に変えることができます。

もちろん、これはあくまで一つの「説」であり、自己判断で楽しむファンタジーです。ですが、この世界がもしゲームだとしたら、バグを探したり、隠しコマンドを見つけたり、思いっきり楽しんだ方が「勝ち」だと思いませんか。

この説を知ってから、私は自分の人生というゲームを、もっと面白く攻略してやろう、と密かに企んでいます。

今日からできること


1.今日起きた小さな「偶然の一致」を一つ、メモに書き留めてみる(2分)

2.今抱えている悩みを「これをクリアしたらどんな経験値が得られるか」と考えてみる(3分)

3.寝る前に「もし明日、違う選択をするとしたら?」と一つだけ想像してみる(1分)



いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。

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参照元:
•The New York Times (https://www.nytimes.com/2023/05/10/science/space/simulation-theory-explained.html)

•Verywell Mind (https://www.verywellmind.com/what-is-synchronicity-4175434)出典•Bostrom, N. (2003). Are You Living in a Computer Simulation?. The Philosophical Quarterly. (https://www.simulation-argument.com/simulation.html)

•Scientific American, "Are We Living in a Computer Simulation?" (https://www.scientificamerican.com/article/are-we-living-in-a-computer-simulation/)

•MIT Technology Review, "Do we live in a simulation? Chances are about 50–50" (https://www.technologyreview.com/2020/10/23/1011039/do-we-live-in-a-simulation-chances-are-about-50-50/)

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