2024.05.11 富山地方鉄道
この日のメインディッシュは地鉄。気がつけばここ数年は毎春の地鉄詣が恒例となっていて、毎回最高の天気のもと良い撮れ高を捻出してくれている。今回のお目当ては午前中の入線が確定している旧西武レッドアロー。しかも3連である。普段の運用だとなかなか入ってくれない車両をローコストで狙えるのはとても魅力的。朝の大糸線から北陸道を西に進み、一年ぶりの富山県へと向かった。

Nikon Zf AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED + FTZⅡ

Nikon Zf AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED + FTZⅡ
何度か訪れている松倉城跡。海バックと、アクセントになる観覧車の存在が好きで、珍しく何度も訪れたくなる名撮影地である。この日は午前6時53分に電鉄富山を出て宇奈月温泉に向かう普通列車にレッドアローが入る運用。余裕を持って城跡に向かい、アブとハチからウェルカムサービスを受けながら列車を待つ。天気は文句なし。定刻通りにやってきた列車が想定通りの位置に来た瞬間シャッターを押す。これがここの満点回答。ついでに雷鳥色も仕留めて文句なし。上々のスタートである。

Nikon Zf AF-S Nikkor 28mm f/1.8G + FTZⅡ
なかなか足が向かない立山方面へと向かうことにした。真夏日予想ということもあって山に登る気が起きない。こういう日は地べたを這いつくばって撮っていこう。まずは立山駅手前の橋に三脚を据える。川の色が翡翠のようでとても綺麗だ。でも空の青さも新緑の淡さも入れたい……。もはや車両はいらないのでは?とも思いつつ構図を組み、主役の登場を待つ。まるで模型みたいな景色。現実はやはり面白い。

Nikon Zf AF-S Nikkor 28mm f/1.8G + FTZⅡ

Nikon Zf AF-S Nikkor 28mm f/1.8G + FTZⅡ
立山からすぐに折り返してくるレッドアローを迎え撃つべく、急いで千垣の鉄橋へと向かう。新緑も川も空も綺麗なことに変わりはなく、シンプルゆえに構図に悩む。気持ち良さで言えば1枚目、しかし左の崖に生えた藤の花も入れてみたい。ええい、二兎を追え!列車のスピードがゆっくりだったのが僥倖だった。

Nikon Zf AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II + FTZⅡ

Nikon Zf AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II + FTZⅡ
再び黒部側に戻り、黒部宇奈月温泉駅からも見える「名水の里黒部」の看板からの俯瞰を目指した。うまくやれば新幹線の高架を切った構図や、上段で構えれば宇奈月側も俯瞰することができるが、今回は新幹線も入れた「今の黒部らしさ」を表現。海まで抜ける最高の天気は午後になっても変わらず、東急車にも出くわさない運用運の良さにも助けられた。

Nikon Zf AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II + FTZⅡ

Nikon Zf AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II + FTZⅡ

Nikon Zf AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II + FTZⅡ

Nikon Zf AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II + FTZⅡ
2回目の訪問となるごみ焼却所の展望台。前回不完全燃焼で終わった雷鳥色を完璧に仕留められればここはもうクリアである。とにかく運用運がいいこの日。かぼちゃ電車を抑えてから、次にやってきたのはリバイバル京阪色。赤い車体が俯瞰映えして最高。最後は希望通り雷鳥色が登場。本当に文句ない3連チャン。無駄な時間を過ごすことなく、最高のクリーンナップを堪能させてもらった。
