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「オーダーメイド美術館めぐり」リリース準備中!お試し版体験レポート①高木ことみさん

「アートに興味があるけど、美術館は敷居が高くて行きづらい」
「展覧会に行ってみたけど、説明を読んでもよく分からなかった」

フリーランスやライターの仲間が、正直な思いを聞かせてくれました。

私は、アートを専門とするフリーランスのライターで、演劇フェスティバルのバックオフィスも行っています。

書く仕事を長く続けるために、「もっとライティングのスキルを磨きたい」と思い、2024年からは複数のコミュニティに参加して学んでいます。

最近では仲間との交流が増え、自己紹介をする機会も多くなりました。

その中で、「アートに特化した記事を執筆しています」とお話しすると、「アートに興味があるけど、なかなか近寄りがたくて…」と話してくださる方が何人もいらっしゃったのです。

私は中学から大学まで美術を学び、卒業後もアートの現場をサポートする職場に勤め、芸術の世界にどっぷりと浸かってきました。

しかし、いつの日からか、アートの世界に閉じこもることに違和感を覚えました。

アートは専門的な領域でもあり、難しい言葉で語られる場面もありますが、「もう少し柔らかい言葉にしたほうが、より多くの方に興味を持ってもらえるのでは?」と疑問を感じたのです。

ただ、周りの方々が、アートにどんなイメージを持っているかお聞きするチャンスがなく、どうすれば楽しく伝えられるかも見出せませんでした。

そんな時、交流を通して、仲間から率直な気持ちを聞かせてもらえたのが、とても嬉しくありがたいことでした。

「美術館に行きたいけど、一歩を踏み出すのが難しい方に、どんなサポートができるだろうか?」
「専門的に学ぶというより、その方のご興味に合わせて、アートを届けることはできないか?」

こんな風に考えるようになったのです。

そして、人と人のつなぎ手・おーつー(冨田裕子)さんや多くの方々にアドバイスをいただき、少しずつコンテンツを形にすることができました!

そのコンテンツとは、一緒に美術館を訪れて、ゆっくり展覧会を鑑賞しながら、あなた自身の感性を深める「オーダーメイド美術館めぐり」

あなたの興味や知りたいことに合わせて展覧会をピックアップし、美術館をめぐります。

本格的にリリースする前に、プログラムを体験いただく機会を設けたいと思い、お試しで「オーダーメイド美術館めぐり」を実施しました。
この記事では、そのレポートをお届けします。

今回は、絵描き・イラストレーターの高木ことみさんにご参加いただきました!

ことみさんが、展覧会に行って感じたことをnoteに綴ってくださったので、ぜひお読みください🎨🔽

ここからは、お試し版「オーダーメイド美術館めぐり」の様子を写真付きでご紹介します。

  • 一緒にめぐるとどんな体験ができるの?

  • 対話をするとどんなことが分かるの?

というポイントを押さえながらレポートしますので、一緒に展覧会をめぐっている気分でご覧いただけましたら幸いです!

お試し版「オーダーメイド美術館めぐり」のレポート

国立新美術館の正面入口

ことみさんと訪れたのは、六本木にある国立新美術館
日本を代表する建築家・黒川紀章氏(1934〜2007)が設計を手がけ、2007 年にオープンしました。
波打つような外観や吹き抜けのある開放的な空間がユニークな美術館です。

国立新美術館「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」展

解説するのは、「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」展。
世界各国で活躍する建築家が手がけた住宅14邸を中心に、20世紀に始まった住まいの実験的な試みを紹介する展覧会です。

今回、ことみさんが興味を持たれたポイントは、以下の3つでした。

  • イラストのヒントとして建築に触れてみたい

  • 人と建物、建物の中で過ごしている人を描いてみたい

  • 建築が作られた背景や、建築家の思いを知りたい

ご希望に添えるように工夫した点は、「自分がこの建物に住んだらどんな風に感じるか?」をイメージしやすいよう解説すること。

模型や写真の展示が中心となるため、作品を眺めるだけでは想像するのが難しい部分もあると感じました。

そこで、まずは模型の中に入ってみることに!

ミース・ファン・デル・ローエ「ロー・ハウス」プロジェクト 原寸大で再現された展示

最初に向かったのは、ミース・ファン・デル・ローエの未完のプロジェクト「ロー・ハウス」を原寸大で再現した展示です。

日本最大級の展示スペースを誇る国立新美術館だからこそ実現できた、16.4m四方のスケールの大きな模型。

右側の広い空間は中庭。どの部屋からも庭を眺められる設計です。

ミース・ファン・デル・ローエがデザインした家具も置かれていて、実際に座れるものもあります。

ことみさんと椅子に腰掛けて、しばらくこの空間で過ごしました。

その後、メインの会場に移動し、住宅14邸を中心とした展示を鑑賞。

ジャン・プルーヴェ《ナンシーの家》(1954年)

「小さな模型を見たとき、『この中に入ったらこんな感じだろうな~』とイメージできました」と、ことみさんから嬉しい感想をいただきました!
ことみさんのnoteより)

アルヴァ・アアルト《ムーラッツァロの実験住宅》(1954年)

お互いに感想を話しながらめぐっていると、ことみさんが住宅の工法や使われている素材に興味を持たれていることが分かってきました。

たとえば、アルヴァ・アアルトの《ムーラッツァロの実験住宅》(1954年、上の写真)に何種類ものレンガが使用されていると説明したところ、「レンガの家って憧れますよね!」と目を輝かせて話してくださったのです。

「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」展の展示風景

さらに会話をするうちに、マイホームを建てる時、こだわりを持ってデザインしたエピソードを聞かせてくださいました。

ことみさんは、「家を作る視点」で作品を見ていらっしゃったのだと、お互いに気づきを得た瞬間でした。

名作家具の数々を体感する「リビング・モダニティ today」展示風景

ご自身の関心を掘り下げるとともに、イラストのアイデアが浮かんだらすぐさまスケッチしていたことみさん。

「建物よりも家具に着想を得た」とのことで、描いてみたいイラストのラフスケッチもnoteに載せていました。

ティータイムに立ち寄った喫茶店

ランチやティータイムも一緒に過ごし、美術館をめぐった感想や創作のアイデアを話し合いました。

そして、展覧会で見た内容が制作のアイデアにつながるといいなと思い、建築が登場する絵本もご紹介

上空から街を見下ろす構図で人々の生活を描いた作品や、一軒の家の歴史をたどる作品など、様々な表現を楽しんでいただきました。

ことみさんは、「オーダーメイド美術館めぐり」を通して、「北欧っぽい家具や雑貨などに惹かれる」と気づきがあり、「北欧風のイラストや家具をたくさん見てみたい!」と次の目標ができたそうです。

「創作のヒントとして建築に触れたい」というご希望を叶えられたようで、とても嬉しく感じています。


今回の「オーダーメイド美術館めぐり」では、「イラストのヒントを得る」という目的に沿って、建築の背景や素材に注目して思考を深めました。

今後は、クリエイティブなお仕事をされている方はもちろん、気軽に楽しみたい方に向けたプログラムも考えていきます。

これからも、お試しで体験いただいた様子をnoteでご紹介しますので、楽しみにお待ちいただけましたら幸いです!

※「オーダーメイド美術館めぐり」は、他のお客様のご迷惑にならないように注意しながら、少人数で行っております。

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アートで対話をつむぐクリエイター|浜田夏実 いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます!活動を応援していただけましたら、とても嬉しいです。いただいたチップは、ZINE制作など創作活動に使わせていただきます!