Sonos Roam 2 レビュー|Wi-Fi対応のポータブルスピーカー
先に結論
Sonos Roam 2は、Wi-FiとBluetoothの両方の接続方式に対応した、非常にコンパクトな設計のポータブルスピーカーです。
前世代のモデルから操作まわりがアップデートされ、扱いやすさが向上しました。
すでに自宅でSonosのオーディオシステムを組んでいる方にとって、手軽な追加デバイスとして最適です。
あるいは、お気に入りの音楽を屋外へ気軽に連れ出すための最初の1台としても、魅力的な選択肢となります。
こんな人に向いています
すでにSonosエコシステムを利用している人
すでに自宅のリビングや寝室などにSonosのスピーカーを設置し、独自の音響システムを構築している方に最適なモデルです。
家じゅうのスピーカーと連携させながら、さらに自由に持ち運べるコンパクトなデバイスを1台追加したいという要望に応えてくれます。
自宅のWi-Fiネットワークを介して既存のシステムとスムーズに連携できるのが魅力です。
部屋から部屋へ移動する際も、音楽が途切れることなくシームレスに流れ続けるオーディオ体験が広がります。
屋外アクティビティでスピーカーを使いたい人
IP67等級という高い水準の防塵・防水性能を備えているのも、このスピーカーの強みです。
そのため、水しぶきが気になるプールサイドや、細かな砂が舞いやすいビーチなどの環境でも使用できます。
泥や砂が付着したり、突然の雨に降られたりしても、故障の心配をすることなく音楽を楽しめる仕様です。
お気に入りのプレイリストを屋外へ連れ出し、アクティブなシーンをサウンドで彩りたい方にうってつけの1台です。
室内でポッドキャストや動画を楽しみたい人
中音域のサウンドがクリアに調整されており、特に人の話し声やボーカルが聞き取りやすい設計になっています。
スマートフォンで動画配信サービスを視聴する際や、YouTubeチャンネルを流し聞きする際にも便利です。
忙しい家事の合間に、ニュースやポッドキャストなどの音声コンテンツを耳にするシーンでも活躍するでしょう。
生活のBGMとして、人の声をすっきりとクリアに届けてくれるリスニング環境が手に入ります。
向いていない人
重低音の迫力を重視する人
本体が非常にコンパクトに設計されているため、低音域の再現力は控えめになる傾向があります。
胸に響くような重低音や、ダイナミックなサウンドを優先したい場合には、物足りなさを感じるかもしれません。
重厚なダンスミュージックや、爆発音などの迫力が求められる映画の鑑賞には不向きです。
大音量で広い空間をカバーしたい人
ボリュームを限界近くまで上げて再生すると、音の圧縮が発生して全体のバランスが崩れやすくなります。
そのため、広々としたリビング全体に音を行き渡らせたり、大勢の人が集まる屋外スペースを盛り上げたりする用途には限界があるでしょう。
広い場所でもしっかりと響き渡るパワフルな音を求めるなら、出力の大きな大型スピーカーを検討することをおすすめします。
気になる人はチェック
選ぶ前に見る3つのポイント
装着感と使い方
本製品は、手軽な持ち運びやすさを第一に考えて設計された自立型のポータブルスピーカーです。
好きな場所に置いて使用するスタイルになります。
自宅で構築したSonosのエコシステムを愛用している方にとって、親和性を発揮するでしょう。
家の中で聴いていた音楽を、そのままのクオリティでスマートに屋外へ持ち出すためのサイズ感に仕上がっています。
機能面
IP67等級という優れた防塵・防水性能をクリアしており、タフな環境下でも安定して動作します。
接続のオプションとして、BluetoothとWi-Fiの両方の通信規格をサポートしている点も特徴です。
また、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスと接続して使用する際には、音声の遅延が少なくなっています。
動画を観ているときでも、登場人物の口の動きと音声のズレが抑えられ、ストレスなく映像に没頭できるはずです。
音の傾向
音響特性としては中音域がフラットに調整されており、誇張のない自然なサウンドを奏でます。
これにより、ボーカルの繊細な息遣いや、アコースティック楽器の音色がクリアに耳へ届くでしょう。
また、スマートフォン向けの専用アプリを使用することで、好みの音質に調整することができます。
さらに、設置した部屋の音響特性を測定し、その環境に合わせて音を自動で最適化するルーム補正機能も特徴です。
良いところ
IP67等級の優れた防塵・防水性能
砂埃の侵入を防ぎ、水に濡れても耐えられるIP67等級の強固な保護性能を備えています。
キッチンやお風呂場などの水回りから、アウトドア環境まで、故障の不安を感じることなく持ち運びが可能です。
水濡れが心配なプールサイドや、砂埃が舞いやすいキャンプ場でも動作してくれます。
過酷なアクティビティにも同行させられる、信頼性の高いポータブルスピーカーです。
専用アプリによる柔軟な調整機能
無料のSonos専用アプリをスマートフォンに導入することで、自分好みの音響空間を作ることができます。
アプリ内のイコライザー機能を使えば、低音の響きや高音の抜け具合をスライダー操作で微調整可能です。
それに加え、設置された空間の音の反響などを感知して、自動で音響バランスを整えるルーム補正機能も備わっています。
寝室の片隅や、障害物の多いリビングなど、置いた場所の状況に合わせて常に最適なサウンドが引き出される仕組みです。
進化したペアリング操作と接続性
前世代のモデルで指摘されていた操作性の課題が見直され、使いやすくアップデートされました。
本体には、Bluetooth接続専用の独立したペアリングボタンが新たに配置されています。
これにより、自宅のWi-Fiネットワークが届かない屋外でも、迷うことなくスムーズにスマートフォンとの接続が可能です。
複雑な設定を必要とせず、使いたいときに直感的にペアリングを完了させられる操作性は進歩といえます。
注意点
バッテリー駆動時間の短さと音量の限界
内蔵バッテリーによる連続再生時間は約5時間となっており、短めの設計です。
そのため、朝から晩まで丸一日中外出し、屋外で音楽を流し続けたい場合には、心もとなく感じるかもしれません。
外出時にはモバイルバッテリーを持参するなど、あらかじめ充電環境を考慮しておくことをおすすめします。
また、ボリュームを極端に大きくしすぎると、音が圧縮されてクリアさが失われる傾向があります。
本体のポテンシャルを最大限に活かすためには、音量を上げすぎず、適度なボリュームで聴くのがベストです。
他モデルと迷うなら
Sonos Roam SL
本体からマイク機能や音声アシスタント用のシステムを省いた、シンプルな位置づけの姉妹モデルです。
スピーカーに向かって声で指示を出すスマート機能が不要な方にとって、すっきりとした選択肢になります。
また、設置場所に合わせて音を自動調整するルーム補正機能も搭載されていません。
高度なインテリジェント機能を使わず、シンプルに音を鳴らすためだけのデバイスを求めるなら一考の価値があります。
JBL Flip 6
コンパクトさの中に豊かな重低音や、周囲を圧倒するような大音量の迫力を求めるなら、JBLの定番モデルがライバルとなります。
腹に響くような力強いベース音を重視したい方にとって、満足度の高いサウンドを体験できるでしょう。
Wi-Fiを介したネットワーク連携や、Sonos独自の各種スマート機能は特に必要ないという割り切りも大切です。
屋外や広い空間で、純粋にパワフルなBluetoothスピーカーとして音楽を浴びたい場合には、こちらをおすすめします。
Q&A
Q. Googleアシスタントには対応していますか?
A. こちらのモデルは、Googleアシスタントには対応していません。
音声でのアシスタント操作を行いたい場合は、Amazon Alexa、またはSonos独自の音声コントロールシステムをご利用ください。
Q. 複数デバイスとの同時接続(マルチポイント)は可能ですか?
A. 残念ながら、複数デバイスに同時にワイヤレス接続できるマルチポイント機能には対応していません。
音楽を再生する際は、一度に接続できるオーディオソースは1台のみとなっています。
まとめ
Sonos Roam 2は、Bluetooth接続に加えてWi-Fi接続にも対応した、柔軟性の高いポータブルスピーカーです。
すでに自宅でSonosの音響エコシステムを構築している方なら、新しい部屋用の追加デバイスとしてスムーズに導入できるでしょう。
砂埃や一時的な水没にも耐えうるIP67等級の高い防塵・防水性能を誇り、専用アプリによるルーム補正や音質調整も可能です。
一方で、重低音の迫力や長時間のバッテリー駆動を最優先する用途には不向きな面もあります。
Sonos製品との連携を重視する方や、持ち運びやすさと音質のバランスを求める方に適した製品です。
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