肩の評価で迷わない!シンプルに整理できる“フェーズ別の見方”
こんにちは!
神戸店の川添です!
先日、リフォーマーセミナーが神戸店で開催されました!
今回はつくば店オーナーである清水さんが来てくださいました!

個々のエクササイズを伝えるだけではなく、セミナーを通してインストラクターとして成長できるようなプログラム構成はとても勉強になりました!
N pilatesのセミナーはただエクササイズの方法を学ぶだけではなく、解剖・運動学からの観点やインストラクターとしてどう指導をしていくかなどをしっかりお伝えしていきますので、しっかりレベルアップできます!
今年の神戸店でのセミナーは終わりましたが、また来年からもいろんなセミナーやっていくので、ぜひお待ちしております!
その他関東でのセミナーはこちらから
それでは本題に入っていきますね!
「肩甲骨の動きをどう評価すればいいのか、毎回迷ってしまう…」
「寄せて・下げてと教わったけど、クライアントの肩は楽にならない…」
「巻き肩や肩の詰まりを見ても、エクササイズにどうつなげればいいのか分からない…」
インストラクターや若手PTなら、誰もが一度はこんな悩みにぶつかるのではないでしょうか。
実際、スタッフの研修中にも同じ場面がありました。
肩甲骨の評価を練習しているとき、
静止立位では「外転している?」「下方回旋している?」と混乱してしまい、最終的にエクササイズにどうつなげればいいのか分からなくなってしまったのです。
これは現場で本当によくあるつまづきです。
肩甲骨は自由度が高いので、細かく見すぎるとどつぼにハマります。
だからこそシンプルな視点を持つことが大事!
それだけで肩の評価は驚くほど整理され、アプローチも迷わなくなります。
今回はシンプルに見れる方法をお話ししていきますね!
それではいきましょう!
静止立位だけで判断していませんか?

肩の評価を始めるとき、多くの人がまず立位で肩甲骨の位置を確認します。
「肩甲骨が外に広がっている」
「少し下方回旋している」
「翼状肩甲のように浮き出ている」
もちろん静止時のアライメント観察は大事です。
僕もそれはします!
でも、静止立位だけで「悪い」「良い」を決めつけると迷子になりやすいのです。
研究でも静止姿勢だけで判断することの難しさが指摘されています。
肩甲骨の位置や動きは個人差が大きく、静止立位でのアライメントだけでは機能を十分に判断できないと報告している。
動作で見てこそ分かる肩甲骨の本質
例えば、立位では肩甲骨が外転気味に見える人。
「外転しているから前鋸筋が硬いのかな?」と思いがちです。

でも動作を見てみると、
肩甲骨がほとんど動かず、胸郭を前に突き出して代償し
最終域では肩の前が詰まって動きが止まる
→ 実は「外転しすぎ」ではなく、前鋸筋が初動で使えないせいで崩れていたケース。
逆に、立位では肩甲骨がきれいに見えていても、90°を超えていくと急に詰まる人もいます。
この場合は、下部僧帽筋や外旋の不足が疑われます。
つまり、静止と動作は必ずセットで評価する必要があるのです!
「寄せて・下げて」の指示が肩を詰まらせる理由
クライアントの肩の悩みで多いのは「巻き肩」と「肩の詰まり感」。
そこでよく言ってしまうのが——
肩甲骨を寄せて!
肩を下げて!
胸を開いて!
ですが、これらは本来必要な肩甲骨の動きを妨げることが多いのです。
挙上に必要な上方回旋や後傾を止めてしまい、肩の詰まりを強めます。
下部僧帽筋が過剰に緊張すると、肩甲骨回旋運動を抑制する方向に作用する可能性もある。
肩甲骨に本当に必要な3つの動き
肩甲骨の正しい動きを整理すると、次の3つに集約されます。
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