初海外旅行 in ベトナム Day 9
この旅で一番きつかった日の話...
二度と参加しないツアー。いや、ツアー自体はとても良かったが…。体力もろくに残っていない9日目に参加するべきではなかった…
古都ニンビンを巡るツアーに参加
朝から体調がよくなかった。お腹の調子がずっと微妙で、この日はとうとう朝食を抜いた。毎日食べたいものを食べまくって、飲み物もセブンアップか炭酸かジュースしか飲んでなかったツケが回ってきた感じ。体よ、よく今まで持ってくれた。
7時半にツアーのお迎えが来て出発。
この日のツアーメンバーが国際色豊かだった。アメリカ人女子3人組、ホーチミン夫婦、インド人4人組。
インドガイズ4人はなかなかルーズなガイズでガイドのノーイが呼びに行くまで来る気配も見せなかった笑
すごい気の良いやつらで悪い人ではなかったけど、これがインドタイムか?と思い知った。

ホーチミン夫婦はこの旅で出会った中で一番まともだった。年齢差がある夫婦で、なんかフリフリした感じの可愛いカップルで。このふたりのおかげで助かった部分が後から判明するんだけど、それは後で。
古都ニンビンで短時間の地獄登山
古都ニンビンのムア洞窟と蓮畑を見学。

洞窟はひんやりしてて気持ちよかった……のは束の間で、灼熱の中の登山がマージで地獄だった。「すぐ登れるよ」というノーイの情報を真に受けて挑んだら、急すぎて「階段」というより「登りやすく整形した崖」だった。現地の人の「すぐ」は絶対信じてはいけない。あの人たちは毎日登ってるから足腰が違う。
2人とも息絶え絶えでなんとか登りきったら蓮畑が見渡せて、まあ綺麗だった。下から見るより上からの方がよかったのは確か。ただその頃にはもうすでに夏バテ気味で、景色に感動できる体力が残ってなかった。

あ、あとそこで日本人観光客(名古屋から来た人)にも遭遇してなんだか嬉しい気分になった。写真も撮ってもらった。ありがとう同郷のカップル🙏🏾
古都巡り
テンプル的なやつをいくつも回った。
説明が英語で聞いてもあまり理解できなかったが
唯一覚えているのはテンプルに入るもんは天井を低くするか、乗り越える足場を高くすることで自動的に頭を下げさせて一礼の代わりにするという理にかなった設計になっているらしい。自動的BIG RESPECT。いい設計や。
地獄ツアーの束の間の休息
お昼ご飯はツアーの昼食だったんだけど、なぜかこの旅ではずっと食べまいと敬遠していた生野菜に手を出してしまった。トイレも臭かったし衛生的に怖いとわかってたのに。旅の疲れで判断力が落ちてたんだと思う。でも何もなかった良かった…

地獄のボート編
続いてタムコックはお休みだったので、別の場所で伝統的なサンパンボートへ。
手漕ぎのボートでおばちゃんたちが漕いでくれるやつ。頭ギリギリの洞窟をいくつもくぐりながら水路を進んでいく。映像で見ると絶対に絶景。
ただ、暑い。水が冷たくない。飲み物がない。終わりが見えない。

洞窟に入ったら涼しいかと思ったら普通に蒸し暑かった。水が冷たくないから洞窟も涼しくない。飲み物は「持ち込み禁止」みたいなことをガイドが言ってた気がして買わなかったら、他の客がお菓子まで普通に持ち込んでた。あの指示はなんやったんや笑
唯一良かったのはホーチミン夫婦がベトナム語でガイドに交渉してくれたおかげで、他のグループが行かないスポットに降ろしてもらえたりした。この夫婦がいなかったらただただきつかったと思う。本当にありがとう🙏🏾🙏🏾

ボートの後半はほとんど無口になった。私たち夫婦が無口になることは普段ほぼない。それくらいしんどかった。気を紛らわすために「あの草、ソーセージみたいな形してる」「そこからソーセージ出てくるんだって」という会話を延々してた。ソーセージの草。旅の思い出として一番鮮明に残ってるのがソーセージの草っていうのは、なんかね…笑
ボートから降りた瞬間、売店に直行した。高くていい、なんでもいいから冷たいものをくれ。それくらいの意気込みで走った。
こうして地獄のツアーは終わった。行くとしたら初日か2日目の体力がまだある時をお勧めします。

体力を回復させる
ホテルに戻って、ホテルのスパ60分へ。ただもうマッサージしないと夜ごはんにも行けない体だった。
アロマの香りがする部屋で、オイルマッサージ。やっと人間に戻れた気がした……
のだが。
施術中に耳元でオイルをこぼされた。
耳がオイルだらけになった。
せっかくリラックスしてたのに耳の中がぬるぬるしてる状態になって、「あ、これは事故やな」と思いながら終了した。まあ悪意はないし、気持ちよかったのは気持ちよかったんだけど。耳のオイルは想定外だった。
爆音夜ご飯
夜ごはんはいい感じのメニューをキャッチの兄ちゃんに見せられていいね!ってなったから案内してもらったらまさかの爆音クラブの目の前の屋台。
マッサージでせっかく整ったのに……爆音の中で食べることになった。しかも頼んだ料理が写真と全然違って、麻辣系かと思ったらトマト味の厚揚げみたいなやつだった。

まずくはないけど「これを食べるためにここまで来たのか」という静かな虚無があった。
その後BRGマートでお土産を買って、ホテルへ。
この旅で一番きつかった日だった。
この地獄の日を総括
体調不良、地獄の階段、終わりの見えないボート、耳オイル、爆音飯。フルコースで消耗した。でも今となってはいい思い出で、「ソーセージの草」のことは多分ずっと覚えてる。
旅ってそういうもんやな、と思う。楽しかった記憶より、しんどかった記憶の方が妙に鮮明に残る。
でも楽しかった。
