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あんぽんたん長男の真価

*この記事の文字数:約1000文字*

うらやましい。

そんなもの欲しげに見てしまう自分がいました。

それは、長男が所属するバスケチームの子ども達の進路を聞いた時でした。

先週、長男の同級生たちの高校が、次々に決まっていったのです。

すごい!
おめでたい!
よくがんばった!

もちろん祝福する気持ちが一番大きい。
だけど、その反面。

いいなぁと羨ましくなる母の顔が出てきてしまいました。

そして、「もし長男だけ‥」
と余計なことを考えてしまうわたし。


先日「行ってきます」と家を出ようとする長男を見て、ギョッとしたことがありました。

制服の下に着ている長袖シャツ。
喉の下にタグが見えています。

ということは?
裏表、かつ後前はんたい!!

どういう心境なのか問いただしました。
「誰も気にせんから大丈夫」
と一言。
お母さんは気にかけてもらえる人になってほしいょ🥲
こんな調子で、本当に大丈夫なの?


だからこそ、友達の合格がまぶしく見えたのかもしれません。

ふと、長男はどんな気持ちなんだろうか、と気になりました。

仲の良い友達が高校に受かったと聞いて、
「うらやましい?」
と声をかけてみることに。

すると、待っていたのは意外な答えでした。

「いや、全然!」

と言うのです。

「嬉しかった」
「そもそも受かると思ってた」

と。

汚い言葉ですが、
「こいつすげぇな」
と思いました。

「アホやけど、えぇやつやな」
と。

「自分はどうなん?」
と聞いてみると、

「受かる!勉強してるもん!」

と即答。

どこから湧いてくるの?
その自信。

そこがもうアホなんかもしれません。

だけど、あんぽんたん長男から、学ぶことの多い母です。

不意にこんな問いが浮かびました。

「わたしは、他人の成功を自分の不安にしていなかっただろうか」

はい、してました🙋

でも、長男は前だけ向いていました。
未来を信じてた。

そんな息子を見て、
「今がんばっている」
ということが大切なんだと気付かされました。

正直、不安がなくなったわけではありません。
揺れる気持ちもあります。

今は道が決まる前。
その不透明さがわたしは怖いのかもしれません。

未来はわからない。
でも、今、がんばっているその姿を信じてみよう。

そうやって、母は、息を吹き返すことができました。

バスケの応援席で、口にする言葉があります。
勝ってても、負けてても、

最後まで、最後まで!


その言葉を、今はそっと、自分と息子にむけてみたいです。


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のぞみん|揺れる乙女、45歳 いただいたチップは、創作活動に使わせていただいております。 その活動をまたnoteにも還元しています。 いつも温かい応援をありがとうございます🤗