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「受け取る」に、完璧はいらなかった。たぶん。

嬉しいはずなのに落ち込む。
余裕がない。
あせる。

人が集まってくれたことが嬉しいはずなのに、なぜかプレッシャーを感じた。

しっかりやらなきゃ。
感謝をちゃんと返していかなきゃ。

喜びで確かにとろけた。
だけど、すぐにわたしの体はカチンコチンになった。

スタートする前に、わたしは、こんな気持ちになるなんて想像していなかったのに。

メンバーシップを始めてからの数日間のわたしの正直な気持ちだ。

だけど、そのときのわたしはまだ気づいていなかったのだ。

わたしの心の底にあった気持ちに。

メンバーシップを始めるとき、正直なところ、スタートは2〜3人来てくださったら十分だと思っていた。

だけど。
ふたを開けてみると、5月だけで8人の方が入ってくださった。
6月にも新しく参加してくださる方がいて、気がつけば15人。

もちろん、お試しで入ってくださった方もいる。

だけど、通知が届くたびに、
「わぁぁ」
「うそやん!」
「ありがたいぃぃぃ」
思わず声が出た。

本当に嬉しかった。

だけど、実際には、それはほんの一瞬だったように感じる。
なぜなら、時間が経つにつれて、別の気持ちが湧いてきたから。

「わたしは返していけるのだろうか」

わたしは、なんの戦略も持っていなかった。

「なんだかやりたい」
曖昧すぎるその気持ちだけで始めていた。

開設できることが嬉しくて、
「もしよかったら♡」
と案内した方もいた。

でも、本当に来てくださってから気づいた。

わたしは何のお菓子も持ってないのに、
「来て来て」と言ってしまっていたのだ、と。

急激に不安やプレッシャーのようなものが押し寄せてきた。

ヤバい。
息子風に言えば、「つんだ」

だけど、そんな時、助けてくれた人達がいた。

やっぱりそれも、メンバーシップの方々だったのだ。

「今のうちにいろいろ試してくださいね」
「メンバーシップを作るなら、最初に誰か
いた方がいいと思って入りました」
「等身大の文章が大好きです」
「のぞみんのランチ会行きたいからわたしも
有料記事書いてみようと思う」

そんな言葉の一つひとつに、「応援」と「愛」が込められていた。
たぶんだけど、わたしを思い浮かべながら、励ましの記事を書いてくださった方もいた。

泣ける。
ありがたかった。

でも同時に、わたしは、あるものの存在を強く意識したのだ。
また、この壁が出てきたかと思った。

それは、
「受け取る」のが怖いということ。

それはもう、めちゃくちゃ怖い。

頭ではわかっている。

応援を受け取っていい。
愛を受け取っていい。
受け取らなことは失礼だ、と。

自己啓発の本でも読んできた。
分かってはいるのだ。

それなのに、心のどこかが
「ほんまにいいの?」と聞いてくる。


そういえば、Kindle出版した時もそうだった。

「読んだよ」
「涙が出たよ」
そんな言葉をいただいた。
たくさんの方がレビューを書いてくださった。

じゅぅぅんと喜びが広がって、ただただ嬉しかった。


それでも、最初はやっぱり怖かったのだ。
「いいんやろうか?」

疑ってるわけじゃない。
だけど、「怖い」が出てきてしまう。

思えば、わたしは昔から、受け取ることが苦手だ。

プレゼントをもらうと申し訳なくなる。

何かしてもらうと、「返さなければ」と思ってしまう。
何かわたしも貢献しなきゃ。

「受け取れない」問題がわたしの前に何度も現れる。

乗り越えたつもりだった。
けれど、迂回していただけだったのかもしれない。

できることなら、もう最後にしたい。
そう思った。


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