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キライだけど、嫌いじゃない

恩義がある相手。
だから、見たくない。

「それは言い過ぎでは?」
「言葉が重い……」

そう感じながら、苦笑いしていました。

先日、大勢でご飯を食べに行きました。

その中に、これまでに、とってもお世話になった方がいました。
その日も、場を盛り上げようとしてくださっていた。
それは伝わってきました。

だけど、そのときわたしは、苦しかった。

時間が経てば経つほど現れる疲労感。

つ……疲れた……

なんとか帰宅したものの、何がこんなにしんどかったのか、すぐに分かりませんでした。

分かっていたことは、とにかく、
「もう寝たい…」ということ。

翌朝、ずっと考えていたら、疲労の正体が見えてきました。

それは、無意識にこう感じていたからでした。

「お世話になった方の文句を言ったらダメだ」
「見なかったことにしよう」
そう思っていたのです。

だから、苦笑いで済ましていた。

でも、振り返ると、それが良くなかったのでしょう。

相手のことは、否定しなかったかもしれません。

その代わりに、
ある気持ちを無視していたことに気が付きました。
「その日の疲労」が教えてくれたことです。

「悲しい」は大切にしよう。
「苦しい」にも耳を傾けよう。

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