「お母さん」は一日にして成らず|10年前のあなたにアドバイスするとしたら?|ハッピーライティングマラソン#41
*この記事の文字数:約1000文字*
あなたの夢はなに?
その質問が嫌いだった。
答えても、きっと笑われるから。
「それだけ?」と。
わたしの夢は、「お母さん」になることだった。
家族がほしかった。
男の子2人の、お母さんになりたかった。
「はじめてのおつかい」の影響も、
あったかもしれない。
わたしは30代前半で夢が叶った。
そう思っていた。

甘かった。
「お母さん」は、一日にして成らず。
家族が寝息を立てている隣で、布団にくるまり、涙が止まらないこともあった。
なにもかも嫌になって夜中に大喧嘩した、
ワンオペの日々。
受け入れるまで時間のかかった、次男の発達おくれ。
あとから分かった、長男のでこぼこ。
どれもこれも一筋縄では解決しないことばかり。
なんで、わたしだけ?
もっとスマートに生きたいのに。
そんな言葉が、頭の中をぐるぐる回ったこともある。
家族ハードルは、わたしには避けて通れない。
回り道もできない。
だからこそ。
わたしは、自分を成長させるカテゴリーを、「家族」に選んだのかもしれない。
家族を通して、心を学びたかったんだと思う。
仕事なら、回り道したらいい。
他人なら、関わらずに通れる。
だけど、家族については、見て見ぬふりはできない。
大切なものだからこそ、
体当たりするしかなかった。
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10年前のわたし。
34歳。
これから、
「しんどい」
そう思うことは、たくさんある。
泣いてもいいよ。
立ち止まっても大丈夫だよ。
でも、少し顔を上げて近くを見て。
あなたの周りには、あなたの大切なものしかないよ。
かわいいなぁ。
愛おしいなぁ。
ずっと大切に抱きしめていたいなぁ。
そんな存在だからこそ、いつも真剣勝負。
あなたを成長させてくれてるんだよ。
こんなに幸せなことはないね。
大丈夫。
一気に片付けなくていいから。
一つひとつ、向き合ったら、
少しずつ、繋がっていくから。
すぐに答えが出ないこともある。
たまには、Uターンしているように感じることもあるかもしれない。
なんでもすぐに解決したら、みんなすぐに仙人になっちゃう。
でも、きっと。
あなたが進む方向は、すべてが正解。
回り道には気づきがいっぱいある。
あなたの未熟さは、
子どもたちが気づかせてくれる。
自信がなくても大丈夫。
学びながら進もう。
もう少し先で、待ってるね。

わたしはまだ、お母さん15年目。
リビングの写真立ての中で、
七五三の息子たちにそっと手をのせて、
わたしは笑っていた。
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本田健さんのハッピーライティングマラソン#41について書かせていただきました。
ご参加させていただき、ありがとうございました✨
2026.3.16追記
たくさん読んでくださり、ありがとうございます😊♡



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