人生で初めて、生理休暇取りました
みんなあることだから。
わたしだけ甘えるわけにはいかない。
お腹が痛くても、ふらっとしても、
仕事に行かないという選択はしにくいものです。
特に、40代のわたしにとってみれば、
皆勤賞を褒められる時代を過ごしてきました。
高校は、3年間お休みせずに通学。
そのときは、正直、誇らしくもありました。
でも、在学中には、高熱が出ることも、貧血で倒れそうになることもありました。
しんどくても、歯を食いしばり、片道1時間かけて通っていたのです。
今振り返ると、そこまでして通う必要があったのかどうか。
子どもがもし、同じようになったら、きっと学校には行かせないでしょう。
しんどいときは、休んでいい。
それが、今のわたしの価値観です。
だけど、ちょっとがんばったら行けそう。
そんなときは、少し迷います。
迷ったときは、
「誰かが迷惑するかも」
より、「自分はどうしたいか」
を見つめてみるって、大切だなぁと思うのです。
わたしは先日、人生で初めて生理休暇を取りました。
これまで、職場で取得した人はいません。
もしかしたら、そのフロアで取ったことがある人も、いないかもしれません。
だから、本当に使っていいものか、何度も確認しました。
取得するのを伝えるのは、男性の上司。
ありがたいことに、すごく優しい方です。
それでも、やっぱりどう思うかな?
生理って、口に出すのもちょっとなぁ。
そんな抵抗感がありました。
だけど、取ってみたいと思ったのです。
その理由のひとつは、わたしが休暇制度を案内する立場だからです。
誰も取ったことがないなら、一度くらい、わたしが取ってみてもいいのかもしれない。
そんな気持ちがありました。
今年の初めに、
「今年は一度、生理休暇を取ってみよう」
と決めていました。
それでも、毎月その日が来るたびに、
「今回はまだいいかな。」
「もう少ししんどいときにしよう。」
そうやって半年以上見送り続けてきました。
背中をおしてくれたのは、労働規則でした。
そこには、こんな言葉が書かれていました。
「躊躇わず、遠慮せずにとってください。」
その一文が勇気をくれました。
そして、もう一つ、理由がありました。
わたしが、今の事務職に就いたとき、長男は4歳、次男は1歳でした。
時短勤務できる条件でした。
それなのに、しなかった。
わたしの職域で使えることを知らなかったのです。
そもそも、周りに使っている人がいませんでした。
制度としてちゃんとある。
だけど使っている人がいない。
だから知らなかったのです。
それから10年以上が経ち、いろいろな部署で、「時短勤務」という言葉をよく聞くようになりました。
制度は、あるだけでは広がりません。
誰かが使って初めて、「こういう制度があるんだ」と知る人がいます。
今回、本音を言うと、「もう無理」という状態ではありませんでした。
だから、休むと決めた後も、なんだか悪いことをしているような気持ちでした。
病気じゃないしなぁ。
毎月のことだし。
30年以上、付き合ってきてるのに。
今さら?
誰かに言われたわけではありません。
仕事は休んでも、心はずっと休まりませんでした。
これくらいで休んでいいのだろうか。
そう、一番、ためらっていたのは、わたし自身でした。
翌日、職場へ行きました。
どんな空気になるんだろう。
何か言われるかな。
自然と鼓動が速くなりました。
だけど、返ってきたのは、
「はい、わかりました。」
それだけでした。
半年以上、心の準備をしていました。
あまりにも一瞬でした。
今回、もう一つ考えたことがあります。
わたしはどこかで、
「もう動けないくらい、しんどくなければ、
生理休暇を取ってはいけない」
と思っていました。
でも、本当にそうなのでしょうか。
家のことはできる。
少しがんばれば、仕事にも行ける。
そんな日でも、一日休めることで、そのあとも働き続けられる人もいるかもしれません。
育児休業や時短勤務も、仕事を続けるための制度です。
生理休暇も、その一つなのかもしれない。
取ってみて初めて感じたことでした。
今回お休みすることで、こんなに罪悪感が出るものかと驚きました。
けれど、わたしが一度取ってみることで、
お休みしていいんだ、
そう思える人が、一人でも増えたらうれしい。
そんな空気が、
すこしずつ、広がっていけばいいなぁ。
そう願っています。

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