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揺れてるもんだと思ってた

雨の日。
次男が、自転車で転んだ。
友達と遊んで、公園からの帰り道だった。

膝と肘を擦りむいて、血を流して帰ってきた。
中2の次男史上、一番の怪我かもしれない。

涙も浮かべず、痛くないという。
眉毛だけが下がっていた。

だけど、わたしは知っている。

わたしも9年程前、職場からの帰り道、坂道ですっ転んだことがある。
長男を後ろに乗せていた。
人前ではアドレナリンが出ていて、全然痛くない。
だが、これが、時間が経つとだんだん痛くなる。
傷を見ては、痛い気持ちになっていくのだ。

次男も漏れなく、そうだった。

夕飯を食べながら、テンションがこの上なく低い中2男子。
食欲がない。
いつもはお代わりするのに、半分でお腹いっぱいだという。
代わりに
「痛くなってきた」
「絆創膏が変な色になってきた」
経過報告が終わらない。

その日はメソメソしながらもなんとか寝た。
しかし、翌日はバスケの練習。

「擦り傷と打ち身で痛いから、今日は無理や」
「コーチになんて言おう。」
「見学でいいかな。」

何度も、報告のシミュレーションをする。
どう伝えたらいいか最適解を求めて、わたしで壁打ちするのだ。

「ナンボほど聞くねん!」
と突っ込まずにはいられない。

そういえば、小学校の入学式前にも、うんざりするほど質問された。
靴箱の位置や教室の場所、そして親が体育館に入ってくるタイミングまで。
しらんがな。
心配性すぎる。

そうやって、考えていると、ハッとした。

……わたしもやん。

普段はまったく気にしないこともある。

でも、一度「どうしよう」が始まると、
頭の中にいくつもハテナが浮かぶ。

だから、わたしは「揺れる人」なんだと思っていた。

でも、最近ある見解をいただいた。

「のぞみんは『揺れてる』けど、それをストレートに出して、ストレートに気持ちを語っているから、読んでる人にはまっすぐ見えて惹きつけられる」
と。
うわぁ嬉しい。

だけど、「ストレート」という言葉が、頭に残った。

確かにそうかもしれない。
ゆらめくとか、儚げな揺れじゃない。

わたしは、
右にダッシュ。
ちがった!
左にダッシュ。
としているだけかも。
直線やったんや……
ふいに、そんな考えが降りてきた。

そして、その原動力の正体は、もしかしたら、「怖さ」なのかもしれない。

たまに、「コミュニケーション力がすごい!」とお褒めいただくことがある。

だけど、ごめん。
大間違いだ。
わたしは、確かめたいだけなのだ。

「ほんまはどう思っとんの?」

怖いから、ちゃんと確かめたい。

顔を合わせないと分からない空気感がある。
聞いてみて初めて知る気持ちがある。

わたしは、安心したいのだ。
一歩踏み出したいとか、そんな気持ちじゃない。

noteを書くのも怖い。
「どこまで本当の気持ち書いていいんやろうか」
「書いたら離れていってしまうかも」
常にそんな言葉が頭をよぎる。

メンバーシップを開いてみたかったのは、きっと。
「noteを歩んでいくのが不安だった」
そんなネガティブな気持ちだったかもしれない。
それならば、わたしは言いたい。

「不安よ、よくやった!!」と。

なぜなら、わたしは、メンバーシップを開いて、自分でも驚くほどご機嫌である。

開設して、ようやく1か月が過ぎた。
その間、夫がむすっとしてても、店員さんの態度が悪くても、ノーダメージだった。
頭の中はブランコでいっぱいなのだ。

とは言っても、はじめる前には、しこたま緊張した。
誰も来ない未来を覚悟していた。

だけど、今1か月が経ち、18人の方が集まってくださっている。
大丈夫、ちゃんと分かっている。
これからも、「ずっと」ではないと。

だけど。
だから。
こうやって立ち寄ってくださっていることがなにより嬉しい。

入ってくださっている方の何人かからは、
「メンバーシップ初めてなんです」
という声をお聞きした。

わたしは20年以上経って、初めて分かった。
「初めての彼氏がオレなのうれしい」
の意味が。

ブランコを開設する前には、怖かった。
怖すぎた。
差し違える覚悟だった(誰と?)

だけど蓋を開けてみれば、心が震える言葉をたくさんいただいた。

「今のうちにいろいろ試してくださいね」
「メンバーシップ作るなら最初にいた方がいいと思って」
「のぞみんのランチ会行きたいから有料記事書いてみようと思う」
「メンバーシップ始めると聞いてから楽しみにしてました」
「のぞみんのおかげでご縁が広がりました」
「一緒に揺れていきましょう」
「そのままののぞみんが大好き♡」
「ブランコ、あたたかくて居心地が良い」

わたしの宝物だ。

44年目にして、
自分の「揺れ」の正体が、少し見えた気がした。

わたしは、揺れていたつもりだった。

だけど実際は、直線の往復ダッシュだった。
怖いから。

まぁ、「揺れ」の正体が分かったからと言って、
メンバーシップを「ブランコ」から「右往左往」に改名するつもりはない。
ブランコの名前は気に入っている。

ということで、「揺れてもいいよ」を噛みしめながら進んでいます。

もし、
「一緒に乗ってみようかな」
「ちょっとその場に行ってみたいな」
と興味を持ってくださったら、ぜひお立ち寄りください。
そのための初月無料ですから♡

待ってます🤗



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のぞみん|揺れる乙女、45歳 いただいたチップは、創作活動に使わせていただいております。 その活動をまたnoteにも還元しています。 いつも温かい応援をありがとうございます🤗