これからの本屋さんは『あるかしら書店』化していく。ところで、あれはあるかしら?
『あるかしら書店』を読みました。
ヨシタケシンスケさんの絵本はやさしい画風にはっとさせられる内容がとても素敵で、本屋さんで見かけるとついつい手にとってしまう。不可避の罠です。
〜いよいよ「本の時代」がやってくる!!〜の帯に引き寄せられて、平積みされていたのを買いました。

本には読むこと以外にも価値がある。
小学生の時、本棚に飾るための本を買ったことがある。
白い竜の絵が表紙の海外のファンタジーの翻訳で、学習机の右上にある本棚に置いたら、何だか大人になったような気がしてどきどきした。かっこよくて、本棚にしまっては、出して眺めていた。
小学生のわたしには難しかったのか、思いのほか分厚い本に飽きてしまったのか、内容は全然覚えていない。けれど、学習机を卒業してからも本棚にその本はあって、本棚をかっこよくしていた。
今もあると思っていたけれど、探したら見当たらなくて、何度かの引っ越しの折に失くしてしまったようだった。
今思えば、小学生のわたしはあの本に読むこと以外の価値を見出していて、もし本棚にかっこいい本を揃えますというサービスに出会っていたらお年玉はたいて利用しただろうと思う。(いまもちょっと利用してみたい)
物語や情報を読む媒体は、
日々どんどん増えて便利になっていく(きた)けれど、それに伴って、本が持ってるモノ的な価値は、これからどんどん見直されていく。
私家版や自分だけの本を作れるのは、とても嬉しいことだし、家族の本を残せたら、掛け替えのないモノになる。
そういうサービスを求める人は増えると思うし、読むための本以外の、本の価値をつくるのはとても素敵なことです。
読みながらほんわかわくわくしていたのだけれど、ふと、本とそのまわりの価値を創造して提供していくのがこれからの本屋さんだなぁとピリリと刺されました。
こんな本があったらいいな!という子供のこころと、
こんな本があったらいいよな…と思う大人のこころの間で、
ニヤニヤと妄想できる素敵な一冊。
ということで、
思い出せない本を見つける本は、あるかしら?
…。
…おじさーん!!
#本 #読書 #小説 #コラム #コンテンツ会議 #書評 #読書感想文 #エッセイ
読んでいただきありがとうございました。
それでは!
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待てうかつに近づくなエッセイにされるぞ
あ、ああ……あー!ありがとうございます!!