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ハネムーン旅行記 〜ローマ編〜

会社から派遣されたドイツ出張のついでにイタリアでハネムーンをしてきた。
こう書くと謎めいているが、要はドイツ出張が終わった後にイタリアに飛び、イタリアで現地集合してからハネムーンをしてきたというわけだ。
刺激的で美しい8日間の旅だった。

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空港にて

ミュンヘン空港から飛行機に乗り、昼の12:30にレオナルド・ダ・ビィンチ国際空港に到着。
旅の開始早々、ロストバゲージに見舞われる始末。気分は完全に「oh my god...」

だが一つ救いだったのは、カウンターで対応してくれた男性スタッフが思いの外親切で、丁寧に対応をしてくれたことだった。
(思い返せば、イタリアの旅全般で感じたことだがイタリア人男性は結構丁寧に対応をしてくれた印象がある。女性が冷たかったわけではないが、感じが良いなと印象に残ったのが男性たちだった)

いずれにせよ、人生初のロストバゲージ。
荷物受け取り近くのカウンターで申請書を記入し、パスポートを提出し、諸々の申請が完了。以降は荷物が発見/到着次第、空港側がステイ先ホテルに荷物を届けてくれるよう。

旦那が空港に着くまであと6時間。
当初予定では、ローマ市内のホテルに先にチェックインする予定であった。

ただこの日、何となく勘が働いた私。
ワンチャン本日中に荷物をピックアップできるかもしれないと思い、
このまま空港に残り旦那が来るまでをタイムリミットとし、荷物が到着するのを空港で待つことを決意。
今思えば何故そう思ったのかは不思議だが、結果この決断が大正解‥!
ロストバゲージの申請をしてから約5時間半後、荷物が空港に到着した旨のメールを受信。

荷物がレオナルド・ダ・ビィンチ国際空港に到着したという旨のメール
神様のお告げのように感じた

すぐに空港スタッフに突撃し、メールの内容を見せて荷物をピックアップしたい旨を伝えると、何やら紙を渡された。そして保安検査場の前に立っている別のスタッフを指差し、「あの人に声をかけて」と一言のみで対応終了。ちなみに女性のスタッフであった。
ただ当時の私は、荷物を当日中に回収できる喜びと興奮でスタッフの塩対応にもめげず、保安検査場のスタッフに声をかけ、裏口入学ならぬ裏口保安検査場を通過し、荷物受け取りカウンターにて無事に荷物を回収。

無事にロストバゲージという難関を攻略。
その日は夜にホテルに到着し、次の日から心置きなく観光に向かうことできた。

街観光

ローマは街を歩けば遺産に出会う。
しかも遺産の多くは、歴史を辿ると紀元前から始まっているというのだから、積み重なった歴史の厚みに感服せざるを得ない。

月並な感想であるが、紀元前と言ったら日本では青銅や鉄製の槍で狩りをしたり、農耕がやっと始まろうとしている段階。ローマが文明的にどれだけ先を進んでいたかは、比較するとより唖然とするものがある。

コロッセオ(Colosseo)

個人的には、訪れた遺産の中で一番好きだった。
教科書にも載っているし、あまりにも王道中の王道の遺産ではあるが、
実際に目で見るとその迫力と建築物の美しさに心が震えてしまった。

意外にも市内の中に建っているコロッセオ
青空との美しいコントラス

コロッセオの中に入ると、メインステージをぐるっと囲う形で観客席が配置されており、一番上の観客席はかなり高い位置にある。
現代のアリーナやアメフト会場を彷彿とさせる、人類初の劇場型体験が行われていた地。

特に驚いたのは、会場の仕掛け。
中央ステージ下にある空間には「人力エレベーター」があったらしく、猛獣をエレベーターに配置し、人がロープを引っ張ることでステージ上に現れる仕組みであった。
観客たちは、まるで魔法のように猛獣が現れる演出に大歓喜したそう。

このような素晴らしい建物の中で行われていたのが、戦士同士の決闘や猛獣との対決、処刑の実行だったりするのだから、血が相当染み込んでいる場所でもある。
ここで行われたのがオペラや歌などの平和的な劇場体験であったのなら、その後の世界はもう少し平和だったかもしれない。

サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)

正直、人間が作ったとは思えない。
神様の存在を信じてしまうほどの説得力がある大聖堂。

天井がかなり高く、コーラス隊の讃美歌が綺麗に反響する空間。
天井や壁画に描かれた絵画や大理石の彫刻は、隙が全くないほど埋め尽くされていた。

重機も機械もない当時に、昔の人たちはどうやってこのよう建築物を建てたのか、不思議で仕方がない。
イタリアの旅を通して様々な教会を見てきたが、サン・ピエトロ大聖堂はダントツに圧倒され、感動し、訪れて良かったと感じる場所であった。

ただ、入場チケットを時間指定で事前購入したにも関わらず、入場するまで3時間近く待たされたのでオペレーションは最悪である。
しかし一度入場すると、これまでの待ち時間ストレスが一変に吹き飛んでしまうほど、ガツんとやられた場所なのでトータル行って後悔なし。

バチカン美術館(Musei Vaticani)

同じバチカン市内にある美術館も必見。
世界最大級を誇るこの美術館は、正直1日あっても見切れないほどの展示品の数々であった。

必見は、メデゥーサの頭を持つペルセウスの像と海蛇に身体を巻きつけられたラオコーン像。ギリシャ神話のおどろおどろしさを感じるが、彫刻自体は男性の黄金比と筋肉美が美しい。

メデゥーサの頭を持つペルセウスの像
ラオコーン像
(トロイアの神官ラオコーンとその息子2人が海蛇に巻き付かれている情景を彫刻にした作品)

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Altare della patria)

特に訪問予定ではなかったが、コロッセオ周辺を散歩していると高台に神殿っぽいものが見えたので、気になり訪れた場所。
長い階段の先には真っ白な建物と彫刻が並び、青空にとても映えていた。
あとで調べてみると、イタリア建国の父であるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の記念堂として建てられたそう。

入場料を払って中に入ると、背の高い支柱がずらっと並び圧巻の光景。
特に良かったのが観光客が少ないので、ローマの街を一望しながら人目を気にせずゆっくりと写真を撮ることができる。


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観光と並行して食事も素晴らしかったのでまた別記事で書こうと思う。

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