こうして、終わった。そして、動き出す。
前回の記事で、自然退職という制度について書いた。
今回はその続き。
実際にどういう形で終わったのか、そして今どう動いているのかを書く。
自然退職という形で、終わった
結果から言う。
自然退職扱いとなった。
社内規定通りの結末だ。望んだ終わり方ではない。過労で倒れて、体が回復しきらないまま、規定の期間が満了した・・・そういう終わり方だ。
でも、一つだけ救いがあった。
有給休暇を全部消化できた。
休職期間の最後に有給を全部使い切る形にしてもらえた。
これは法人との交渉の中で実現したことで、正直ほっとした。
有給が残ったまま退職になっていたら、もっと悔しかったと思う。
理不尽な終わり方だったけど、有給消化できたことは一つの前進だった。
手続きはまだ続いている
退職しても、すぐに全部が終わるわけじゃない。
今もいくつかの手続きが進行中だ。
離職票について
まだ手元に届いていない。退職理由は「会社都合」ではなかった。
法人からの書面には、「傷病により就業が困難であったことを理由とする自己都合退職」として処理される可能性が高いとあった。
ただし、最終的な退職理由の区分はハローワークが個別に判断するとのこと。
「特定理由離職者」に該当するかどうかは、離職票が届いてからハローワークで確認する必要がある。
傷病手当について
申請中で、まだ審査待ちの状態だ。
結果が出るまで、もうしばらく待つしかない。
ここで、同じ状況の人に知っておいてほしいことがある。
傷病手当金は申請すればすぐに振り込まれるわけではない。
初回の入金までには、おおよそ1ヶ月ほどかかるのが一般的だ。
申請の流れはこうなる。
まず医師に申請書を記載してもらう。次に職場(事業主)にも記載してもらう。そのうえでようやく申請に入る。
書類が全部スムーズに揃えばいいのだが、職場がなかなか記載してくれないというケースも耳にする。
特に退職後は、職場との関係が希薄になる分、書類の依頼がスムーズにいかないこともある。早めに依頼して、進捗を確認しながら動くことが大事だ。
審査が通れば、休職期間中の生活費の一助になる。
諦めずに申請してほしい。
ただし、もう一つ正直に書いておきたいことがある。
傷病手当が振り込まれるまでの間、1〜2ヶ月分の生活費は手元に確保しておく必要がある。
しかも傷病手当の金額は、給与の約3分の2。生活するには足りないと感じる人も多いはずだ。さらに退職後も社会保険料の支払いは続く。そして退職すれば市民税の支払いも発生する。
セーフティーネットはある。でも、すぐには手にできない。
制度が動き出すまでの間、自分でお金を用意しておかなければならない現実がある。
休職や退職を考えている人に、声を大にして伝えたい。
できる限り早めに、生活費の確保を考えてほしい。
在職中から少しずつ蓄えておくこと、家族に相談しておくこと・・・
それが休職・退職後の生活を支える大きな助けになる。
知っておいてほしい・・・特定理由離職者という制度
同じような状況の人に、ここで改めて伝えておきたいことがある。
「自己都合退職」と聞くと、失業給付を受け取るまでに3ヶ月の給付制限期間が発生するイメージがある。
でも、傷病が原因で退職した場合は「特定理由離職者」として認定される可能性がある。
特定理由離職者に認定されると
失業給付の給付制限期間(3ヶ月)がなくなる
比較的早く給付を受けられる
傷病による退職の場合、諦めずにハローワークで相談してほしい。
離職票を持参して「特定理由離職者に該当しますか?」と確認することをおすすめする。
「どうせ自己都合だから」と思って諦めないでほしい。
いきなり正職員ではなく、派遣から始める
退職が決まって、次のことを考えた。
正職員として働きたい気持ちはある。でも、また同じことが起きたら・・・そう考えると、踏み出せなかった。
ブラックな職場だった場合、また強いストレスを抱えてしまう。
体が壊れるまで頑張ってしまう自分の性格を、今回よくわかった。
だから、まずは派遣から始めることにした。
派遣なら、職場が合わなければ契約終了という選択肢がある。
正職員のように「辞めにくい」状況になりにくい。
自分のペースで、職場の雰囲気を見ながら働ける。
すでに派遣会社への登録を済ませて、条件を伝えているところだ。
夜勤なし、無理のない範囲で・・・そういう条件で探している。
完璧な職場じゃなくていい。まず体が慣れることが最優先だ。
終わりじゃない、次のステージへ
理不尽な終わり方だったと、今も思っている。
手当なしで管理職業務をこなして、過労で倒れて、ボーナスももらえずに退職・・・納得はしていない。でも、ここで止まっていても何も変わらない。
有給を消化できた。派遣への登録を始めた。傷病手当の申請もした。
一つずつ、できることをやっている。
同じような状況で悩んでいる人に伝えたいことがある。
退職は終わりじゃない。次のステージへの入口だ。
体を大事にしながら、自分のペースで前に進んでいい。
完璧に回復してから動き出さなくていい。小さな一歩でいい。
私もまだ、途中だ。でも、動いている。
(これまでの記事はプロフィールからどうぞ)
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