これまで番組に出てくださった方へ感謝を込めて その3
人は人の想いで、また一歩前へ進める
― 出会いが、次の挑戦を生んでいく ―
2025年、ラジオを通して出会った方々との時間は、
対話を重ねるほどに、困難な日々のただなかで、
「そこにいていいよ」と優しく手渡されるような瞬間が、
何度もありました。
そのおひとりおひとりのやさしいまなざしや熱い想いが、
巡り巡って、私たちの未来をやさしく、
そして力強く育んでくれています。
古新 舜 監督

映像を通して人の想いを社会に届け続ける映画監督。
映画という表現を通して社会課題を伝え、
行動と支援の輪を広げる力に、心から敬意を表します。
2025年クリスマスの日、
映画「ギブ・ミー・マイライフ!」プロジェクト
古新監督のクラウドファンディングは目標1,000万円を達成し、
最終的に1,250万円、473人もの方々の応援が集まりました。
私もこの挑戦のお知らせをたくさんの場で届けてきました。
その節は、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
ひとりひとりの想いが重なって生まれたこの成果は、
まさに「人の想いが未来を動かす力」を示していると感じています。
田中 ハルさん

ハルさんの場では、
1冊の絵本を2時間かけてハル式「対話型絵本読書会™」で味わいます。
絵本を通して、失うということ、あたりまえでない奇跡、
人生を豊かに生きることを共に感じる時間。
遠い日に、おいてけぼりにしてきた忘れ物が、
ふと見つかることさえあります。
子どもから大人まで、対話を交わすだけで、
人生にそっと寄り添う体験が生まれます。
本と対話がもたらす温かさと静かな力を、改めて教えていただきました。
西村 由希子さん

包容力と行動力で、そっと背中を押してくれる頼れる存在。
希少・難治性疾患(難病)の患者さんやご家族、研究者など、多くの人々がつながる場をつくり、情報や支援を届け続けていらっしゃいます。
東京大学での研究経験を経て、NPO法人ASrid理事長として、誰もが安心して交流できる中立的な場を運営。
毎年2月最終日の「世界希少・難治性疾患の日(RDD)」を中心に、難病への理解を広げる活動にも力を注いでおられます。
そのまなざしは一人ひとりに向けられ、力強くもやさしい光を放っています。
私は西村さんとの出会いを通して、途切れそうになる心や、新たな体と生きていく私たちに、応援のあたたかさと確かさを感じてきました。
お互いさま、そしてお裾分け。
「何かできることが、きっと見つかる」――
西村さんと出会うことで、そんな希望をあらためて実感しています。
Yumieさん

デフのプロボディーボーダーとして、
そして一般社団法人「陽けたら海へ」の代表として、
海を通じて「生きる力」と「つながる力」を届け続けているYumieさん。
2010年、
子どもたちにボディーボードを通して、
海のすばらしさや厳しさを体感し、
笑顔になってほしい――そんな願いから、活動は始まりました。
翌年の東日本大震災をきっかけに、
「今、私たちに何ができるのか」を問い直し、
2012年からは東北の子どもたちを千葉の海へ招く
「FOR TOHOKU」の取り組みへ。
ボディーボードに加え、サーフィンやSUPも広がり、
笑顔の輪が、また海から広がっていく時間が重ねられてきました。
2021年には「一般社団法人 陽けたら海へ」を設立。
耳の聞こえない子どもたち、コーダの子どもたち、地域のkidsも加わり、
デフノーマライゼーションの実現に向けた第三章が始まります。
そして2024年。
車椅子キッズとの出会いをきっかけに、
「障がいとは何か?」をテーマに、
聞こえないこと、移動のこと、社会の壁について、
実際に出会い、語り合い、知り合う場へと進化しました。
違いを知ることは、分断ではなく、未来を育てること。
Yumieさんの活動は、
海というひらかれた場所から、次の時代のダイバーシティ・リーダーを育てる営みだと感じています。
語り合った時間、対話をかさねることは、
誰かから誰かへ静かに言霊の恩送りをしています。
人の想いは、次の挑戦へとつながっていく。
出会いのすべてに、心からの感謝をこめて。
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