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山の日、季節の端境期を歩く

今日は「山の日」。 ならば、山行しないわけにはいかない。ということで、いつものお山へ向かった。

麓のうだるような暑さを脱ぎ捨て、登山開始地点に立つ。気温は17℃。風が強く、山頂付近にはガスがかかっていたが、下界の猛暑を思えば天国のような心地よさだ。念のため持参したパーカーを羽織り、いざ登山開始。


歩き進める林道沿いでは、山野草たちがだいぶ姿を消し、結実が始まっていた。夏草から秋野草へと季節が移り変わる、まさに端境期なのだろう。 そんな中、お山ではすでに紅葉が始まっていた。目に入ったのはウルシの葉。鮮やかな色づきを見せているが、うかつに触るとかぶれてしまう注意が必要なやつだ。

道中、ツリガネニンジンやビッチュウフウロが満開で目を楽しませてくれる。 草原から頂上を見上げる。ここから山頂までは1.5km。風のおかげで汗はそれほどかかずに済んだが、急斜面はやはり堪える。

山頂に立つと、2週間前とは空気が違っていた。陽炎が少なくなり、視界は秋の気配をまとっている。


あいかわらず鳥の鳴き声は聞こえない。夏鳥たちはそろそろ、南へ帰る準備を始めているのだろう。 麓の草原では、コバギボウシの群生が涼やかな風にそよいでいた。


「山の日」という祝日を制定してくれた政府に感謝したい。 心身ともにリフレッシュできた一日だった。

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