私が「丁寧」より「機嫌よく」を選ぶ理由
ていねいな暮らし」という言葉に、ずっと憧れていました。
栄養バランスの整った食卓。
いつも片付いた部屋。
丁寧な人付き合い。
でも、それを完璧に目指すほど、私はなぜか不機嫌になっていったのです。
あるとき気づきました。
私が本当に大切にしたいのは「丁寧であること」より「機嫌よくいること」だった、と。
■ 「丁寧」を目指して、疲れていたこと
① 毎日の食事づくり
「栄養バランスを考えて、一汁三菜を作ろう」と思っていた頃は、献立を考えるだけで疲れていました。
買い物、下ごしらえ、調理、片付け。含めるとかなりの時間です。
でも面白いことに、「今日は疲れているからお惣菜を買ってこよう」とした日のほうが、家族との会話が増えたりするんです。
私が台所でぐったりしているより、お惣菜を囲んで笑っているほうが、よっぽど豊かな食卓でした。
② 家をいつもきれいに保つこと
来客があるわけでもないのに、洗濯物を完璧にたたみ、洗面台を毎日磨き、毎日床掃除をする。
でも家族がいる限り、数時間後には元通り。
完璧を求めるほど、イライラだけが増えていきました。
③ 人間関係
「失礼がないように」「相手を嫌な気持ちにさせないように」「誘いを断るときも角が立たないように」と、丁寧に考えすぎて疲れることがありました。
本当は「今日は予定があるから無理」で十分なのに、長い理由を考えたり、相手の気持ちを想像しすぎたり。
④ 子育て
「良い母親でいなければ」と思うほど疲れます。
宿題を見る。進路を考える。習い事の送迎をする。
もちろん大切なことですが、100点を目指すと終わりがありません。
■ 「丁寧」の正体は、「べき」だった
振り返ってみると、私の「丁寧」は、いつも「〜すべき」とセットでした。
ちゃんとした食事を作るべき。
家を綺麗に保つべき。
人に失礼のないようにすべき。
良い母親であるべき。
そのすべてが、自分を縛る鎖になっていたのです。
そして「べき」で動いているとき、私はいつも不機嫌でした。
■ 「機嫌よく」を最優先にしてみた
そこで、考え方を逆にしてみました。
「丁寧かどうか」より「自分が機嫌よくいられるか」を基準にする。
すると不思議なことに、家全体の空気が軽くなりました。
母親が不機嫌で完璧な家より、母親が機嫌よくいる70点の家のほうが、家族はずっと幸せそうなのです。
■ 私は「機嫌の悪くなる家事」を減らした
ここで大事なことを一つ。
私は、家事そのものを減らしたかったのではありません。
機嫌の悪くなる家事を減らしたかったのです。
実際に手放した家事を、正直にご紹介します。
① 洗濯物(我が家のルール)
洗濯は、家族みんなで分担しています。
夜、洗濯物は各自で干す。
朝、各自で取り込んでしまう。
しまい方もシンプルです。
タオルはたたむけれど、下着類はたたまず引き出しに入れるだけ。
ブラウスなどはハンガーに干して、乾いたらそのままクローゼットへGO(笑)。
「全部きれいにたたまなきゃ」という思い込みを手放すと、洗濯のストレスがぐっと減りました。
② アイロンがけ
最近はシワになりにくい服も増えています。
「アイロンが必要な服を買わない」という選択もありです。
③ 毎日の掃除
毎日やらなくても意外と大丈夫。
気になるところだけサッと、または週末にまとめて。
ゴミの日の前夜、家の中を周回して捨てられるものを探しています。
④ 夕食を全部手作りする
これは大きいですね。
カット野菜を使う。お惣菜を一品足す。レトルトや冷凍食品を活用する。
罪悪感を持たないことが大事です。
⑤ 水回りの完璧な掃除
「ピカピカ」を目指すと終わりがありません。
汚れをためない程度で十分、と割り切ると気持ちが楽になります。
⑥ 名前のない家事
実はここが盲点です。
チラシを捨てる。学校のプリントを確認する。調味料の補充。日用品の在庫管理。
こういう細かいことを全部自分で抱え込まない。
家族に任せたり、仕組み化したりするだけで、負担はぐっと減ります。
■ 機嫌よくいることは、わがままじゃない
「自分の機嫌を優先するなんて、わがままでは?」
最初はそう思っていました。
でも違いました。
自分が機嫌よくいることは、一緒にいる家族への一番の贈り物だったのです。
私がご機嫌でいれば、家の中が穏やかになる。
家族も笑顔になる。
その循環が、何より大切なことだと気づきました。
■ おわりに
丁寧な暮らしが悪いわけではありません。
丁寧さを楽しめるときは、思いきり楽しめばいい。
でも、丁寧であることに縛られて不機嫌になるくらいなら、私は「機嫌よくいること」を選びます。
完璧な暮らしより、笑顔でいられる暮らしを。
それが、今の私が一番大切にしている軸です。
いつも見にきて下さり、ありがとうございます。
スキやコメントやフォロー、嬉しいです♪
いいなと思ったら応援しよう!
いつも読んでくださるだけで、十分嬉しいです😊
それでも応援してくださる方へ——本当にありがとうございます。
いただいたチップは、カフェでの執筆時間のコーヒー代として、次の記事を書く力に変えさせていただきます☕️🌿