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41.考えすぎないことの大切さと練習

子どもの頃も社会人になってからも、よく考えることが良しとされてきました。

実は、要注意なのは「考えすぎ」なんですよね。

もう少し突っ込んで言うと

人は、考える必要のないことを考えすぎて、苦しくなっている
ということなんです。

そんな、考えすぎないことの大切さと方法のお話しです。

考えすぎることのデメリット

考える必要のないことを考え続けると、とんだ悪影響を自分が受けます。

  1. 精神的な疲労がどんどん大きくなる
    どんなに考えても前にはすすめないばかりか、気が休まらず精神的にどんどん疲弊していきます。自分で放電してしまっているようなものですね。

  2. ストレスは増えるばかり
    考えるたびストレスを受けるんです。何度考えても慣れなんてなくて、考えすぎると、心配や不安が増していくばかりです。

  3. 判断力が低下していきます
    こころは疲弊しストレスは増すばかりですから、考えすぎるほど的確な判断から遠ざかります。そのうち、判断することさえできなくなります。

  4. 行動力も低下します
    ストレス増大で疲弊しきり、判断力もかなり鈍った状態ですから当然行動力も低下していきますね。動けないんです。よしやろう!という判断もできなくなっていますから。

書きながら、どんどん下降していった頃の私のことを思い出してしまいます。

みごとなまでに私自身が、このデメリットを経験してきましたから。

考えすぎないことのメリット

考えすぎの反対のことがおこりますよね。

  1. こころもからだもリラックスできる
    考えすぎることで受けていたストレスがなくなりますから、心身ともにくつろげます。リラックスできると、余計な力が抜けますから、それまでの疲労も減少しますね。

  2. 集中力が向上します
    余計なことを考えないから「今」に集中できるんです。雑念なく集中できることで、生産性もアップします。

  3. こころにゆとりが生まれる
    このゆとりがどれだけ大切なことか。こころに余白ができるんです。すると、本当に必要なことを考えられるようになります。気持ちに余裕ができるから、アイディアもわきやすくなって、創造性が向上します。

  4. 気持ちの変化が起こる
    ゆとりができて必要なことが考えられるし集中力もあるので、自信につながったり幸せを感じる余裕ができたりします。

考えすぎないだけで、私が抱えてきたかなりのことが解決していくのでした。

考える必要のないこととはなに?

私たちは、何も考えなくていいわけじゃないですよね。必要なことは考えるんです。だったら、考える必要のないことって、なんでしょう?

あげてみますね。

  • やる必要のない評価や判断や人との比較

  • 自己否定や自分責めの思考

  • 過去の嫌な出来事を何度も何度も思い返すこと

  • 起こってもいないことを、心配し不安がる思考

  • 行き過ぎた「ねばならない」思考や「~べき」思考

  • 考え続けるだけではどうにもならないことを、考え続けること

細かく上げていくともっと出てきそうですけど、このへんにしておきます。

不要なことを考えないためにはどうしたらいい?

 コツは、考えすぎてはダメだぞ!と、自分に命令しないことです。完璧主義もやめましょう。

ガラッと変わろうとしたら、むしろできません。

人間て、考えすぎちゃう生き物なんだと思ってください。

考えすぎてしまうのにも、それぞれ理由があるはずなので、自分を責めないであげてください。

自分の考えすぎる理由は、今は脇に置いておいてください。

考えすぎない方法は、色々あります。
思考をとめたり気持ちを切り替えたりできればいいんです。

瞑想、マインドフルネス、ジャーナリング、運動、趣味、人と話すなど、自分にできるもの合うものを取り入れればいいだけ。

瞑想はまさに考えない練習そのものだし、ジャーナリングは、どうしても出てくる思考や感情を紙にこぼしていくんです。

マインドフルネスは、今に集中するやり方。目の前のことに集中することで、余計な思考をとめます。

運動も趣味も、不要な思考からの切り替えができます。

不安があるなら、その不安を解消するためにはどうしたらいいか考えるのは必要なことです。考えたらそれを実践するだけ。

そしたら、ああでもないこうでもないと、同じことで考えすぎずにすみます。

自分でどうしても答えが出せないものは、人に話して相談すればいいんです。誰に相談したらいいかわからなかったら、相談相手を探すとか相談窓口を調べるとか、それを人に訊くとかね。

全てを自力でやる必要はありません。

すっかり体調が悪くなって気力も失せていた私には、師から学んだ方法が最も手軽で向いていたようです。

それは、不要な思考もそうでないものも、くっついている感情も、何もかもすべて、出てきたらただただ眺めること。

なんでこんなことでと思いましたが、言われたとおり書きながら眺めていったら効果があったので、ずっと続けています。

昨年入院と手術を経験したとき、この考えすぎないことの大切さと自分の進歩を実感しました。

6人部屋の病室で過ごすことは、過去の私にとってはどうしようもない苦痛のはず。あれこれ気になることが多すぎて。

自分のいびきで迷惑をかけるんじゃないかなんていうことから始まって、入院生活に対する不安や心配要素はいくらでも出てきます。

いくらよくある手術だとはいっても、考え始めれば不安はどんどん膨らませます。

ただ、そういったネガティブな思考は、出てきてもどこかの時点でとまっていました。自然と自分で切り替えていたようです。

それに、不安や心配が出てくる自分を責めるでもなく、そりゃあそうだよねと、自分で共感できていたようです。

何十年と、考えすぎて自分で自分を追い込んでいた私でも、効果を実感できるようになるんだと、昨年あらためて感じたのでした。

考えすぎないようにするかどうかは、自分で決められるんです。


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