【障害学生×就職活動】障害学生の就職活動はいつから?進め方・障害者雇用・相談先を分かりやすく解説
障害学生の就職活動はいつから?進め方・障害者雇用・相談先を分かりやすく解説
「障害学生の就職活動は、いつから始めればよいのだろう」
「一般雇用と障害者雇用のどちらが自分に合っているか分からない」
「発達障害や精神障害のことを、企業にどこまで伝えればよいのだろう」
「大学のキャリアセンターには相談したけれど、就職活動がなかなか進まない」
障害のある大学生・専門学校生の就職活動では、一般的な企業研究や応募書類、面接対策に加えて、障害特性の整理、必要な配慮の検討、生活リズムの安定なども必要になります。
この記事では、障害学生の就職活動の進め方、一般雇用と障害者雇用の違い、利用できる支援機関について解説します。
名古屋市で障害学生の就職活動を支援する「NotoカレッジキャリアセンターNEXT」のサポート内容も紹介します。
障害学生とは?
「障害学生」は、障害や病気などがあり、学修や学生生活、就職活動において支援や配慮が必要な学生を指す言葉として使われています。
対象となる障害や状態には、次のようなものがあります。
発達障害
精神障害
身体障害
知的障害
視覚障害・聴覚障害
内部障害
難病
その他、継続的な治療や配慮が必要な状態
障害者手帳を持っている方だけが「障害学生」に該当するわけではありません。
発達障害や精神障害の診断を受けている方、医療機関に通院している方、大学で合理的配慮を受けている方、就職活動の進め方に困難を感じている方なども、状況に応じて専門的な就職支援を利用できる場合があります。
障害学生の就職活動で起こりやすい困りごと
障害学生の就職活動では、次のような困りごとが見られます。
就職活動の全体像をつかみにくい
何から始めるか決められない
複数企業の応募や日程を管理できない
自己分析や自己PRをうまくまとめられない
面接になると頭が真っ白になる
抽象的な質問に答えることが難しい
自分に合う仕事内容が分からない
障害について企業へどこまで伝えるか迷う
必要な配慮を言葉にできない
学業と就職活動の両立で体調を崩してしまう
不採用が続くと気持ちを立て直せない
これは、本人の努力や意欲が足りないからとは限りません。
情報の整理、予定の管理、自己理解、コミュニケーションなど、障害特性によって苦手になりやすいことが、就職活動では同時に求められるためです。
自分一人で解決しようとせず、早めに大学や専門の支援機関へ相談することが大切です。

障害学生の就職活動はいつから始める?
障害学生の就職活動は、大学3年生になってから急いで始めるのではなく、大学1・2年生の段階から少しずつ準備することをおすすめします。
大学1・2年生
生活リズムや体調を整えながら、自分の得意・不得意を知る時期です。
授業、アルバイト、サークル活動などを振り返り、「取り組みやすかったこと」「疲れやすかった環境」「困ったときに役立った工夫」を整理しておきましょう。
大学3年生の春から夏
仕事や企業について知る時期です。
企業説明会、オープンカンパニー、インターンシップ、企業見学などに参加し、自分に合う仕事内容や職場環境を考えます。一般雇用と障害者雇用の違いについても情報を集めましょう。
大学3年生の秋から大学4年生
履歴書、エントリーシート、志望動機、自己PR、面接など、応募に向けた準備を進めます。
障害者雇用を検討する場合は、障害特性、得意なこと、苦手なこと、自分で行っている対処、企業にお願いしたい配慮を整理します。
大学4年生から卒業
応募・面接を進めながら、自分に合う職場かどうかを確認します。
内定後も、仕事内容、勤務時間、通勤方法、職場の相談体制、必要な配慮などを確認し、入社後の生活を具体的に準備することが重要です。
JASSOも、体調管理、時間管理、ストレスへの対処、報告・連絡・相談、ビジネスマナーなどを、就職に向けて必要な力として挙げています。JASSO「就労支援」
一般雇用と障害者雇用の違い
障害のある学生の就職では、大きく分けて次の選択肢があります。
一般雇用
一般の新卒求人などへ応募する方法です。
障害を開示せずに応募する方法と、障害を開示して応募する方法があります。ただし、障害を開示せずに働く場合、障害特性に応じた配慮を企業と相談することが難しくなる場合があります。
障害者雇用
障害があることを企業に伝え、障害者雇用求人へ応募する方法です。
障害特性や必要な配慮を企業と共有しながら働きやすいことが特徴です。一般的には、障害者雇用枠への応募には障害者手帳が必要です。
一般雇用と障害者雇用のどちらが優れているということではありません。
仕事内容、勤務時間、配慮、給与、キャリア、体調、働き続けやすさなどを総合的に考え、自分に合う方法を選ぶことが重要です。
障害学生が就職活動前に整理したいこと
企業へ応募する前に、次の内容を整理しておきましょう。
得意な作業や能力
苦手になりやすい場面
体調が変化するサイン
自分で行っている工夫
企業にお願いしたい配慮
希望する仕事内容
避けた方がよい職場環境
安定して働ける勤務時間
例えば、「複数の指示を一度に受けると混乱しやすい」という場合、苦手なことだけを伝えるのではなく、
「指示をメモし、優先順位を確認するようにしています。可能であれば、一つずつ指示をいただくか、文章でも確認できると正確に取り組めます」
というように、自分の工夫と必要な配慮を分けて伝えます。
障害学生が利用できる就職活動の相談先
障害学生の就職活動では、複数の相談先を利用できます。
大学・専門学校のキャリアセンター
障害学生支援室
新卒応援ハローワーク
ハローワークの障害者専門窓口
地域障害者職業センター
発達障害者支援センター
障害者就業・生活支援センター
障害者雇用専門の就職サービス
就労移行支援事業所
大学のキャリアセンターと学外の専門機関を併用することも可能です。
大学では求人情報や新卒採用全体の支援を受け、就労移行支援事業所では障害特性の整理、職業訓練、職場実習など、より個別的な支援を受けるという方法もあります。
就労移行支援事業所では何ができる?
就労移行支援事業所は、一般企業への就職を希望する障害のある方に対し、就職準備、求職活動、職場実習、就職後の定着などを支援する障害福祉サービスです。
主な支援内容は次のとおりです。
生活リズム・体調管理
自己理解・障害理解
パソコン・作業訓練
コミュニケーション訓練
ビジネスマナー
履歴書・面接対策
企業見学・職場実習
求人選び・応募支援
就職後の定着支援
大学などの在学中でも、一定の条件を満たす場合は利用できることがあります。利用の可否は自治体によって判断されるため、学校や就労移行支援事業所へ相談してください。
名古屋で障害学生の就職活動を支援するNotoカレッジキャリアセンターNEXT
NotoカレッジキャリアセンターNEXTは、名古屋市中区栄にある就労移行支援事業所です。
発達障害や精神障害などのある大学生・専門学校生、休学・中退を経験した方、既卒の若者を中心に、就職活動をサポートしています。
支援内容は次のとおりです。
自己理解・障害特性の整理
一般雇用と障害者雇用の選択相談
必要な配慮の言語化
履歴書・エントリーシートの作成
志望動機・自己PRの整理
面接練習
パソコン・作業・コミュニケーション訓練
企業説明会・企業見学
職場実習
求人選び・応募支援
就職後の定着支援
NotoカレッジキャリアセンターNEXTでは、内定を取ることだけでなく、自分に合う仕事や職場環境を見つけ、就職後も安定して働き続けることを大切にしています。
よくある質問
障害者手帳がなくても相談できますか?
相談は可能です。診断や通院状況などによって、利用できる制度や支援が異なります。まずは現在の状況をお聞かせください。
大学在学中でも利用できますか?
一定の条件を満たし、自治体から支給決定を受けた場合は、在学中でも就労移行支援を利用できることがあります。
大学4年生から相談しても遅くありませんか?
遅すぎるとは限りません。現在の就職活動の状況、単位取得、体調、卒業予定などを確認し、今からできる準備を一緒に整理します。
家族や学校関係者から相談できますか?
ご本人だけでなく、ご家族、大学・専門学校などの学校関係者からの相談も受け付けています。
見学だけでも大丈夫ですか?
大丈夫です。利用を決めていない段階でも、見学や個別相談をご利用いただけます。
障害学生の就職活動は、一人で抱え込まないことが大切です
就職活動の進め方は、一人ひとり異なります。
周囲と同じ時期、同じ方法で進めることより、自分の障害特性や体調に合った準備を行い、自分に合う仕事と職場を見つけることが大切です。
「何から始めればよいか分からない」
「就職活動がうまく進んでいない」
「一般雇用と障害者雇用で迷っている」
「卒業までに就職先が決まるか不安」
このような方は、NotoカレッジキャリアセンターNEXTへご相談ください。
利用するか決めていない段階でも構いません。まずは見学・個別相談で、現在の状況を一緒に整理しましょう。
NotoカレッジキャリアセンターNEXT
所在地:名古屋市中区栄
電話:052-212-9610
ホームページ:http://www.notonext.com/
