看護師なのに、タトゥーシールを作ることにしました。
最近、ずっと考えていたことがあります。
「杖以外にも、何かできないだろうか。」
私は看護師として働きながら、AquaStride(アクアストライド)というブランドで杖を作っています。
AquaStrideには、「1本の杖で、2つの歩みを支える。」という想いがあります。
杖を使う方の歩みを支えること。
そして、売上の一部を能登半島地震の復興支援に充てることで、能登の歩みも支えること。
そんな想いで始めた活動です。
ありがたいことに応援してくださる方も少しずつ増えてきました。
イベントで声をかけていただいたり、SNSで応援メッセージをいただいたりすることもあります。
本当に嬉しいことです。
でも、その一方でこんなことも思うようになりました。
「杖は必要な人しか買わない」
当たり前のことですが、これが現実です。
「応援したいけど杖は使わないんだよね。」
そんな声をいただくこともありました。
もちろん、それは当然です。
だからこそ考えました。
AquaStrideの想いを、もっと気軽に届ける方法はないだろうか。
もっと多くの人が参加できる形はないだろうか。
そんなことを考えていた時に目に入ったのが、平成レトロブームでした。
キラキラしたシール。
ぷっくりしたシール。
子どもの頃、お小遣いを握りしめて文房具屋さんへ行った記憶。懐かしいなと思いながら眺めていた時、ふと頭に浮かんだんです。
「タツノオトシゴをシールにしたら面白いかもしれない。」
AquaStrideのシンボルはタツノオトシゴです。
実は、このタツノオトシゴには特別な想いがあります。
タツノオトシゴは流れに逆らいながら生きる不思議な生き物です。
そして、オスが子どもを育てることでも知られています。
私はその姿に、"支える力"を感じています。
看護の仕事もそうです。
福祉の仕事もそうです。
そしてAquaStrideの杖もそうです。
誰かの人生を少しだけ支える。
そんな存在でありたいと思っています。
だから、もしタトゥーシールを作るなら、主役はタツノオトシゴしかないと思いました。
腕に貼ってもいい。
バッグに忍ばせてもいい。
イベントで友達同士で楽しんでもいい。
そんな小さなシールが、AquaStrideを知るきっかけになったら面白いなと思っています。
正直なところ、うまくいくかは分かりません。
杖を作っている人が突然タトゥーシールを作り始めるなんて、普通に考えたら不思議な話です。
でも、私はAquaStrideを単なる杖ブランドにしたいわけではありません。
人と人をつなぐきっかけ。
誰かを応援するきっかけ。
前を向くきっかけ。
そんなものを作れるブランドになれたらと思っています。
今回のタツノオトシゴのタトゥーシールも、その挑戦のひとつです。
まだ試作段階ですが、完成したらぜひ見ていただけると嬉しいです。
杖もシールも形は違います。
でも根っこにある想いは同じです。
これからもAquaStrideは、
「1本の杖で、2つの歩みを支える。」
という想いを大切に、一歩ずつ前に進んでいきます。
「1本の杖で、2つの歩みを支える」
私の看護師としての経験と、能登への想いを形にしたこの杖が、誰かの一歩を支え、この町の復興へと繋がることを願っています。
● AquaStride 公式ショップ
