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沼る準備はいいですか?『賢い医師生活』はこうして心を掴んできた|#韓国ドラマ|『賢い医師生活』



はじめに|韓国ドラマとの出会い


MR.TAXIのMVで少女時代に魅了され、もれなく第2次韓流ブームに乗っかった。

当時は『コーヒープリンス1号店』『イタズラなKiss』『花より男子』など、いわゆる“定番どころ”をチェック。だけどまだサブスクなんてない時代。気になるドラマがあっても、視聴環境に限界があり、ブームはいつの間にかフェードアウトしていった。

──そして2020年。
『愛の不時着』で韓ドラ熱が再燃。妊娠・出産・育児とめまぐるしい日々の中で、韓国ドラマは「唯一の趣味」であり「ストレス発散」であり「癒しの時間」になっていく。


『賢い医師生活』との出会い


韓ドラファンの間では説明不要な超人気作。
シン・ウォンホ監督による“賢いシリーズ”の第2作で、舞台はユルジェ病院。ソウル大医学部で出会った5人の同期医師たちの20年来の友情と日常を描いたヒューマンドラマ。

ちなみに第1作は『刑務所のルールブック(原題:賢い監房生活)』。
こちらも名作なので、気になる方はぜひ!


なかなか観始められなかった理由


  • シーズン2まであって全24話

  • 1話約1時間半の長尺

  • 医療ドラマはあまり得意じゃない

という“なかなか手を出せない3点セット”がそろっていた。

ようやく重い腰を上げて再生ボタンを押しても、登場人物が多すぎて顔と名前の一致に苦戦。
「これはハマらないかもな〜」と思いながら、1話、2話と進んでいく。


そして迎えた運命の3話──完全に沼


関係性がようやく頭に入り、世界観に慣れたころ。
気づいたら沼の底にいた。

気がつけば周回視聴していたし、スピンオフのバラエティ『賢い山村生活』も、お酒のアテにするほどどハマり。
まさに「一度ハマったら抜け出せない沼」だった。

というわけで──
すでに語り尽くされている作品ではありますが、ここからは私なりの「好き」を全力でぶつけていきます。※ネタバレなしです!



"緻密な脚本と巧みな演出"に、まんまと沼る


登場人物が多すぎて序盤は混乱必至…なのに、構成は意外とシンプル。

日常(出勤)→ 患者エピソード → 日常(退勤)

1話で完結する患者エピソードが基本だから、難しすぎず、テンポも◎。
まれに再登場する患者も、「あ、この人は…!」と自然に思い出せる絶妙なバランス。


パズルのような、心地よい“カチッと感”


何気ない日常に散りばめられた伏線が、患者エピソードを通してリンクし、また日常の中で回収されていく。

時には「うわ、そうくるか!」と唸るような展開も。
シーズン2では、車のハザードランプの点滅=心拍数(bpm)を表現していた…なんて演出秘話まで。細部まで神がかってる。


医療ドラマであり、究極のヒューマンドラマ


この作品のすごいところは、「患者の家族」にもスポットを当てていること。
誰かの人生の“とある一日”に立ち会う医師たち。
その中で、当事者だけでなく家族の苦悩や選択にまで目を向けてくれる構成が秀逸。

患者たちを通して、医師たち自身も成長していく。
医師として、人間として。

忙しくても美味しいものを食べて、楽しくお酒を飲んで、親孝行して、恋もする。
そんな彼らの姿が、なんだかとても愛おしく思えてくる。


tvN公式サイトより引用


忘れてはいけない、バンドシーンの存在


学生時代に組んでいたバンドを、ソッキョンの提案で再始動。
ほぼ毎話、終盤にバンドシーンが登場する。


tvN公式サイトより引用


最初は「これ毎回いるかな…?」なんて思っていたけれど、演奏される曲がエピソードやキャラの心情とリンクしていて、自然と涙腺が緩む。

楽曲は90年代のメロディラインっぽいものが多く、平成初期生まれにはどストライク。
懐かしさとエモさがたまらない。


▼結論
このバンドシーン&選曲を含めて、『賢い医師生活』だった。

ちなみにこの記事もOSTを聴きながら書いてます。私はシーズン1では「偶然出会った君」、シーズン2では「僕は君が好き」と「スーパースター」が推し曲!


“理想と現実を織り交ぜたキャラ設定”が天才


ざっくりキャラを分類すると…

  • 理想の詰め合わせ系: イクジュン、ジョンウォン、ソンファ

  • クセ強だけどクセになる系: ジュンワン、ソッキョン

  • 共感度高めの等身大キャラ: ギョウル、ミナ、ジェハク

完璧に見える人も悩みはあるし、クセのある人も誰かと関わることで変わっていく。
一生懸命であれば、誰かが見ていてくれている。壁にぶつかれば手を差し伸ばしてくれる。
それをしてもらったら、誰かにしてあげる。──そんな世界。

ドラマを観ながら、何度も「人と関わるって、いいな」と思った。


tvN公式サイトより引用


“演技のうまさ”も没入感のカギ


韓国ドラマ全般に言えるけど、演技が本当にうまい
ちょっとした視線や間の取り方、泣きの芝居…どれをとっても自然でリアル。

日本にも素晴らしい役者さんはたくさんいるけれど、韓国は「演技を学んできた人たち」の層が厚い印象。
脇役も子役も本当に上手くて、「この人ちょっと下手だな…」というノイズが一切ない。

これが没入度をグンと上げてくれてる。


おわりに|語りたいことは、尽きない


推敲を重ねても語り足りず、5,000字超えで一度冷静になって書き直したほどには、沼ってます。

続編(②)では、『賢い山村生活』のエピソードや演者の魅力にもう少し踏み込む予定です。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
もしまだ観ていない方がいたら、この記事が何かのきっかけになれば嬉しいです。
ではでは、また次のnoteで。




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