ドラマ『失恋カルタ』に魅せられた

ん~、まぁ好きだったね

ドラマ「失恋カルタ」を完走しました。
30分×全8回。毎回中々楽しませてもらったので取り急ぎの感想、というか私の感じた魅力を思いのままに。

正直ノーマークだった。キャストも誰一人として全く存じ上げなかったし(西垣さんだけ見たことあるかなぐらい)、たまたま見つけて、初回だしチェックしてみるかってぐらいのノリで録画したのがきっかけなんだけど、とても私好みなドラマだったなあって思う。

コタツの中に入った3人の男女。キービジュの柔らかい雰囲気になんだか少し惹かれた第一印象そのままの質感で物語は進んでいく。そう、第一に質感がすごく好きだった。優しくて柔らかい色使い。カルタ=言葉をモチーフにしているところ。一長一短、完璧じゃない自身の形を長方形だと歌うOPから切ないタイミングでかかるEDまで主題歌も耳に残る。三人それぞれの恋愛が描かれるのが楽しくて、観る人によって共感できる人、パートが違うんだろうなあなんて思ったりした。「失恋」がテーマでありながら、不器用さと懸命さが愛おしく、三人の友情も素敵で。切なくもきらきらした物語だったな。
あとは、主役3人が皆美しくてひたすら目が潤っていた。千波と彩世、それぞれ違った可愛さがたまらないよね。もちろん俳優さんのお顔が綺麗なのは大前提として、メイクとかヘアセット、衣装がピッタリハマってたなあ、と思う。乃木坂メンバー誰一人分からない私だけど、梅澤さんbeautifulですね。眉毛とかまつ毛のメイクや髪型のハマり具合も相まって綺麗すぎて釘付けだったな(毛の話ばっかすんな)。加藤小夏ちゃんも初めましてだったけど、あのふわっとした髪型と服装に加えてめがね似合いすぎでは???なんてことを毎度毎度思っておりました。

もちろん見た目だけではなく内面も踏まえてキャラクターの魅力っていうのは強かった。
まず、千波、よくない?ああいうずっと恋愛してて何もないよりはマシだ、みたいなのは私にとって異世界すぎて理解はできないんだけど、でも何だろうな。欲張りだのなんだの言われようが手に入れたいものは手に入れたいっていうあのバイタリティみたいなものは羨ましい。

7話で彩世に「自分を蔑ろにして空いた穴誰でもいいから埋めるみたいに。見てて痛々しい」と言われてからの「痛々しいのは彩世もじゃん。光のこと好きなくせにそれ認めたくないから恋愛する私のこと馬鹿にしてきたんでしょ。私も光もちゃんと恋愛に向き合ってるよ。逃げてるの彩世だけじゃん」

結構キツいけど中々好きな台詞だった。「やっぱりって友達に言われるのが悔しいよ」この句で締まるのも好きだったなあ~。

あとは単純にリアクションがすごく魅力的な女の子だと思ったんですよ。特に渋谷さんといるときの千波、めちゃくちゃ可愛い。あと、嬉しい!とか行きたい!とかポジティブな感情をストレートにポンポン出す感じがたまらん。あれは友達でも彼女でも絶対嬉しくて一緒にいて楽しいやつなのよ分かるよ。私には出来ん。

だからこそ一番共感しやすかったのは彩世。あんな可愛くないけど。ただ不器用なだけだけど(悲しい)。あの小動物みたいなかわいらしさと不器用さがたまらなくてそら村田も好きになるわ。

「あんたたちなんなの?いっつも恋愛のことばっか考えて相手のことで一喜一憂してバカみたいに振り回されてさ。なんで一人じゃ生きてけないの?なんで誰かに好かれてないとダメなのよ?なんで寂しいままじゃダメなの?私だってそうだよ。空いた穴埋めるためにいつも虚勢張って平気なふりしてずっと誤魔化してきた」
最終話。この台詞から始まる光への告白。
それに対する光の「彩世を好きじゃないなんて言えない。俺は彩世のはっきりしてるところとか口が悪いところとか皮肉とかそういうの大好き。その裏に彩世の愛があるから。恋愛じゃないけど俺は彩世が好きだから」
これ、ちょっと美しすぎた。そしてこの台詞が彩世をすごく表していて、愛。

最後に光~と見せかけて村田について語ってもいいでしょうか(まさかの)。
いや、村田なしでは失恋カルタを語れないってほどに結構彩世×村田パート好きすぎたのよ私。だから5話~6話めっちゃよかった。うん。なんかね、キュンとしてしまったわけです。
村田ってめっちゃカッコイイとかではないじゃないですか(失礼)。もしあれで恋愛経験ない系というか、もっと彩世を前にしてオドオド系だったら惹かれないのよ。何が魅力ってコミュ力です、あの軽やかな。
相手に対して「不器用」だとか「嘘つくの下手。バレてるよ」とか面と向かって言ってしまえる人はコミュ力が高い。

「野田さんへの報われない気持ちを花井さんで埋めようとしました。飲みに行ってあわよくば…みたいな。でも人間そういうもんでしょ?そういうずるいとこあるでしょ?俺はそういうずるい気持ち誤魔化したりしないんで。俺のこと永遠の封印に使っていい。俺絶対埋められる自信あるんで。お試しに付き合うとかでも」
「ずっと面白い人だな~と思ってそしたら可愛くなってきて。こんな堂々と不器用な人いないし。めずらしいし」

む、村田ァ~~~!!!

こんなん言われたら惚れちゃう。それに対する彩世の「珍獣かよ」も可愛くて大好き。

そんな風に自分を「ずるい」と言葉に出来るのも、まあ村田はいいやつでそれは間違いないんだけれども純度100のピュアッピュアみたいな感じじゃないところもまた私に突き刺さったポイントだったのかもしれない。やっぱり自分がコミュ力ないからか、軽やかにコミュニケイトできる人に惹かれてしまうらしい。
村田に関しましては以上です(ごめん光、割愛します)。

そんな感じで、質感、キャラ、言葉が魅力的な作品で楽しませていただきました。

失ったということはまた新たな恋が待っているということ。
それを感じさせるラストシーン。
三人は、次はどんな恋愛をするのだろう。不器用でぐちゃぐちゃに傷ついても、それでも好きという気持ちゆえに懸命になるその姿を、また見てみたい。

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