TOPIXの反撃を待つ! アラグチ外相離反か?
TOPIX強い上昇とはならず
今日のTOPIXはギャップダウンから始まりました。昨夜の時点では上昇を期待していたのですが、相場は甘くなかった。思いっきり外してしまいました~
まだまだ読みが甘いと痛感させられました。
昨夜はアメリカ市場、特にダウが強かったので、TOPIXに追い風か?と思っていたのですが、為替介入による円高と、まだまだ不安定なホルムズ海峡による原油高、そして連休売りが重しとなったのでしょうか。
製造業にとって原油高、円高はダブルパンチですからね。
昨日SOX指数は上がったものの、エヌビディアは下がったので、半導体はまちまち。東京エレクトロンやソフトバンクグループは上昇。アドバンテストは下落しました。エヌビディアの下落にいつもは連れ安する東エレですが、好決算のため上昇となりました。
東エレやソフトバンクグループの上昇が牽引し、日経平均はプラスで引けました。相変わらず強いです。
そろそろTOPIXも反発すると思うのですが。
今日は、朝は下げたものの、反転し陽線になりましたし、日足の5日線を見ると上向きです。そろそろ、資金循環始まらないかなぁ?始まって欲しいなあ。
鉄鋼株について、少し前の記事で触れましたが、日本製鉄は動きが重いものの、神戸製鋼や中山製鋼所などは反発し始めています。
日本製鉄は悪業績のせいか重いです。一方、神戸製鋼はかなり強い足型です。PER7.6倍くらいで、他の鉄鋼株より割安であることからも買われているのでしょう。中山製鋼所はPER14倍くらいです。
中山製鋼所は低位株なので、動きが激しいですね。PER14倍でPBRも0.3倍なので、上値余地はありますが、低位株特有の仕手的な動きをするのでしょうか?一度もエントリーしたことがないので、分かりませんが、日足チャートを見ると、結構激しく動いていますし、しこりも多そうです。ただ、今日ギャップアップして始まって、大きめの陽線を底値圏で形成したので、底を付けたのかな?とも解釈できますよね。レンジなら650付近まで行くかもしれませんが、抵抗線があるのでそこでの動きがどうなるか?
分からない株は入らない方がいいですね。
思い通りに動いてくれないのが株ですから、地合いを見ながら、その銘柄ごとの癖や需給を見てのトレードとなりますよね。
私は全体相場について強気に見ておりますが、今は情勢が不安定ですから、少しずつ買い足すなど安全に行くのが良さそうです。
紛争が終結すれば全面高と予想されています。しかし、イランがかなりしぶといので、一筋縄ではいかないです。イラン情勢を追っていますが、とにかくめまぐるしく情勢が変わるので、理解するのが大変です。
アラグチさん?どうしたの??
さて、イラン情勢です。
ちょっと驚くようなニュースが入ってきまして、
今までペゼシュキアン大統領の陣営に居たアラグチ外相が、ヴァヒディ氏側に付いたのではとの報道が出ました。
この2週間、アラグチ外相は外交政策や核交渉の進捗について大統領に一切報告せず、すべてヴァヒディ氏と直接調整して進めるなど助手のように動いていたようなのです。そのことに対し、ペゼシュキアン大統領もガリバフ議長も不信感を募らせています。
外交の主導権は大統領にあるはずなのに、アラグチ外相が独断でヴァヒディ氏(軍部・強硬派)の指示を仰ぎ、大統領に報告せずに核交渉などを進めているとされる点が、解任要求の直接の引き金となっているようです。
私はアラグチ外相のことを、革命防衛隊の監視下に置かれながらも孤軍奮闘する穏健派・現実主義者側の人だと思っていたので、大変ショックでした。何があったのでしょうか?
単純に考えれば、国内での自分の立場を優先した結果、パワーバランスを見て、強い方に付いたということでしょう。
ガリバフ議長が交渉団から外されたのを見て、自分も交渉団から外されないように、ヴァヒディ氏に歩み寄ったのでしょうか?もし、そうなら、本当にショックですし、残念です。
ただ、アラグチ外相はパワーバランスを見誤ったかもしれません。
ここにきてガリバフ議長が力を取り戻してきているのです。
現在イランでは、政府(大統領・議長)VS 軍部(革命防衛隊)の全面的な権力闘争が繰り広げられています。
議会では261名もの議員がガリバフ議長率いる交渉チームを支持する声明を出しており、ヴァヒディ氏に近い強硬派(ジャリリ派など)を数で圧倒し始めています。
現在、ヴァヒディ氏は戦時下であることを理由に、すべての重要ポストを革命防衛隊が管理すべきだと主張し、大統領の任命権すら制限しようとしています。 アラグチ外相がヴァヒディ氏側に付いたのは、この軍部による事実上の政権乗っ取りの流れに乗ったものと見られていますが、これに対してガリバフ議長とペゼシュキアン大統領が「文民統制」を取り戻すべく猛烈に反撃しているのが今の構図です。
アラグチ外相は保身に走った結果、逆に危うい状況に置かれることになりました。彼は『信用』というお金では買えない財産を失ったかもしれません。
ジャリリ氏は厄介な人物ですが、信念を貫き通す姿勢は、損得で意見を変える人物よりも、『信用』という意味では勝っている可能性があります。
アラグチさんは、今まで外交の舞台でコツコツと積み上げてきた『信用』というかけがえのない財産を自らぶち壊してしまったかもしれません。
それが政治の世界だと言われればそれまでなのですが、信じていただけにショックです。
お隣の国イラクの新首相候補アリ・アル・ザイディ氏
トランプ大統領は、イラクの首相に指名された実業家のアリ・アル・ザイディ氏に直接電話をかけ、ワシントンへの招待を伝えました。
これまでイラク政権はイラン寄りの勢力が強く、トランプ大統領は親イラン派の候補(マリキ氏ら)を「テロに関与している」と猛烈に拒絶し、援助打ち切りを盾に圧力をかけていました。
その結果、政治経験のない実業家のザイディ氏が選ばれ、トランプ大統領は即座に電話で「テロのない明るい未来」と彼を祝福しました。
隣国イラクでの親イラン派排除は、イラン国内の権力闘争にも直結しています。
ガリバフ議長やペゼシュキアン大統領といった現実派は、トランプ大統領がイラクに対して見せたような「更なる経済制裁か、妥協か」という二択が自分たちにも迫っていることを痛感しているでしょうし、トランプ大統領がイラクの親イラン派勢力を切り崩したことで、イラン軍部(革命防衛隊)の地域的な影響力が弱まり、それが国内でのガリバフ議長らによる反撃(軍部抑制)を後押ししている側面もあるでしょう。
とはいえ、ガリバフ議長も元を辿れば強硬派の一角。彼が実権を握ることが必ずしも即時の平和を意味するわけではない、という点は冷静に見極める必要がありそうです。
機雷探知にAI活用で大幅短縮
ロイターが、米海軍がホルムズ海峡の機雷を探知するため、AI能力の強化を進めていると報じました。
サンフランシスコにあるAI企業ドミノ・データ・ラボのソフトウェアを活用することで、未知の機雷を数日で認識できるように学習させることが可能となったということです。
これが実現化されれば、機雷掃海のプロセスが大幅に短縮されることになります。是非実現されることを期待しています。
イラン情勢は、日々めまぐるしく動いていて、追いかけるのが大変ですが、これからも、注視していきたいと思います。
それでは、今日も読んでくださりありがとうございました。
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