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振替レッスンを続けている理由


 振替レッスンについては、先生によっていろいろな考え方があると思います。お休み分の振替は行わないという方針も、その理由も、とてもよく分かります。その中で、あくまで私の場合ですが、振替レッスンは必ず行っています。
 理由はいくつかありますが、まず一つは、実はその方が自分にとって楽だからです。グループレッスンで誰かがお休みすると、次の回でその分を補おうとします。もちろん「復習」として行うのですが、他の生徒さんにとっては、一度進んだ内容に戻ることになり、結果的に時間を使わせてしまうことにもなります。かといって、そのまま進んでしまえば、お休みした生徒さんが取り残されてしまう。その間で調整するよりも、振替で一度きちんと時間を取る方が、自分の中ではすっきりするのです。
 もう一つの理由は、振替レッスンでマンツーマンの時間が持てることです。普段のグループレッスンでは気づかなかったことに気づけたり、その子の理解のペースをより丁寧に見られたりします。少し距離が縮まるような、そんな時間になることも多いです。
 もちろん、このやり方がすべての状況に合うとは思っていません。家庭の事情や時間の制約があれば、同じようにはできないこともあると思いますし、もし振替のご希望が重なれば、私自身も対応しきれなくなるかもしれません。それでも続けているのは、やはり私はレッスンをすることが好きなのだと思います。
 英語には “make time” という表現があります。
 「時間を作る」という意味ですが、振替レッスンは、まさにその時間なのかもしれません。忙しい中でも、自分とその子のために時間を作る。その積み重ねが、今の私のレッスンの形になっています。

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