【スピカの検索窓 #03】「学ぶことは最低限のマナー」。賞与直結の「社内テスト」が最高品質のM&Aを支える
こんにちは、スピカコンサルティング広報の近藤です。
スピカが共有している「価値観」や「文化」を、検索窓にキーワードを打ち込むように深掘りしていくシリーズ「スピカの検索窓」。
今回のテーマは、プロフェッショナル集団としてのリアルな裏側「社内テスト」について取り上げます。
記事の要約|
社会人の学習離れ:調査によると、働く社会人の半数以上(53.6%)が「自己啓発を何も行っていない」というデータがある。
スピカのテスト文化:M&Aコンサルタントには経営レベルの知見が必須。スピカでは毎月高度な社内テストを実施し、その結果を賞与に直結させている。
学びに報いるブレない姿勢:過去にはテストだけで年間34万円の賞与を獲得したメンバーも。算定ルールは毎年見直されるが、「テスト結果(学び)に賞与で報いる」というこだわりは決して変わらない。
品質への本気度:「学ぶこと」をただの推奨で終わらせず、コストをかけて仕組み化することが、スピカが掲げる業界最高水準の品質と信用を守っている。
社会人の過半数が「学んでいない」現代|
本題に入る前に、現在の日本のビジネスパーソンにおける「学習習慣」についてのデータをご紹介します。
株式会社パーソル総合研究所が実施した「働く10,000人の就業・成長定点調査」によると、勤務先以外での学習や自己啓発について「とくに何も行っていない」と回答した正社員の割合は53.6%に上り、なんと調査開始以降で最高を記録しました。
男女別・年代別に見ても全般的に学習離れが進んでおり、学習の入り口とも言える「読書」を行っている割合も低下傾向にあります。 さらに、仕事への意欲という面でも停滞が見られます。正社員で「管理職になりたい」と回答する人の割合は年々減少し、2026年時点で調査開始以降最低の16.6%に。会社を辞める意思はないものの、出世を目指して過度に働くことはせず最低限の業務のみを遂行する「静かな退職」と呼ばれる働き方を選択している正社員の割合も5.8%と過去最多となっています。
世の中全体として、「自ら進んで学び、仕事を通じて成長していく」というモチベーションを維持するのが難しい時代になっているのかもしれません。
出典:株式会社 パーソル総合研究所「働く10,000人の就業・成長定点調査」
学ぶことはマナー。スピカの「社内テスト」と賞与の仕組み|
社会全体で学習離れが進む一方、スピカコンサルティングの環境はその真逆を行きます。 私たちは、M&Aコンサルタントには「経営者が好きであり、経営に強い知的好奇心を持ち、日々研鑽できる資質」が絶対に必須だと考えています。
なぜなら、M&Aは経営者の人生、そして企業の歴史を左右する極めて大きな決断だからです。本来、素人が手を出して良い領域では決してありません。M&A業界では「経営者になりたい」と口にする人も多いですが、実際のところ、当の経営者と同じ熱量で、あるいはそれ以上の深い知見を持って必死に経営のことを考えている人がどれほどいるでしょうか。 経営者と本気で対峙できなければ、真の支援など不可能です。だからこそ、スピカにおいて「学び続けることは最低限のマナー」なのです。
そして、その学びを個人のやる気に依存させるのではなく、組織の仕組みとして組み込んでいるのが「社内テスト」です。
スピカでは、最低でも月に1回、社内テストが実施されます。基本はM&Aコンサルティング業務に従事するメンバーが対象ですが、内容によってはミドルオフィスを含む全社員が受験します。
<具体的なテスト例>
税効果、のれん、会社分割、株価算定など、M&A業務に関わる高度な実務問題
担当業界以外の「異業種成約事例」に関するテスト(業界特化型だからこそ、他業界のスキームからも幅広く学ぶため)
このテストの最大の特徴は、「結果が評価や賞与に直結する」という点です。 テスト毎に集計が行われ、例えば昨年のルールでは以下のような算定方式で「社内テスト賞与」が支給されていました。
条件:テストの点数が「全体の平均点」を超えた場合のみ賞与対象
金額:「獲得点数×1,000円」がそのまま賞与になる
【社内テスト賞与のシミュレーション例】
例1:全体平均90点のテストで100点(満点)だった場合 平均点を超えているため賞与対象! 獲得点数(100点)× 1,000円 = 10万円
例2:全体平均81点のテストで88点だった場合 平均点を超えているため賞与対象! 獲得点数(88点)× 1,000円 = 8.8万円
例3:全体平均88点のテストで80点だった場合 平均点以下のため、残念ながら賞与対象外…
過去には、日々の勉強習慣が結果となり、この社内テストだけで年間34万円の賞与を獲得したメンバーも存在します。
ここで強調しておきたい大事なポイントがあります。それは、細かいポイント配分や賞与の算定ルールは時代や状況に合わせて毎年アップデートされますが、「コンサルタントの勉強(テスト結果)に対して賞与が発生する」というスピカのこだわりは変わらないという事実です。
単なる営業スキルの習得ではなく、法務・財務・業界構造の深い理解に対して、会社として本気で報いる体制を貫いています。私たちが「完全業界特化型」のM&A支援にこだわるのも、その業界特有の商習慣やバリューチェーンを骨の髄まで深く知らなければ、最適なマッチングはできないと確信しているからです。
まとめ:品質への本気度と、プロとしての矜持|
世の中には、「学ぶこと」を啓蒙したり、自己啓発を推奨したりする会社はたくさんあります。 しかし、M&Aコンサルタントの知識量は、そのままスピカが提供するサービスの品質を支える土台となります。だからこそ、私たちは単純な「呼びかけ」で終わらせるわけにはいかないのです。
専門家を交えて実務レベルのテストを作成し、それに向けた勉強会を実施し、賞与という形で還元していく。これは会社にとって決して簡単なことではなく、大きなコストと労力がかかります。
それでも、スピカは創業当初から「業界最高水準の品質」を掲げてきました。 全ての仕事にこだわり抜き、M&Aコンサルタントとしての矜持を持つ。そして、個人のキャリアのためだけでなく、スピカの仲間たちが築き上げてきた信用を絶対に守り、さらに高めていくためにも、「学び続ける行動」は不可欠です。
この厳しくもフェアな社内テストの文化にこそ、M&Aという仕事に対するスピカの「本気」が表れていると私たちは思っています。
これからも「スピカの検索窓」を通じて、私たちの内側にある想いをお届けしていきます。
次回の更新もぜひお楽しみに!

