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叫ぶ女性とそれを嘲笑う少年を見て、急に嫌な記憶出てきちゃって不快になった話

帰り道。

あー疲れた、と、とある商業施設を歩いていたら、どこからか
女性の罵声?が聞こえてきた。

前方にいた女性は、階段に腰を下ろし、
なおも大声でわめき続けている。


ちらりと見た。女性の独り言だった。

歩き続ける。

考えられるのは(注 勝手な予想)、

1 幻聴と戦っている
(もう、うるさくてうるさくてたまらなくて、自分の声を出してなんとかしようとしている)

2 腹に据えかねるほどの怒りを発散している
(何かあってやってられない気持ちになって、怒鳴っている)


1階に移動し、とあるお店の店内に入って、
少しして出てくると、

あの女性が、私がこれから帰ろうとするルートのベンチに座っていた。

女性は、゛(だくてん)がついているような声で、
言葉になったり、なっていない何かを叫び続けている。



すると、横から中学生くらいの男子3人が、私より前を歩いていて、
私の後ろ、つまりあの女性のいるほうをふりかえりながら見ていた。

そのうちの一人、ハーフっぽい堀の深い顔立ちの男子が
明らかにあの女性のいるほうに向けて、

「すごーい」と、やや大きめの声を出した。

笑っていた。

あざ笑っているようにしか見えず、
その顔を見た私は、一瞬で嫌な気持ちになった。

女性は、自分に向けて男子が何か言ったと思ったのか、
返事なのか、また叫んでいた。


ちょっとだけ、前方にいた男子に「やめなさいよ」と注意したくなった。

けどそこまでの勇気は出ず、私もその場にいたほとんどの人たちと同じく
通行人のままでいた。



帰宅後、おばに、大声女性と、嘲笑にやにや男子の話をした。

「ちょっとよしなさいよ、とか注意するのもねー」

「しなくていいよ」

おば、即答。




ふと気づいた。

あのにやにや笑った男子に、なんで私はもやもやしたのか。


思いだした。

中学生のとき、確か中3のとき、放課後、女子たちが公園で私に同じことを何度も何度も言わせ、笑っていた。

フラッシュバックだ。



ああ、私は人が自分をあざ笑って小馬鹿にされた記憶が、まだ心のどこかにあったのか。

だからなのかな、嫌な気持ちになったのは。


人がたくさんいるところで大声出すのは良くないけど、
あの少年がなぁ……。

スマホで検索して、なぜあんな風に叫んでしまうのか、とか調べてたらいいのに。


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