<<往復ビジネスクラス利用で台北観光>>丸2日間、休憩なしで観光しまくりました!2026年3月
1.台湾旅行決定の経緯
3人家族(父・母・大学生の子供)の我が家では、子供の長期休みに合わせ、春・夏と家族旅行をしている。
今春の旅行は、2月初め(春節前)の台湾旅行にしようと検討していた。
これまで、いつでも行ける近隣国との思いから、旅行候補から外してきた台湾。
お隣の大国による台湾侵攻が始まれば、行けなくなってしまうかもしれないという思いでの企画だった。
しかし、納得できる航空チケットが予約できず、台湾旅行計画は頓挫することに。
台北までは片道3〜4時間、LCC利用で安く済ませたいと考えていたのだが、申し込みが遅かったぁ〜。
思っていたより割高で格安感もなく興醒めしてしまい、今回は国内旅行に切り替えることにしたのだ。
そんなところに、「往復ビジネスクラス利用 3泊4日台北旅行 旅行代金10万円強/1人」という某旅行社フリープランを見つけた。これなら行ってみたいと即日申込。
しかし、これも既に時遅し。
全日程がキャンセル待ち。第一希望日程の2月催行コースは叶わなかった。
一応3月催行の日程もキャンセル待ちにしたが、旅行社は難色気味の反応だった。
内心、まず無理だろうと早々に諦め、次の旅行計画を進めていた。
結局、我が家の春休み家族旅行は、2月後半の長崎旅行に決定。宿泊・航空券の予約も完了した。
すると、なんと2月中旬過ぎ、9割がた諦めていた「ビジネスクラス航空券のキャンセルが出た」と、旅行社からの突然の連絡。
一瞬迷ったが、明日何があるかわからない世の中、人生は短い!ってことで、このせっかくの機会を受けることにした。
こうして長崎旅行から2週間後、家族で台北観光旅行もすることとなった。
全く頭から離れていた台北観光。
時間の余裕はない。
急遽、丸2日間の観光スケジュールを組みはじめた。
2.キャセイパシフィック航空ビジネスクラス 東京(成田)ー台北(桃園)
今回の旅程3泊4日の内、初日と最終日は移動のみ。
台北の観光時間は丸2日だ。
今回の航空会社は往復キャセイパシフィック。
初日と最終日は観光もない。
ゆっくりビジネスラウンジを利用して、くつろぐことにした。

明るく広々、眺望も良く、場所的にも良い位置。
食事の種類もまぁまぁ良し!
ビジネスラウンジ定番のカレーにはお肉もいっぱい入っていて、
スープも美味しかった(写真左下)。
麺の提供がなかったのが残念ポイントか。

位置的には(眺望もなく)良くないが、広さや設備は及第点。
何よりも、ラウンジ中央カウンター(写真右下)で提供される各種食事メニューは絶品だ!(写真上)
特に「名物の担々麺(写真右上)」は超オススメ。
美味し過ぎて、おかわりしてしまったほどだ。

往復とも、座席は個室ではなく、幅広の普通席仕様。
フルフラットにはならないが、ある程度までは倒れた。
アメニティーグッズも無い。付いているのは、ミネラルウォーター1本だけ。
視聴可能な映画やドラマの種類は多くはないが、不平が出る程の少なさではなかった。
キウイ、ココナッツミルク、ミントをブレンドしたノンアルコールカクテル
「キャセイ・ディライト(写真右下)」は美味しかった。キャセイを利用したら注文すべし。
デザートのハーゲンダッツは数種類から選べる。
メインメニューは3種類(鶏肉・牛肉・魚)あるが、正直、特別美味しいという程ではない。
お酒の種類はそこそこあった(飲まないので詳細は語れず。。。)。
3.宿泊ホテル 「ハンプコートパレス台北(台北漢普頓酒店)」

台北では、バルコニーのある建物は少ない。

部屋のトイレにはウォシュレット(パナソニック製 写真右中)も設置されている。
室内着(写真右上)も用意されているが、連泊の場合、室内着の交換はしてもらえなかった。
MRT松江南京捷運駅(台北の中心街「中山駅」から1駅)から徒歩約6分。
セブンイレブンもスタバも徒歩1分。
好立地にあり、何よりも部屋が広い。
テレビ画面も大きい。
掃除も行き届いていた。
朝食ビュッフェは、ライブキッチンもあり充実しており、台湾ビールも朝から飲み放題だ。
超高級ホテルではないが、このクラスのホテルの中では、かなり上位にランキングされて良いホテルだと思う。
難点を挙げるなら、シャワーの水圧が弱め、シャワーブースの排水が溢れ出しそうで(気を付けていたので溢れなかったが)恐々シャワーを浴びなければならなかったことだろうか。
また、かつてのSNS等で確認できるロビーでのウェルカムドリンク&軽食のサービスは無くなっていた。
尚、昨年(2025年)から台湾全土で、ホテルのアメニティー(歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップ等)の備え付けは廃止になっているので、宿泊部屋の備品は最低限のもの(シャンプー・リンス、ボディーソープ、ハンドソープ、ヘアドライヤー、ティッシュ等)になっていた。
4.観光1日目
①MRTで総督府へ
平日朝一番、MRT(地下鉄)を利用して総督府へ。
既に入場待ちの列ができていた(写真左中)が、身分確認→荷物検査後、5分程で入場できた。

1895年から1945年までの50年間、日本が台湾を植民地統治する為、
台北に置いた最高行政機関として使われていた建物。
現在は中華民国の総統府として使用されている。

入場はICカードリーダーにタッチ(写真左)、退場は投入口(写真右)にトークンを入れる。
乗車回数が多い方は、台湾の交通系ICカード「悠遊カード(EASY CARD)」を
自動券売機やコンビニ等で購入した方がお得で便利。(我が家は購入せず。)
②中正紀念堂
総督府から中正紀念堂までは、徒歩10分程度。
この辺りは、台湾の政治中心地(日本の永田町のような場所)。
道も広く、歩道も整備され、人も少なく歩きやすい。

中華民国 元総統 蒋介石を記念して建てられた4階建の建物。
4階に、大仏のような蒋介石の座像(銅像 写真右中))が飾られていて圧巻。
1階には、記念執務室(蝋人形)、文物展示室、ギャラリー、お土産屋がある(写真下)。
9時から17時の毎時0分、建物前で衛兵交代式が行われ(写真左中)、観光の目玉となっている。
③野柳地質公園
午後は、台北郊外の有名観光スポットである九份・十分・野柳地質公園を巡る日帰り観光バスツアーに参加(割引ありの事前予約済み)。
中正紀念堂からは、徒歩で、ツアー集合場所の台北駅へ。
正午過ぎ、台北駅のバスツアー集合場所で受付後、駅構内のコンビニで軽食を購入。
急いで食べて、トイレを済ませて、いざバスツアー開始。
最初の観光地は、野柳地質公園。

様々な奇岩があって見応えあり。
1時間強の散策時間があったが、時間が足りなくて小走りで回ることに。
④十分ランタン飛ばし体験&十分老街

バス乗車中に、ランタン飛ばし体験の説明があり、料金支払も完了(写真右下)。
十分のランタン飛ばし体験場所は、実際に利用されている鉄道の線路上(写真右上)。
ランタン飛ばし体験の店はたくさんあるが、どの店も大忙しで、観光客もごった返している。
当初は、鉄道に乗って個人で来訪しようと考えていたが、個人では体験申込も難しかっただろう。平日でこんなに混んでいるのだから、休祭日はどうなるのだろう?
ツアーを利用して大正解だった。

地瓜球(さつまいもボール 写真左)、台湾ソーセージ(写真右上)を食べ歩き。
⑤九份老街&お茶体験
ドラマ・映画のロケ地、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデル(似ている)と言われて有名な九份老街。
平日は比較的空いていると思いきや、なんのなんの混雑していました!
週末は平日以上に混雑する為、ツアーバスも最寄り駐車場に入れず、途中でシャトルバスに乗り換えなければ九份老街へは入れないとのこと。
平日の来訪で良かった〜。

ランタンはそれなりに綺麗だったが、それよりも混雑が気になって心から風情を楽しめなかった。
ガイドさんから教えてもらった店の一つで、
草餅(小豆、切り干し大根、芋の3種 写真右下は小豆と芋)を購入し、ホテルで食べてみた。
小豆は甘くて普通に食べられたが、他の種類(切り干し大根、芋)は不味くて食べられなかった。
(あくまで個人の感想です)

「千と千尋の神隠し」のモデルではないかと言われている「阿妹茶楼」でお茶体験。
ツアーオプションで事前申込しておいたので、優先的に入店できた。
お店の前には、入店待ちの長蛇の列。事前申し込みしておいて大正解!
お茶は烏龍茶、お菓子は4種類(写真右下)。
所要時間は30分程度だったが、女子は店内のトイレ待ち(数が少ない)で時間がかかる。
ちなみに、九份老街での綺麗なトイレはほぼないそうなので、
ここは貴重な綺麗なトイレの一つだった。
⑥台北駅の飲食店街で夕食
午後9時前、ツアーバスは台北駅に到着。
日帰りバス観光ツアーは、効率的に台北郊外の観光スポットを観光できる。九份や十分は、個人で鉄道と路線バスを使っても行けるし、その方が費用的にも安く、印象にも残りやすい体験になるだろう。
しかし、時間と手間の節約は、忙しい旅には必須。
今回は時間が限られた旅程だったので、大満足のツアーとなった(利用したのはkkdayツアー)。
朝食はホテルのビュッフェでガッツリ食べたが、昼食はコンビニ軽食のみ。観光地での屋台グルメやお茶菓子はつまんだが、お腹は空いていた。
夕食処を探すにも、結構疲れていて、歩き探す気にもならない。
結局、夕食は、台北駅2階の飲食店街で中華麺を食した。

台北駅2階の飲食店街で食べた中華麺(写真下)。
⑦龍山寺&華西街観光夜市
夕食後、MRTで龍山寺へ。
台北市内はちょうどランタンフェスティバル中。
龍山寺も綺麗にライトアップされていた。

赤い三日月型の木片「ポエ(筊杯 写真右下)」を使った龍山寺のおみくじは、
敷地内奥の建物近くに置かれていた。
夜遅くだったが、おみくじを引く為、女の子達がポエを何度も投げていた。

屋台は少なめで、マッサージ店が多い印象だった。
MRT駅前通りにも、小さめな夜市(写真下)が展開されていた。
5.観光2日目
①台北2階建オープントップバスで市内観光
台北2階建オープントップバスを利用(事前割引申込済み)して市内観光。
2階建オープントップバスは2経路あり、それぞれ主要観光スポットが停車場になっている。
まずは、午前中の便で国立故宮博物院へ。

お手軽に台北市内観光できる。
2経路とも台北駅近くから発着している(写真右上)。
故宮博物院の入口にも停車場があって、非常に便利。但し、巡回本数は少なめだ。
もちろん、車内の観光案内は日本語選択できる(写真右下)。

台北市内主要観光スポットを隈なく周遊できる。
②グランドホテル台北(円山大飯店)
2階建オープントップバスの停車場の中でも一番インパクトのあるスポット だった五つ星ホテル「グランドホテル台北」。
遠くからでもその形がわかる程、巨大で存在感のある建物だ。
台北中心地からは少々離れているが、MRTでも容易にアクセスでき、士林夜市も徒歩圏内。
部屋数も多い為、宿泊料金設定もバラエティーに富んでいて、五つ星と言えど気軽に宿泊できる部屋もある。
今回は外から眺めるだけだったが、次回訪れることがあれば、ぜひ宿泊してみたいホテルの一つ。
もちろん、台北中心地付近にも、素晴らしい五つ星ホテルは多数ある。

③国立故宮博物院

目玉陳列物「翠玉白菜」と「肉形石」は、他院に貸し出されていて見ることができず。残念。
④台北101展望台
「国立故宮博物院」から2階建オープントップバスで台北駅に戻り、バスを乗り換える。
「国立故宮博物院」のカフェでランチをとる予定だったが、鑑賞時間が長引き、時間が無くなってしまった為、ランチ無しで、博物院からバスに乗車。
台北駅停車場でのバス乗換時間は30分弱。
台北駅のコンビニでおにぎりを買って、軽くお腹を満たしてから観光継続だ!
午前便とは異なる経路のバスに乗り換え、市内観光しながら「台北101展望台」へGO!

台北が誇る高層ビル。低層階には高級店が立ち並んでいる(写真中下)。
晴天だったので、展望台からの眺め(写真中上)は良好。
展望台から下降するエレベーター乗場近くでは、
ダンパー(ウィンドダンパー/風振れ止め装置 写真右下)を見学することができる。
92階から87階に吊り下げられた巨大な重り(免震装置)で、
台風や地震の際、高層ビル特有の揺れを抑える。
⑤西門紅楼
日本統治時代には「八角堂」と呼ばれていた「西門紅楼」。
繁華街の西門町に隣接する八角形の2階建て赤れんがの洋館だ。
現在は、様々な店が入ったショッピング施設になっている。
ランタンフェスティバルのメイン会場の一つになっていて、夜はたくさんの市民で賑わっていた。

⑥台北若人が集う店で夕食
2日目の観光も終了し、早くも台北最後の夕食となった。
ホテル朝食ビュッフェ以外では大した食事をとっていなかったので、最後ぐらいはまともな食事をとりたかった。
台北なのだから中華料理店に行くべきなのだろうが、台北2日目にして既に普通の洋食が食べたくてしかたがない。
昨日同様、台北駅の飲食店街で美味しそうな店を物色。
若人が集う洋食系の店で夕食をとることに。
価格は飲み物入れて一人三千円代、牛ステーキ付きの夕食としてはリーゾナブルだ。

6.おまけ(感想)======台湾は日本の友

台北の物価は日本とほぼ同等に感じたが、地下鉄料金や屋台グルメの料金などは安かった。
半導体メーカーなど世界的にも素晴らしい企業を多数有する台湾だが、トイレ(下水道)事情が未だに改善されていなかったり、メンテナンスされていない築50年以上とも思われる建物が立ち並んでいたり、特にインフラの面では、まだまだ進展の余地が大幅にあると感じた。
街中には、新しい建物が建築中の一方、まだまだ古い建物が数多立ち並んでいる台北。
昭和中期頃の日本に近い気がして、妙な親近感と懐かしさも感じる。
台北では、普通に日本語で対応してくれる人も非常に多い。
例え流暢に話せなくても日本語で挨拶してくれる人もたくさんいて、日本人にここまでフレンドリーな国は(私の知る限り)ない。
「日本大好きです」と笑顔で声掛けされることもあって、自分は何もしていないのに恥ずかしいような、でも嬉しい気分になる。
市内には、セブンイレブン、ファミリーマートは数え切れない程どこにでもあるし、ロッテリア、ミスタードーナツ、丸亀製麺などの飲食店、日本企業の看板も至る所で目にする。
台北が誇る「台北101展望台」のエレベーターは東芝製、トイレはTOTO製品だったし、その他、有名建物には日本企業の製品が数多く導入されている。
今回は利用しなかったが、台湾の重要インフラである「台湾新幹線」も日本製で日本の新幹線ソックリだ。
オールドメディアでは報道されないが、日本に大災害が起きれば、いち早く多額の寄付をしてくれるのも台湾だ。
こんな日本の友好国に、この先もし何かあれば、何らかの手を差し伸べようと思うのは当たり前だろう。
台湾が日本の友好国であることは頭ではわかっていたが、イマイチ実感に欠けていた。
今回のこの短い旅で、台湾人の日本好感度を直接的に肌で感じられたことは、非常に良い体験となった。
まだ訪れていない日本人には、ぜひ一度、台湾を訪問して感じてほしいと思った。
