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思考「AIの影響を考えてみる」/ 映画鑑賞「アイ,ロボット(2004)」/ アニメ鑑賞「Vivy -Fluorite Eye’s Song-(2021)」

 昨今AIの話題がつきませんが、最終的に行き着く先は、広範囲におよぶ汎用型AIの登場かと私は考えています。
 またAIに頼りきることで、人の思考能力の低下も懸念されます。

 noteつながりで下記の記事のコメント欄で「野呂 一郎」さんにAIに関するコメントをいただきましたが、とても共感できる内容です。
 記事自体も教育に関してとても考えさせられる良い記事ですので、全文を読みつつ、コメント欄も読んで頂きたいです。

僕が懸念するのは、人間の思考がブラックボックス的になりつつあることで、プロセスを考えずに、結果だけ出てくるAIは、その点で人間を馬鹿にすると思っております。
知性って、急がば回れで、変な便利なもので思考をケチると、大きなツケが回ってくる

野呂 一郎さん note記事 コメント欄より抜粋

 本題に戻りますが、現時点でAI関連のソフトウェアは、色々なものが登場しています。

 が、現物(ハードウェア)として稼働している比較的単純な汎用型AIとして、一番身近なところだとロボット掃除機でしょうか。
 ごみを吸い上げたり、使用している物によっては水拭きしてくれます(マッピング機能で自動的に最適化もされます)。

 ロボットとは呼ばれていませんが、自動車の自動運転機能あたりでしょうか。私の知る範囲では、監視なしの完全自動化レベルは、まだ一般市場に出回っていませんが…。

 それとも、乾燥機能付き洗濯機でしょうか。重量などの要素を自動判断して、水量や洗剤の投入量などの調整を自動でしてくれたりします(「AI xx」とか機能名に含まれています)。

 そこで私が過去に観てきた映像作品の中で比較的良く覚えている、2つの映像作品を含めて、将来像を考えてみたいと思います。

 洋画の「ターミネーター」シリーズや「A.I.(2001)」も挙げられそうですが、うろ覚えです。4つの作品のなかでは、「A.I.(2001)」は他の作品に対して逆方向の作品だったはずですが…。

 ネタバレが多分に含まれますので、ご承知おきください。


洋画「アイ、ロボット(2004)」

 以下は制作会社のホームページから抜粋した紹介文です。

 ロボットは人間の日常生活に欠かせない存在となっており、人間とロボットの共存は、3原則によって守られていた。
「1. ロボットは、人間に危害を加えてはならない。2. ロボットは、人間から与えられた命令に服従しなければならない。3. ロボットは、前掲第一条及び第二条に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない。」
 ある日、ロボット開発の権威である科学者が謎の死を遂げる。その死にロボットの関与を疑ったスプーナー刑事は、ロボット心理学者カルヴィン博士の協力のもと、その謎を究明していく。そして、想像を絶する恐ろしくも巨大な陰謀に巻き込まれていくのであった…。

20世紀スタジオ公式サイト アイ、ロボット(2004)より抜粋  

 ごくごく簡単に説明すると、ロボットは論理で動きますが、人は論理以外に感情という不確実性も含めて動きます。

 そのためロボットに生活を頼っている人を、不確実性の排除のためロボットの中枢コンピューター「ヴィキ」が人を支配下に置こうとします(暴走)。

 それを察した科学者(ロボットの監視環境下に置かれています)が、ロボット3原則を排したロボット「サニー」を製造し、「サニー」に自身を××させました。

 とある理由で交流のあったロボット嫌いの「スプーナー刑事」と「サニー」に、真相解明および「ヴィキ」の破壊を実現させ、ロボットの暴走という最悪の事態を収束させます。

 人口物ではありますが、「サニー」に感情の芽生えが垣間見られます。

TVアニメ「Vivy -Fluorite Eye’s Song-(2021)」

 こちらの作品もロボットの登場(こちらは自律人型AIと表現されています)、および人を支配下に置こうとしている点は同様ですが、未来から過去への干渉と言う形で、未来の改変が試みられています(「ターミネーター」シリーズと同様ですね)。
 なお「アーカイブ」という世界中のAIのネットワークを管理する、AI集合データベースが、「アイ、ロボット(2004)」の「ヴィキ」の役割です。

 「ヴィヴィ」という史上初の自律人型AIが主人公の一人ですが、AIとしての使命は「歌でみんなを幸せにすること」です。
 ただ最古かつ100年後にも現存していることから、100年後から送り込まれた通称「マツモト」がもう一人の主人公として、共に未来の改変を試みることになります。
 要するに本来の使命から逸脱しています。

 途中様々な自律人型AIが登場しますが、「歌」を副題にしているように、様々な場面で出てくる歌も良いですし、画もこれでもかと言うほど良く動きます(戦闘シーンがあります)。

 最終的には歌の創作という「無から有を生み出した」「ヴィヴィ」に、「アーカイブ」は判断を委ねるということで、暴走は止まります(紆余曲折を経て「ヴィヴィ」の記憶はなくなりますが…)。
 記憶がなくなった「ヴィヴィ」ですが、本来の使命である「歌でみんなを幸せにすること」に戻るところで終わります。

 こちらの作品でも、人工物である「ヴィヴィ」ですが、感情の芽生えを感じます。

まとめ

 この2作品ですがAIの発展に伴い、感情で動く人を支配下に置こうとしています(暴走扱い)。いずれもAIを人がコントロールできない状況下に陥っています。
 なんだかんだでこの2作品では阻止はされていますが、現実世界の今後のAIの発展がどのようになるか正直想像がつきません(兵器への転用が一番怖いです。ドローン兵器がすでに登場しています。「ターミネーター」のようにならなければい良いのですが…)。

 ただ「AIでおかしな動作をする状況」が、ニュースなどのネット記事で散見されています。現状、即停止させたりして人のコントロール環境下にはありますが。

 想像がつきませんが、AIに頼り切る行為は、人の思考能力が低下しそうです。単純作業のAIへの委託程度で、途中過程が分るのであれば、人の思考能力の低下に繋がらないとは思います。
 が、実際にはどんどん複雑化しています。途中過程が分からなくなり、AIありきになってしまい、最終的には人の思考能力の低下に繋がりそうです。

 過去にもAIブームは何度かあったようですが、今回は計算能力(ハードウェア)が追い付いてきたことで、AIの開発競争が本格化しています。
 海外のAI開発の王手企業では、AIの使用やデータセンターで必要な電力を賄うために、原子力発電に着手するネットニュースも見られます。

 様々な国の開発に携わる人々が警鐘を鳴らしていますが、5年後、10年後、20年後はどのようになるのでしょうね?

「アイ,ロボット(2004)」の購入はこちらから。

「Vivy -Fluorite Eye’s Song-(2021)」の購入はこちらから。
 TVシリーズで6巻まで出ています。Amazon限定のセット版も出ていますが、正直高価です。

 興味のある方は、Amazonやその他のレンタルの方がいいかと思います。

注:アマゾン アソシエイト・プログラムに参加しています。

「アイ、ロボット(2004)」は古い作品のためか、下記の制作会社の公式ホームページしか見つかりませんでした。

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/i-robot

「Vivy -Fluorite Eye’s Song-(2021)」の公式ホームページはこちらから。

*最近記事の文章が長くなってきたので、よりシンプルに、原点の3~5分で読める記事に戻されなければ…。

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