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「もし自分が、がんになったら」から始まる学び ― がんノートJOURNEYで体験する、治療と仕事の両立支援 ―

こんにちは。日本キャリア開発協会(JCDA)公式noteです。
いつもご愛読ありがとうございます。

今回は、スキルアップ研修「がんノートオリジナルボードゲーム ”がんノートJOURNEY”を活用した治療と仕事の両立支援 実践研修」をご案内いたします。

午前は、がんに罹患された方の追体験が出来るボードゲームを通じて自分事として深く考えるワークを、午後は、事例やロールプレイを通じてキャリアコンサルタントとしての関わりを、実践的に学べます。
1日を通して、学びの多い講習となっております。


「もし自分が、がんになったら」


そう問われたとき、私たちは何を思い浮かべるでしょうか。

治療のこと。
仕事のこと。
家族のこと。
お金のこと。

頭の中で考えることはできても、その状況を本当に自分事として想像することは、決して簡単ではありません。

私自身、キャリア支援に携わる中で、多くの方が病気や健康上の課題と向き合いながら働いていることを知っています。そして、がんという病気は誰か特別な人の話ではなく、私たち一人ひとりにとって決して遠い出来事ではないことも感じています。

だからこそ、「もし自分だったらどうするだろう」と考える機会には大きな意味があります。

そんな体験を通じて、治療と仕事の両立について学ぶことができるのが、がんノートオリジナルボードゲーム「がんノートJOURNEY」を活用した実践研修です。


がん患者の人生を追体験するということ


「がんノートJOURNEY」は、NPO法人がんノートが開発した、がん患者追体験型のボードゲームです。

人生ゲームのようにマスを進みながら、プレイヤーは診断、治療、仕事、家族関係、経済面、社会とのつながりなど、さまざまな出来事と向き合っていきます。

特徴的なのは、ゲームの中で起こる出来事の多くが、実際にがんを経験した方々の体験をもとにつくられていることです。

診断を受けた直後の戸惑い。
治療と仕事の両立への悩み。
周囲へどこまで伝えるのかという葛藤。
限られた時間やお金を何に使うのかという選択。
プレイヤーはその都度、自ら決断しなければなりません。

もちろん正解はありません。

だからこそ、「自分ならどうするだろう」「何を大切にしたいだろう」と考える時間が生まれます。

そして気づけば、がん患者の人生を理解するだけではなく、自分自身の価値観や人生の優先順位とも向き合うことになります。


一人ではなく、誰かと考える


実際の人生もそうですが、がんと向き合う時間は決して一人だけのものではありません。

家族がいるかもしれません。
職場の同僚がいるかもしれません。
支援者や友人の存在が支えになることもあります。

この研修では、グループで協力しながらゲームを進めます。

仲間に相談する。
話を聴いてもらう。
他の人の考え方に触れる。

そうした対話を通じて、自分一人では気づかなかった視点に出会えることも大きな魅力です。

受講者からは、
「カード一枚一枚の重みを感じた」
「限られた時間とお金の使い方を深く考えた」
「自分自身の人生についても見つめ直す機会になった」
といった声が寄せられているそうです。

学びというと知識を増やすことを想像しがちですが、この研修で得られるのは知識だけではありません。体験を通じた理解があります。


支援する立場として何ができるのか


研修の後半では、がん患者を追体験する立場から、支援する立場へと視点を移します。

がんの告知後。
治療中。
職場復帰後。

そうしたプロセスを段階的なケーススタディで学びながら、キャリアコンサルタントや人事担当者、管理職としてどのような関わりが求められるのかを考えます。

ロールプレイも行われるため、知識として理解するだけではなく、実践的な関わり方を学べることも特徴です。

受講者アンケートを見ると、
「相談者の力になれなかった経験があった」
「どう寄り添えばよいのかわからなかった」
「自分にできることを知りたかった」
という声が多く見られました。

人を支援したいと思う人ほど、自分の無力さを感じることがあります。

しかし、支援とは何か特別なことをすることだけではありません。

相手の置かれている状況を理解しようとすること。
その人なりの選択を尊重すること。
一緒に考えること。

この研修には、そうした支援の本質を学ぶ機会が詰まっているように感じます。


「当たり前」の支援がある社会へ


2026年4月から、「治療と仕事の両立支援」は事業主の努力義務として明確に位置付けられました。制度や仕組みを整えることはもちろん大切です。

しかし、本当に必要なのは、一人ひとりが病気を抱えながら働く人の存在を理解し、自分事として考えられることではないでしょうか。

私たちはいつか支援する側になるかもしれません。そして、支援を受ける側になるかもしれません。

だからこそ、「もし自分が、がんになったら」という問いは、多くの人にとって意味のある問いだと思うのです。

がんノートJOURNEYは、その問いを安全に、そして深く考えることができる貴重な機会です。

人事担当者の方、管理職の方、キャリアコンサルタントの方はもちろん、自分自身の人生について考えたい方にもおすすめしたい研修です。


研修開催のご案内


がんノートオリジナルボードゲーム「がんノートJOURNEY」を活用した治療と仕事の両立支援実践研修

対象

  • 企業で働く人事・人材育成に携わる方

  • 両立支援に携わっている方、これから支援に携わる予定の方

  • キャリアコンサルタントとして支援の幅を広げたい方

  • 治療と仕事の両立支援に関心のある方

講師

砂川 未夏 氏
JCDA治療と仕事の両立支援促進プロジェクトリーダー
キャンサー・キャリア 代表
2級キャリアコンサルティング技能士
第10期CNJ認定がん情報ナビゲーター

受講料

  • JCDA会員:23,000円

  • 一般:32,200円

開催予定

  • 東京:2026年9月9日(水)

  • 大阪:2026年10月10日(土)

  • 沖縄:2026年12月5日(土)

  • 東京:2027年2月7日(日)

※開催情報は変更される場合があります。

詳細・お申し込み

JCDA研修申し込みサイト Leaf
https://jcda.leaf-hrm.jp/

「もし自分が、がんになったら」。

その問いから始まる一日が、誰かを支える力につながるかもしれません。
ぜひ一度、体験してみてはいかがでしょうか。


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