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【特別寄稿】転機理論の開拓者、ナンシー・シュロスバーグ先生からのメッセージ JCDA Blog公開のお知らせ

こんにちは。日本キャリア開発協会(JCDA)公式noteです。いつもご愛読ありがとうございます。


さて今回は、転機理論の開拓者、ナンシー・シュロスバーグ先生から、JCDA佐々木理事長のもとに届いたメッセージをもとにした記事をJCDA Blog公開のお知らせをお届けいたします。

96歳になられた先生からのエネルギッシュなメッセージと、先生が最近強調されている概念「マタリング(自分が価値ある存在であること)」についてご紹介されています。ぜひ、ご覧ください。


▼【特別寄稿】
転機理論の開拓者、ナンシー・シュロスバーグ先生からのメッセージ ―― 96歳の今なお問い続ける「長寿時代のマタリング(自分が価値ある存在であること)」


この記事から伝わってくる二つの思い。
96歳の今なお問いを更新し続けるナンシー・シュロスバーグ先生の思いと、その声を日本のキャリア支援の文脈の中で今という時間に手渡そうとする、書き手としての佐々木好理事長の思い、です。
その両方に触れ、私なりに感じたことをお伝えしたくなりました。



シュロスバーグ先生が語る「no longer feeling you matter」という言葉は、リタイアメントという特定の局面を超えて、役割や肩書が揺らぐあらゆる場面に通じる問いだと感じました。自由を得たはずの節目で、「自分はもう必要とされていないのではないか」という感覚に直面する――先生が指摘する「自由のパラドックス」は、キャリア支援に関わる私たち自身の足元にも、確かに存在しています。

印象に残ったのは、先生ご自身が体調の変化という大きな転機を前に、「かつてのようにできなくなったこと」を正直に見つめながらも、「それでも私はこの世界に貢献したい(make a difference)」と綴っている点でした。できなくなった自分を切り捨てるのでも、美化するのでもなく、今の現実を受け止めたうえで、関わり方を探し続ける。その姿そのものが、「マタリング」を生きるということなのだと思います。



そして、こうしたメッセージが日本語として丁寧に編まれ、背景や文脈とともに届けられているところに、佐々木理事長のスタンスがにじんでいるように感じました。編集後記で語られる、17年前に4Sモデルに出会った原体験や、ご自身が年齢的に人生の転機に立っているという記述は、理論を解説するためというよりも、この文章を書く動機を誠実に語っているように受け止められます。

「理論は生きている」という言葉もまた、評価や総括というより、自分自身の現在地から出てきた実感なのでしょう。96歳の研究者の言葉を「過去の理論」にせず、「これからの時間」を照らすものとして読むという姿勢そのものが、この文章全体を彩っています。



先生が説く「マタリング(自分が価値ある存在であること)」は、特別な成果や役割によって証明されるものではなく、誰かや社会との具体的な関わりの中で、何度も確かめ直されていく感覚があります。
そのことを、シュロスバーグ先生の寄稿と、それをめぐる佐々木理事長の語りから受け取ることができました。

今、私の心にあるのは「答え」ではありません。
今の自分は、どこで、どんな関わりの中でマタリングを感じているのか――その問いを、私自身も手放さずにいようという「思い」です。
そんな余白を残してくれる素敵なブログでした。


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