[note]投資家の皆さまから多く寄せられた質問と回答(2025年11月期第3四半期)
日頃より当社の事業活動にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
2025年10月7日(火)に公表した2025年11月期第3四半期決算に関し、機関投資家の方々との面談や株主・投資家の皆さまからのお問い合わせ等でいただいた主なご質問と回答について、フェア・ディスクロージャーの観点から以下に取りまとめて公表いたします。
なお、皆さまのご理解を深めることを目的に、いただいたご質問の趣旨を損なわない範囲で加筆・修正を加えております。また、記載の回答は開示時点における当社の判断や見解であり、将来の事象などにより実際の結果と異なる可能性があることをご了承ください。
Q.第3四半期決算において、売上高成長率がさらに高まっている背景は。
A. 下記の画像に示すとおり、第3四半期の売上高成長率はYoY+27.2%と、第1四半期+19.0%、第2四半期+24.9%から、さらに成長が加速しました。

これはnote事業・note pro事業・新規事業(TALESのIP開発事業)のすべてが順調に伸びていることが要因ですが、主力事業であるnote事業のGMV拡大が伸びを牽引しています。
GMVが拡大している理由の1つは、生成AIの普及による効果です。生成AIの普及によりクリエイター・コンテンツが増えていることに加え、コンテンツと読者のマッチング精度向上・AI検索からの流入増加といった効果もあり、コンテンツの創作/購読・購買の両面でポジティブな影響が生じています。

これに加え、プラットフォームのネットワーク効果が効いていることも要因のひとつです。
当社がプラットフォーム拡大の基本方針としている「グロースモデル」(下記の図参照)が機能し、noteのクリエイター数およびコンテンツ投稿数が高い水準で伸長していることが挙げられます。コンテンツが増えると、ユーザーが有料コンテンツに出会い、購買に至る機会が増加します。これが結果としてGMV、ひいては売上成長につながるという好循環が働いています。

Q.今後も売上成長の加速は続くとみているか。
A. 生成AIの普及は今後も継続するトレンドと思いますし、プラットフォームのネットワーク効果は規模が大きくなるほど強まるので、比較的高い成長率での売上成長が続くものと考えています。
以前から下記の図のとおり、note事業・note pro事業・新規事業の成長により2025年11月期以降売上成長率20-30%程度を目指すとお伝えしてきました。今後も各事業をさらに成長させることで、高い成長率を維持し、さらに引き上げられるよう取り組んでいきたいと考えています。

Q.コスト削減が進んでいるようだが、その内容・背景は。
A.売上原価・販管費は基本的には事業規模が拡大すると増えるものですが、できる限りその増加率を抑えられるよう、さまざまな工夫を重ねています。
第3四半期では、通信費のマネジメントがコスト削減につながったほか、業務におけるAI活用推進により業務委託費用が抑えられています。そのほか採用関連費用については、上期に採用が大きく進んだため下期は厳選採用の方針に変更したことにより減少しています。


Q.来期の見通しは。成長ドライバーとなるのはどの事業か。
A.具体的な業績予想は本決算の発表時に開示させていただく予定のため、現時点での言及は差し控えさせていただきますが、下記の図に記載の4つの成長ドライバーを中心に推進し、増収増益を目指します。

4つの成長ドライバーの中では特にIP開発事業に力を入れて取り組み、早期にnote事業・note pro事業に次ぐ第三の柱にしていきたいと考えていますが、主力事業であるnote事業も引き続き高い成長率を実現できるとみているため、業績を牽引するのはnote事業になる見込みです。
Q.来期はM&Aや事業提携を強化するとのことだが、どういった企業のM&Aを考えているのか。
A. 当社は下記の図で示しているnoteエコシステムの拡大を成長戦略として取り組んでいます。そのため、noteエコシステムの拡大につながる企業のM&Aや事業提携、大手企業とのアライアンスなどを幅広く検討しています。
具体例としてはCtoCサービスでnoteとシナジーが見込める企業や、IPを持っていたり開発したりしている企業などが挙げられます。ただし、既存事業も順調に成長しており、成長のためにM&Aが必須というわけではないので、シナジーが発揮できると考えられる企業を厳選する考えです。

Q.noteのSEOが強いのは、Googleとの資本業務提携が影響しているのか。
A. 2025年1月にGoogle社から出資を受けていますが、そのために当社が優遇されているということはなく、あくまで一般的な SEO 基準に基づいて評価されているものと認識しています。
SEOでは専門性や信頼性の高さが重視されると言われています。noteには質の高い記事がたくさん集まっているため、SEOが強いのではないかと考えています。
Q.WEBにおける行動がGoogle検索からAI検索へと変化していると言われているが、noteにはどう影響しているか。
A. noteはSEOが強いので、Google検索からAI検索へと変化するとサイトへの流入が減るのではないか、と言われることがあります。しかし実態としては、noteはSEOだけでなくAI検索にも強いため、むしろほかのWEBページに比べて優位性が高まっていると認識しています。
調査によると(※)、AI に選ばれ読者に読まれる記事の特徴として、書き手の経験や専門性に基づいて深掘りされたコンテンツであることや、見出しや目次で構造化され、情報が整理されている読みやすい記事であることがあります。こうした特徴がnoteにマッチしているため、noteはほかのサイトに比べて生成AI経由の流入獲得数が多い傾向になっています。今後、コンテンツを読んでもらうにはnoteに投稿しよう、という流れにつながっていく可能性もあると考えています。
※noteの生成AI流入・検索流入獲得における優位性を実証する調査レポートを公開しました。こちらも合わせてご確認ください。
Q.生成AIの普及により、質の低いコンテンツが増えるリスクはないのか。
A. 生成AIによってコンテンツの創作が効率化が進むと、質が低くてもとにかくコンテンツを量産しようと考える人も出てくるリスクがあると認識しています。
一方で、生成AIはコンテンツの質を高めたり、質の高いコンテンツを生み出すクリエイターの生産性を高めるポジティブな効果もあります。生成AIの利用に関わらず質の高いコンテンツがしっかりと必要な人に届くように仕組みを整えていく必要性が高まっているということです。
当社は以前からプラットフォームの健全性を保つため、AIを活用したコンテンツのチェックやパトロールを実施しています。
生成AIを活用して機械的に大量に投稿されていると思われるコンテンツがあればnote上での表示頻度を落とすなど、コントロールをしています。
今後ますますコンテンツの増加が見込まれるため、膨大なコンテンツを管理し、コンテンツのクオリティをチェックする精度を高め、最適な読者に届ける仕組みを強化していきます。
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