味覚のブラックホールを見つけた
ある組み合わせが成立すれば味覚のブラックホールを出現させれるお話。
まえがき
非常にうれしい発見をしました。なんだと思いますか?
もうタイトルに書いてしまっているのですが、そういうことです(笑)、はい😅。
宇宙にはブラックホールというものがあります。
ブラックホールは諸説いろいろありますが、何でも吸い込んでしまうとてつもない重力を持つ天体だとか。通り過ぎるものをなんでも吸い込むことから、吸い込まれたらいったいどうなるんだろう?などということは、夢のような疑問に思えます。遠いんですよね、宇宙のブラックホール。
白鳥座でしたか、有名なのは。この手の話はロマンがあってとても好きなんです😉。でも今は昼ご飯戦のお話。舞台は口内と脳です。あまり何も考えずにいつものようにメニューをチョイスしていたところ、今日、このブラックホール、実は口内にあることもわかっちゃいました。
では少しだけ、その世界へご案内しましょう。
今日のメニュー
白身魚のチリソース
回鍋肉
お新香(黄色)
ご飯
コンソメスープ
ウスターソース
今日はいろいろ試したかったのでこの選択にしました。なかでも特筆すべき実験は、チリソースとウスターソースの相性。今まで試したことなかったですから楽しみです。
回鍋肉はこの実験が崩壊してしまったときに、食後の満足感を畳みかける目的で連れてきました。コンソメスープくんは、期待はしていませんが少しでもヘルパーになれば。こんな感じでしょうか。
で、このチョイスで昼ご飯戦をはじめてみました。
ウスターくんとチリソースくん
普通に考えればこの組み合わせはないですね。
ウスターソースは揚げ物などが主だし、チリソースはエビチリやチリホットドッグなど、メキシカン?や中華でよく出会う味。ですからこれを試せるのは面白いなと思ったんです。
白身魚を一切れ、これには既にかる~くチリソースがかかっています。このチリソースはごく普通のチリソース。辛みは強くなくチリの香りは普通にしてきます。ソース単体でも美味しいです。
そのチリソースくんがかかった白身魚を小皿のウスターくんに軽くDIPし、食してみました。
味覚が消える
そしたらですね。
ん?(@v@ ウスターくん、きみはどこへ行った?
んん?(@v@ チリソースくんも、どこへ行った?
なんと2つのソースの主要な味覚がすべて消えてしまいました。いや、消えたというのは適切じゃないな、一定の強さの酸味に吸い込まれた、というのが正しい表現かもしれません。
でね、これ今までかなりの回数こんな食の実験やってきたけど、味覚が融和するとかお互いを強調しあうとかではまったくないんですよ😅。ほんっとに味覚が消えるんです。残るのはなんのものかわからない酸味のみ。これを最初に体感し、ん?となって何度も何度もそれを繰り返し、白身魚くんに「おい僕も味わってくれよ」とでも言いそうな顔をされ、でもそれを無視しw、何度も何度もチリソースくんとウスターくんを会わせて試すのですが、ど~やっても味覚が酸味に吸い込まれる。
これ、もしかして、いや、もしかしなくても、味覚のブラックホールじゃん (@v@!!!
なんというものを見つけてしまったのでしょう。
白鳥座までいかなくとも、距離ゼロの自分の口内にチリソースとウスターソースを放り込むだけでブラックホールを発生させることができるとは!
残ったのは…
酸味です(笑)、酸味。
ただこの酸味、後学の為に少し分析しておきましょう。
ウスターくんに含まれる酸味、チリソースくんに含まれる酸味。これらを独立して考えた場合は異なる酸味でした。それぞれのソースの香りが含まれた酸味とでもいいますか、なんかそんな感じ。
ところが2つのソースが消えて残った酸味と言うのは、ウスターくんの香りやチリソースくんの香りが存在しない、いわば中性の酸味。酸性だから酸味なのに、それが中性に感じるなんて、まさに #なんのはなしですか ですね~(笑)。よくわからなくなってきました。
でもこの酸味、今まで味わったことない酸味です。だからこそ中性の酸味としておきます。
もしかしたらまたどこかで、何かと何かの組み合わせにこの酸味が出てくるかもしれません。そのときはこの酸味の正体がわかればいいなぁ(*'▽')。。。
応用できないけど役に立つ
今日発見した味覚のブラックホールは、生きるための食事を楽しむという目的にはたぶん使えないと思います(笑)。
しかし、口内にブラックホールを発生させることができる、という特異な目的には確実に効果を発揮するので、味覚実験や調理実習、はたまた子供を交えての食べ物の不思議、など教育方面での食のパフォーマンスをエンタメとして提供する場では大いに役立つでしょう(ほんまかw?)。
ただもし、最後に残る酸味の正体がわかれば、新たな味覚の調合時のノウハウとして、素晴らしい味覚反応の功績を遺すかもしれません。
今日は味覚のブラックホールがあるということがわかったこと。これを得として、気分よく昼ご飯戦を終わることとします^^。
みなさんも何気なく食を楽しんでいるとき、ふとした疑問があったら掘り下げてみてくださいね。きっとおもしろ~いことに気づくことができるんじゃないかなぁって思います😉
さぁ、あしたは何を試そうか。
