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【舞鶴軍港赤れんが倉庫群】京都府舞鶴市にある舞鶴赤れんがパークまたの名を国指定重要文化財舞鶴旧鎮守府倉庫施設

こんにちは、今回は京都府舞鶴市へのワンドライブを小分けにしている、こっそり3部作の投稿をします。今までは一個一個の記事が長すぎて重たくなってしまっていたので、大反省をしました。今後はできる限り、手短な状態でお届けしようと思っておりますの。

では早速、タイトルの舞鶴旧鎮守府倉庫施設、いってみたいと思います。

みなさんはあまりご存知がないかもしれない「舞鶴港」の始まりの話をしておきましょうね。明治34(1901)年の「海軍舞鶴鎮守府」の開庁により「舞鶴港」は日本で第4番目、日本海側で初めての軍港として開港したのです。

明治34(1901)年の「舞鶴海軍鎮守府」開庁に伴い、軍港と鎮守府諸施設の建設、軍港へ送水する水道施設、鉄道、官舎、新市街地造成などが進められ、海軍の一大拠点と近代的な都市インフラが整備されました。

この赤れんが倉庫群も「鎮守府」設置にあわせ、明治35(1902)年から大正7(1918)年にかけて軍需物資の倉庫として建設されたものです。明治37(1904)年に軍港引込線が開通したことにより、倉庫内に線路が引き込まれ、貨車等で物資を運搬していました。

よし「鎮守府」についての説明を一回挟みましょう。「鎮守府」とは、大日本帝国海軍が軍港に設置した、艦隊の基地や防衛・警備を統轄する機関なのです。明治時代に横須賀、佐世保、呉、舞鶴の4箇所に置かれ、近代技術の拠点となる軍港都市の形成に寄与したとの事。

8世紀初頭、主に陸奥国(現在の宮城県周辺)に設置され、蝦夷(えみし)経営のための軍事的な中心地の鎮守府とは別物です。

僕的にはさ、こういう舞鶴赤れんがパーク的な再生された後の感じも良いのだけれど、その元の姿である舞鶴旧鎮守府倉庫施設という表現の方がぐっと来るんだな。訪れたくなる。まぁ、再生してくれたおかげで今こうして遺っていて、入ったり、見られたりするという側面の有り難みも無視はできないのですがね。

これまでに掲載して来た上4枚とこの後続く5枚くらいの「赤れんが倉庫」の写真は、舞鶴旧鎮守府倉庫施設的には6号棟から8号棟と言いまして、現在は「文部科学省所管倉庫」として利用されている「赤れんが倉庫」なのです。なので、現役で今も使われている建物。

ちなみに、6号棟から8号棟は元々「舞鶴海軍需品庫」として明治35(1902)年に建てられて、後に6号、7号は「水雷庫」、8号棟は「電機庫」として使用されていたそうです。

どんっ!

どんっ!を唐突にいってみました。夕日に照らされる「赤れんが倉庫」はスペシャルなので。ああ「宝」だ。とりあえず、一旦説明を止めてでも、書かせてください。〇〇パークとか言ってる場合じゃないくらいには、ちゃんと建物が「戦争遺産」としても、めちゃくちゃ格好良いのです。夕方は赤レンガが一層、朱く染められていて、いと美し。夕方に訪れるのがオススメなのです。

美しいでしょー。もはや、言葉はいらない。

うーん、再生されている「赤れんが倉庫」って、他でも聞いた事あるよなー、確か他にもいくつかあるイメージだなーと思い、改めて調べてみました。

ああ、美しい。

みなさまはどこを思い出しますか?お住まいの場所にもよるのだろうなー。

ここまでが舞鶴赤れんがパーク的に言うと6というくくりで、さっきも書いたけど、舞鶴旧鎮守府倉庫施設的には6号棟から8号棟を指し、現在は「文部科学省所管倉庫」として利用されている建物ね。

「赤れんが倉庫」について調べてみたところ、メジャーどころで、横浜赤レンガ倉庫敦賀赤レンガ倉庫金森赤レンガ倉庫・函館などなど、他にもいくつかあるみたいですね。

この建物は赤れんが5号棟で大正7(1918)年に「舞鶴海軍軍需部第三水雷庫」として建てられ、現在は、「赤れんがイベントホール」として使用されているそう。

もちろんですが、全国には普通の「れんが倉庫」もあるみたいですよね。京都の近所だと神戸煉瓦倉庫が有名かな。ほうほう、調べてみると、意外と多いのか、少ないのか。

これら例としてあげたところは再利用をされている事例で、当たり前だけれど、それ以外にも「赤れんが倉庫」や「れんが倉庫」は全国にたくさん存在しているのです。

手前から4号棟、3号棟、2号棟と並んでいます。まず、4号棟から行きますよ。4号棟は、明治35(1902)年に「舞鶴海軍兵器廠雑器庫並預兵器庫」として建てられ、現在は「赤れんが工房」として使用されています。

「赤れんが工房」は、窓ガラスなど当時の手作りガラスをそのまま残しながら、扉や窓・瓦屋根などに当初の形式を再現しつつ、平成24(2012)年に創作工房や音楽スタジオ等を備えた、市民のものづくりの拠点として開館しました。

現在では、マルシェイベントや音楽イベント、展示会、ファッションショーなど大きなイベント利用の他に、 結婚式や披露宴会場としても利用されています。

次に3号棟は同年、「舞鶴海軍兵器廠弾丸庫並小銃庫」として建てられ、現在は「まいづる知恵蔵」として利用されています。

「まいづる知恵蔵」は、先人の智恵を継承し、智恵を育む場として、平成19(2007)年に開設されました。 棟の外観に残る黒い染料は、目立たないよう色塗られた戦時中の名残りなのです。

現在では、舞鶴や海の京都エリアの土産物が並ぶ赤れんがショップのほか、 舞鶴唯一のコワーキングスペース・様々な企業が集まるシェアオフィスを備えた、舞鶴市民と観光客で賑わう活気のある施設となっています。

一番、奥に建っていた2号棟も同年、「舞鶴海軍兵器廠予備艦兵器庫」として建てられ、現在は「舞鶴市政記念館」として利用されています。

「舞鶴市政記念館」は、吹き抜けのれんが空間を持つホールや飲食店を備え、人々の交流の場として、平成6(1994)年に開設。カフェやイベントホール、舞鶴の歴史を展示した「舞鶴市のあゆみ」やパーク全体をご案内するインフォメーションカウンターがあるそうです。

これは3号棟かな。今まで書いてきたように、様々な用途で再利用されているのです。

時を戻そう。横浜赤レンガ倉庫、敦賀赤レンガ倉庫、金森赤レンガ倉庫・函館、神戸煉瓦倉庫、ここ舞鶴赤れんがパークを含めた再利用されている事例を挙げたわけですが、実は一軒だけ、仲間はずれがあるのです。

そう、舞鶴赤れんがパークだけが軍関連の倉庫だったのですよ。これは意外に思いましたね。ここ以外は貿易などのためのシンプル倉庫だったのです。なんか、舞鶴の「赤れんが倉庫」のイメージが強いからなのか、全部が「戦争遺産」なのかな?と勝手に思ってしまっていました。ええ、勉強になりました。

左手が5号棟、右手に手前から2,3,4号棟と並んでいます。次の写真からは内部に入っていきます。

おっと!人が映り込んでいるぜ!と思った方?安心してください。人形ですよ。と。

5号棟は大正7(1918)年に「水雷庫」として建てられ、明治期に建てられた他の倉庫と比べて、堅牢な造りなのです。その堅牢な造りを活かし、平成24(2012)年に再生されました。当時は直接、蒸気機関車が乗り入れていたことから、扉や天井が高く、「赤れんが倉庫群」の中で最も規模が大きいのが特徴です。電動クレーンなどが当時のまま残されており、床には線路の名残が。

現在は 5号棟カフェとイベントホールが併設されており、イベントがない時には自由に中をご覧いただけます。ホールは見通しの良い縦長の作りですので撮影にも最適との事。

ホントに撮影に最適でした。とても格好良いのです。最高だなー。

空間のオーラや色気が半端ないのです。

ああ、即戦力だ。何に再利用しても良くなる未来しか見えない。まぁ、すでに再利用されているのですけどね。だけど、少し空間を持て余しているような、建物的にもったいないようにも感じたので、再々利用的な事が起こると良いなと。

蔦が建物と共生しています。美しいですね。こういう風合いを残しているところに愛を感じます。

ズームしてみると、入口のところに4号棟の文字が見えます。人が映り込んでいるように見えますが、安心してください。映り込んでますよ。

おそらくですが、4号棟内部ではないかと。「赤れんが工房」というところですね。

こちらの内部も良い空間でした。

同敷地には、これらの建物以外に、「赤れんが博物館」、「遊覧船乗り場」、「舞鶴市役所」、「東体育館」なる建物があるのですが、なぜか撮影どころか、寄ってもいませんでした。赤れんがではなかったのかな?理由は依然不明なままです。

少し気になったので、舞鶴旧鎮守府倉庫施設の方の案内図を見てみました。当時それらの建物は存在していないので、新しい建物なのかと思われます。「宝」とは言えない建物はとてもドライに切り捨ててしまう私を、こういう時に少し反省すると同時にズバ抜けた長所でもあると思っており、逆に「宝」審美眼だけは信じられる男だと自認しております。

これからも「宝」以外は掲載しないので、安心して付いてきてくださいね。

自分で言うのも、どうかと思いますが、とても良い構図です。ちゃんと人が写らないように配慮をした自分を褒めてあげたいです。

ああ、もう終わるな。何か書くことあるかな?と思ったけど、いつも長くなるから、これで終わります。

こういう時はすっと終わった方が良いのだ。はい、需要文化財なのですよと。

地図&注意事項

迷惑にならないように、くれぐれも人がおられる時はカメラを向けない。挨拶をする。ルールを守って楽しませてもらいましょう。

撮影に際して、特別な許可を得ていたり、特別な撮影方法を試みていたり、特殊なトレーニングを積んでいたり、する場合がありますので、良い子は真似をしてはいけませんよ。
※2025年2月撮影

舞鶴赤れんがパーク


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