1歳は家庭と保育園の連携で“チーム”になる
この時期の特徴は…
・ 歩く・登るなど運動が急成長
・ 「ちょうだい」「いや」など言葉が芽生える
・ 分離不安(ママと離れる不安)がピーク
・ かんしゃく・泣き崩れが増える
つまり——
できることは増えるのに、気持ちはまだ追いつかない。
これが1歳の“揺れる時期”
STEP1:園と家庭で“安心の土台”をそろえる
1歳児にとって最優先なのは
👉 安心できる大人がいること
園と家庭で共通して
・ 名前を呼ぶ
・ 目を合わせる
・ 「大丈夫だよ」と声をかける
この3つが揃うだけで
泣きやすさ・不安定さが大きく減る
STEP2:共通フレーズを決める
1歳はまだ「理由」より「気持ち」が中心。
連携フレーズ
「やってみたかったんだね」
「イヤだったね」
「できたね!」
❌ NGワード
「なんで泣くの!」
「もう大きいでしょ!」
「ダメでしょ!」
→ 1歳は言葉を処理できず、さらに泣く・固まる
STEP3:共有は“結果報告”ではなく“気持ちの情報”
3行で十分
⒈ いつ・どんな場面で
⒉どんな気持ちがありそうで
⒊どんな行動が出たか
例)
園 → 家庭
「ママと離れるとき泣きました。さみしい気持ちが大きかったようです」
家庭 → 園
「眠いときにかんしゃくが増えています」
1歳は“行動より感情”を共有するのが大事
STEP4:園と家庭の役割を整理する
家庭の役割
・甘えをたっぷり受け止める
・ スキンシップで安心を補給
・ “大好き”を伝える
園の役割
・友だちを意識する経験
・簡単なルールの経験
・初めての集団生活
家庭=心の充電
園=社会への入り口
よくあるトラブルの連携例
例:登園時に大泣きする
園の対応
「さみしいね」
「先生が一緒にいるよ」
落ち着ける場所でゆっくり過ごす
家庭の対応
「泣いてもいいよ」
「お迎えに行くからね」
登園前にギュッと抱っこ
ゴールは
泣かないことではなく、“安心して泣けること”
例:おもちゃを取ってしまう
1歳の「取る」は—
❌ 意地
❌ いじわる
ではなく
“興味のまま動いた結果”
園
「欲しかったね」
「順番を待ってみよう」
家庭
「どうぞ」を一緒に練習
目的はルールより“気持ちの名前”を教えること。
1歳連携が一気にうまくいく魔法のひと言
家庭 → 園
「家でも同じ声かけをしてみますね」
園 → 家庭
「ご家庭の様子を教えてくださいね」
責め合わず、比べず、
“チーム”になる
最後に
1歳は——
・ 泣いて当然
・ 甘えて当然
・ 抱っこで安心するのが当然
「がんばる子」にする前に、
“守られている”と感じさせてあげること。
それが1歳の最大の成長エネルギー

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