本の活字はあなたを引き寄せる。だから本屋に行こう。
この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:きのう、デジタルじゃない、アナログ目覚ましを買え、といった。デジタルは一見便利で効率的だが、そこに落とし穴があり、想像性と創造性をあなたから奪い取る。本もデジタルより、アナログつまり紙の本がいい。あなたにより強く、深く語りかけてくるからだ。本屋さんに、行けばわかるさ。ダァーっつ。
本屋さんに行くべき理由
ここ数年、あなたは忙しすぎて本屋さんに行っていません。
かわいそうに、あなたに出会いたくて本たちが泣いています。

またオカルト話かよ?
そうじゃないんですって。
きのう、デジタル目覚まし時計は、あんなんダメだ、あなたと「肉体の会話」ができないから、とぶった切りました。
返す刀で、デジタル書籍、電子書籍ともいいますが、それもあなたとコミニケーションしないからやめろ、と言いました。
デジタルはダメ、あなたの深い部分を刺激しないからです。
結果、デジタルばかり使っているあなたの想像性も創造性も刺激されないで、結局アウトプット、生産性も上がりません。
後でお話するように、電子書籍も、ことばですから力がありますが、
夾雑物があり、それがあなたとの深いコミニケーションの妨げになるからです。
そんなあなたへの処方箋が、久しぶりに本屋さんに行くことです。
なぜならば、そこは「活字」の森だからです。
活字は本という意味ですが、活字は文字通り「|活《い》きて」います。
活きているので、あなたに呼びかけるんです。
「わたしはここ」、って。
「あなたは私を探してるんでしょ」って。
活字は活きているから、あなたをぐいと引き寄せるんです。
いままでだって、あなたが本屋さんで買った本って、これを買おうと思って買った本以外は、あなたと会いたがっていた活字が、あなたを引き寄せただけなんです。
活字はエネルギーを発しています。

だから、そのエネルギーと同調した周波数を持っているあなたとは、いやでも出会い、結ばれるんです。
電子書籍の欠点
電子書籍だって、サイバースペースという違うところに住んでいるだけで、おなじ活字じゃないの?そうあなたは言われますよね。
いや、電子書籍の字は活字だけれど、本屋さんの棚にひっそりと並んでいる活字群に比べると、残念なことに半分ぐったりとしているんです。
いわば「半活字」。
電子書籍の活字は、囚人です。
言葉自体にはエネルギーがあり、あなたにアピールしているけれど、なにせ電脳空間に閉じ込められている”囚人”だから、あなたに届くはずの情熱がカットされてしまっているんです。

そして、今やその電脳空間は、あまりにも猥雑な宇宙と成り果てて、言葉のエネルギーも、外部に届かないんです。
もう一つあります。
言葉の持つエネルギーがそれでもあなたに伝わるけれど、あなたとの会話、コミニケーションの時間はせいぜい5秒なんです。
なぜか。
言葉のパッションやエネルギーは伝わっても、同時に”電磁波”も伝わりますから、あなたは無意識にそれを避けようとするからです。

5秒以上はあなたの肉体が、二人の邂逅を阻止します。
本屋さんに行こう
紙の本は、印刷されてはいますが、活きており、あなたに呼びかけます。
そして、あなたの中に眠っていた好奇心や情熱、正義感、ロマンは、本の発する同じエネルギーをすぐにキャッチします。
一週間以内に、あなたはふと見かけた本屋さんに、引き寄せられるように入っていくことでしょう。
そして何気なく手に取った一冊を持って、そそくさとレジに向かいます。

これが運命の一冊との出会いなのです。
でも、それには、お出かけしないと、ですね。
本屋に行こうと思わなくてもいいです。
でも、忙しすぎる日常から、少し逃避してみましょう。
そうすれば、あなたの足は自然に本屋さんに向くことになります。
なぜならば、同じベクトルで同じ強さのエネルギーは、同調するからです。
信じる、信じないはあなた次第です。

野呂 一郎
清和大学教授
