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青春18きっぷで行く、静岡愛知の旅①

さて、2024年冬に「青春18きっぷ」がリニューアルされました。しかしこの変更できっぷの使用ルールも変わり「使いにくくなった」というファンの声もあり、賛否両論ありますね。

・複数人でのシェア・・・以前は1枚の切符を複数人で共有しながら使えましたが、1人1枚しか使えなくなりました。

・3日間の縛り・・・連続する3日間ないしは5日間でないと使えなくなりました。仕事柄連続する休みがとれない方にとっては使いにくいですね・・・

とはいえ、「自動改札機を通れるようになった」という変更点もあり、利用者にとってはもちろん、駅員さんにとっても処理が楽になったのではないでしょうか?

今回は2年前にリニューアルされた「青春18きっぷ」を使って旅に出ることにしましょう。方面は中部地方!その後さらに足をのばすかもしれません。

さてまずは、現在住んでいる栃木県を出発。宇都宮始発、湘南経由の逗子行きが来たので、とりあえず大船まで行って東海道線に乗り換えることにしましょう。

しかし接続が・・・(笑)
平塚行きだったので、平塚で乗り換えると、今度は小田原行きが。。
なかなか熱海行きが来ませんね。

そのため、神奈川県の「小田原駅」で途中下車してみました。小田急線との乗り換え駅ということもあり、沢山の人でごった返していました。小田原駅といえば、改札上にあるこの大きな「小田原ちょうちん」が有名ですね。小田原といえば北条氏ゆかりの「小田原城」も見どころではないでしょうか?

提灯のインパクトがすごい

小田原駅を過ぎてしばらくすると、進行方向左手には海が、右手には山が現れ、改めて「海沿いを走っている」という実感が持てます。早川駅、根府川駅は海に近く、絶景を臨むことができます。

真鶴駅や湯河原駅の周辺はみかん畑が有名です。この地域は人口減少が進んでいるようですが、湯河原は温泉街でもあるため、観光に力を入れています。山がちになり緑が多くなった景色を見ていると、ほどなく熱海駅に到着。ちなみに熱海駅の駅前には「足湯」があります。ぜひくつろいでみてください。

熱海駅は観光客で大賑わいだった

さて熱海駅からは、JR東海の電車に乗り換えていきましょう。ここまでは10両や15両でしたが、ここから先は一気に「3両」になってしまいます。

来たのはJR東海では標準的な「313系」ですが、ライナー型の車両が来たのでちょっとびっくり。一般的な313系は、オレンジの線だけが入っていますが、この車両は窓のところにもグラデーションのようなオレンジが入っています。つっちーは静岡地区の列車動向をあまり知りませんでしたが、コロナ禍くらいの時期に、名古屋地区のライナー型(8500番台)が静岡地区に移籍していたようです。

元名古屋地区のライナー車両が熱海〜浜松で活躍中

車内は横引きカーテンとクロスシートが並び少し豪華な印象です。313系は転換クロスシートの車両が一般的ですが、多くは青色のシートなので、赤系のモケットは珍しく興味深いです。

この区間は長いのでガタゴト列車に揺られること2時間で「掛川駅」に到着します。もう少し乗っていれば終点の浜松に着きますが、今回はこの掛川駅で降りてみましょう。掛川駅の駅舎はすごくレトロな雰囲気ですが、実は1933年に竣工し、1940年に改築されたものです。つまり、第二次世界大戦も乗り越え、戦後も長らく掛川の駅前を見守ってきた建物なのです。

レトロな雰囲気の木造駅舎

それでは、今日は掛川駅から出ている「天竜浜名湖鉄道」と呼ばれる私鉄に乗ってみましょう。天竜浜名湖鉄道は、ここ「掛川駅」から同じく東海道線の「新所原駅」までを、内陸をぐるっと迂回するようにして走っています。浜名湖を囲むように走っているのが特徴です。

ちょうどやって来たのは「マリメッコ列車」と呼ばれる、New スローライフトレイン。聞きなれない方は「マリ・・・メッコ?なんぞや!?」と思われるかと思いますが、フィンランドのアパレル人気ブランド「マリメッコ」の生地や柄でインテリアを装飾した特別な列車です。たしかに、艶やかなカーテンの色使いなどは異国情緒あふれる感じでした。車体もヘリテージブルーという、爽やかでありつつ落ち着いた「青色」で塗装されています。

ヨーロッパの雰囲気が漂う車両

天竜浜名湖鉄道は、各駅の駅舎に風情があるほか、看板を見ても駅の個性が出ていることがわかります。たとえばこちらの「遠州森駅」は「eBikeのふるさと」と言われています。今や全国で販売されている「電動アシスト自転車」が、地元企業の「ヤマハ発動機」によって開発されたため、この地がふるさととされています。

地元企業と連携して町興しをしている様子

車庫には茶色とクリーム色のTH3000形気動車もいました。こちらは2021年まで活躍していた車両で、現在は運行を終了し留置線に留置されていました。

ふう、ちと休ませておくれ
途中で音街ウナのラッピング車両に乗り換えた

30分少々揺られていると、ちょうど浜松の北部にある「西鹿島(にしかじま)駅」に到着しました。ここ西鹿島からは、浜松市街地に向かって「遠州鉄道(えんしゅうてつどう)」という私鉄が走っているので、この遠州鉄道に乗り換えてみましょう。

この遠州鉄道の電車、普通鋼製の車体であり、「日」の形をした下降窓を採用しているため「昭和の車両?」と思われる方もいると思いますが、実は1999年製です!1983年にデビューした車両にスタイルを合わせているものと思います。

遠州鉄道は昔から他社の中古車両を受けず、自社で新型車両を導入してきたため、歴代車両のイメージにこだわっているようです。この「古そうでしれっと新しい」という車両、結構好きですね。(とはいえ、1999年ももう25年以上前でしたね…)

遠州鉄道の2000形電車

さてこの車両に乗って「きさらぎ駅」に行ってみましょう!
ん、待てよ「きさらぎ駅」はありませんよ。。きさらぎ駅は、都市伝説でした。

都市伝説が好きな方はご存じかと思いますが、2004年のとある日の夜、2ちゃんねるに突如「はすみ」さんという人が書き込みをしました。内容は「新浜松から出ている私鉄の、普段と同じ電車に乗っているが、20分以上走り続けていて、次の駅に着かない」「今、きさらぎ駅(←実際に存在しない名前)に着いたので降りたら、電車は行ってしまった」「近くには草原のような場所で家がない」「伊佐貫というトンネル(←実際に存在しない名前)を通った」といった趣旨の書き込みです。

これに対してネットユーザーから「大丈夫?」「助けは求められる?」といった趣旨の返信があり、リアルタイムでやり取りは続きました。はすみの書き込みは深夜3時台を最後にとだえ、その後どうなったかはわかりません。異世界としてのきさらぎ駅の存在が、都市伝説になっています。

この「きさらぎ駅」とされているのが、実は遠州鉄道の「さぎの宮」駅です。遠州鉄道には、この都市伝説をモチーフにしたグッズまであるくらいです!

始発駅でガラガラの遠鉄電車。まさかきさらぎ駅行き!?

きさらぎ駅こと「さぎの宮駅」に着いたので、途中下車してみました。周りには家があり人もいて、よかったです。まだ夕暮れではないので、都市伝説のような怖さは感じませんでした。

伊佐貫トンネルは見つからなかった

その後は引き続き後続の列車に乗り、新浜松駅へ向かいました。

シン・ゴジラを感じさせるシン・ハママツ

さて、移動、移動でお昼をぬいてしまい、顔の濡れたアンパンマン状態になってしまったため、エネルギーチャージを。駅近くのお店で、浜名湖の白身や海老、海苔が最高に美味しいかき揚げ丼を堪能しました。

浜名湖の海鮮をふんだんに使った丼
浜松駅前を見渡す

浜松で休憩した後は、再び東海道線に乗り、名古屋方面を目指します。当初降りる予定ではありませんでしたが、浜名湖の美しさに惹かれるように弁天島駅で降りてみました。夕暮れ時の海と、海にたたずむ鳥居は最高です。いかがでしょうか!?

厳島神社のように、海上にたたずむ鳥居
知る人ぞ知る、nujabesのislandという曲に合いそうな風景

さてここから豊橋に向かいますが、出会ったのはJR東海の新型車両、315系です!315だけに最高ですね。同社のオレンジをベースにしており、313系のイメージも踏襲していますが、車内は床もロングシートも青系で△模様とスタイリッシュなデザインになっており、全体的に明るい車両でした。

夜のライトがまぶしい315系

刈谷駅から名鉄に乗り換え、知立を経由して名古屋に向かいました。

名鉄では1987年に登場した6800系、1997年に登場した3700系、2008年に登場した5000系など、さまざまな世代の車両に乗りました。特に面白かったのは5000系で、以前走っていたパノラマsuperの機器を流用しているため、車体は最近のステンレス車体ですが、走行音が古い感じでアンバランスさがいいですね。

「東の京急、中部の名鉄」といったところでしょうか?名鉄の車両たちは、名古屋の赤い電車として活躍しています。

赤い車体が綺麗な6800系

1日目、無事に名古屋に辿り着きました。さて、ホテルでゆっくりとくつろぎましょう。本日もありがとうございました!

綺麗でサービスの良いホテルに宿泊
UCCのカフェラテを手に1日の振り返り

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