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kenichi_iwase
対話はいつも、思いがけない方向へ転がっていく
昨日は、コーチング仲間との相互セッション。
2週間おきに1時間〜1時間半。
交互にコーチ役とクライアント役を務めながら、互いの内面を探っていくスタイルです。
今回は僕がコーチ役。
最初のテーマは「プログラミングやプラモデルづくりなどの趣味に、最近モチベーションが湧かない」。
そこから話を進めていくうちに──
完璧主義
↓
幼少期の母親の影響
↓
社会的つながりの減少
↓
趣味仲間とのつながりを増やす
気づけば、こんな展開に“転がって”いきました。
本人ですら想像していなかった場所に連れて行ってくれる。
それがコーチングのいちばんおもしろいところです。
コーチングは、質問の技術ではなく「対話」の力。
思考と感情が触れ合う中で、新しい視点が生まれていく。
「対話」と聞いて思い浮かべたのは、ギリシャの哲学者ソクラテスやプラトン。
問うことで、考えが転がり、気づきが生まれる。
人はずっと昔から、“対話”によって自分を見つけようとしてきたのかもしれません。
そして偶然にも、今オーディオブックで『嫌われる勇気』を聴き始めたところです。
舞台は現代、若き論者と哲人の対話。
アドラー心理学はギリシャ哲学と本質は同じ──と語られる場面があり、まさに今日のセッションと重なって聞こえました。
「人は、自分の居心地のよさを求めるあまり、感情さえ作り出してしまう」
この一節を聴いて、思わず立ち止まりました。
深いけれど、まだ完全には腑に落ちていません。
だからこそ、これから聴き進めるのが楽しみです。
論者と哲人の対話が、この先どんなふうに転がっていくのか──。
