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伊那はい~なの里山ハイク 高烏谷山

はじめにお断りしておきます。

この記事は、4月下旬に信州伊那の高烏谷山に登ったときの様子を記したものです。

季節がちょこっとずれていますが、おゆるしくださいませ。




桜の見頃がおわり花桃がかわいい花を咲かせるころ、久しぶりに信州へ帰省しました。


残雪少ない中央アルプス
早くも雪形が見えます


信州で人気の木、花桃(はなもも)


伊那はい~なの集合は1年半ぶりくらいでしょうか。わたしが奈良へ越してから初めてです。

初めましての方に念のため説明すると、「伊那はい~な」とは専門学校同級生の伊那好き・伊那出身の3名で構成された集まりで、集合頻度も活動内容もすべてが気まぐれという、おとなのサークルです。


さて、今回は私の帰省と2人の予定がぴったりと合ったので、体力試しに山へ行こう!となりました。

どの山にする?

なにしろ信州です、山は選び放題。
とはいえ本格的な登山は無理なので、ハイキング気分で行ける低山から選びます。登山口までアクセスしやすくて、初心者でも登りやすいところ・・

あ、あそこがいいかも!
小学6年生のときに遠足で登った山


高烏谷山(たかずやさん)
標高1331m


うん、低い!
これならいけるでしょう。

朝7時半に待ち合わせして、登山口のある高烏谷神社へ向かいました。

駐車場は10台ほど停められる広さでしたが、意外にもほぼ満車。こんな早朝に誰もいないだろうという予測はあっさりと裏切られ、トレランと思われる人々が談笑する中、なんとか一台停められるスペースを見つけました。

山方面からは、いままさに駆け下りてきた人も。


え?ここそういう山だったっけ?


まあいいや。
わたしたちはわたしたちのペースでゆっくりいこう。

ここからリーダーシップを発揮するのは、登山大好きAちゃん。

「はい、これ使って」

リュックから取り出したのは登山用ストック。

なんと、山慣れしていないわたしとKくんのために1本ずつストックを持ってきてくれたのです。

初めての経験。
やっぱりあった方が楽なの?どうなの?
よくわからないけど、とりあえず使ってみよう。

軽く準備運動をして、それでは出発~!

なお、今回写真はAちゃんが撮影したものを多く使用しています。理由は、わたしにはそんな余裕がなかったからです。笑



参道がすでに山道



気持ちいいわ~



清浄なる地


神社に到着。
こちらで手を清め、お手洗い(旧式)をすませて念入りにお参り。無事に登って帰ってこられますように。

さあ、いきますよ~!

YAMAPの標準コースタイムは登り1時間30分とか。さて、わたしたちはどうなることやら。



いくぞー



道が狭くなってきた



山だ・・・


いつの間にか、わたしが先頭になりました。
なぜなら、いちばんヒーヒーいっていたからです。

山では、最も体力がない人が先頭を歩くのだそうです。でないと置いて行かれちゃいますからね。

後ろでKくんとAちゃんがあれこれ話しているのを聞きながら、わたしは一言も発せず黙々と登ります。

く、苦しい

ガラスのハートがいまにも砕けそう。
だめだ、もう無理だ。


「ごめん、ちょっと休ませて」


いくぶん道幅の広いところで休憩することにしました。ちょどよい石があったので、そこへ腰かけます。

「これ食べるといいよ」

Aちゃんがみかんを差し出してくれました。

すっぱ甘くておいしい~
汗をかいた身体に果糖がすーっと染み渡ります。

心拍数もおちついて、あ、なんか元気もどってきた!
Aちゃんありがとう。



由緒ありそうな石碑に手を合わせる


途中、上から下ってくる人とたびたびすれ違いました。

「こんにちは~」

年配の方、犬連れの方、トレランの方、みなさん慣れた様子で軽快に下りてきます。すごいなぁ、何度も登っていればああなれるんだろうか?

心臓バクバクだけど、ちょっと休憩すれば回復するからまぁよしとしよう。それにしても、Aちゃんの登山スティックにずいぶん助けられました。これがなかったらもっと体力消耗していたことでしょう。3本目の足としてわたしを支えてくれました!



お天道様が近くなってきたような?



視界が開けてきたような?!


そのとき、天使(Aちゃん)が告げました。

「あともう少しで頂上みたい」

頂上!
やった!!

そうとわかると俄然げんきになるわたし。
体中に力がみなぎり、歩くスピードが速くなりました。

よっしゃ、行くぞー!

はやく、はやく、


そして



絶景か!


さらに上へ



正面に中央アルプス


すごい、よくここまで登ってきたなぁ。
いつも見上げているアルプスが、すこし近くに感じられる。

4月下旬にしては少なすぎる残雪には、すでに雪形が現れています。
島田娘、駒形、種まきじいさんばあさん。里の人々は雪形から季節の進みを知り、田畑作業の目安にしていたそうです。自然を敬い、自然と二人三脚で生きていた時代。



石碑がいくつも
真ん中は「御嶽大権現」


あ~、気持ちいい

山頂の風はひんやりしていて、あっというまに身体が冷えます。

せっかくなので、休憩もかねて頂上をふらっと散策。



登頂の証拠写真



高烏谷神社奥宮



山だらけだ


この日はちょうど地区の方々が集まって、草刈りや諸々の手入れをされていました。人の手が定期的に入っているからこそ、登りやすい山が保たれているんですね。ありがたいことです。

石碑が気になったので正面へまわってみると、ちょっと不思議な光景が!



どうした?!


清掃活動中の地元のおじさんに尋ねると、どうやら松の根が成長して石碑を押し上げてしまい、応急措置でこうして固定しているのだそう。「まえ来たときはこんなんなってなかったんだけどね~」と。元気すぎる木も、それはそれで管理が大変ですね。


さて、頂上散策はこのくらいにして、おやつタイム~

ちょうど頃合いの東屋があったので、そちらでおやつを広げます。とにかく準備万端なAちゃん、なんと伊勢名物の赤福登場!しかもお湯とティーバッグつき!

緑茶、紅茶、ほうじ茶、どれにしよう?


ほうじ茶で乾杯!


山の上で食べるおやつって、なんでこんなに美味しいんだろう。
それに、温かいお茶。

しあわせ。

上りの苦しさも、この時間で相殺された気がする。
来て良かった!

せっかくだから、登山っぽい記念撮影しようよ!と、三人でポーズ



登ったぞー!


さて、では戻りましょうかね。

下りの方が足元に気を遣いますが、今回わかったのは、わたしは下りの方がラク!ということ。人によっては、膝にくるから上りの方がいいという声もありますが(Kくん)、上り好き派、下り好き派、どちらの方が多いんだろう?





ツピ ツピ ツピッ


シジュウカラが鳴いている。

行きは心臓の音にかき消されて耳に入らなかった鳥のさえずりが、やさしく聞こえました。



戻ってきたよ





ありがとうございました


山は、神の住まう場所。

伊那はい~なの里山ハイキング、次はあの山へ、、





★登山記録★

高烏谷山(たかずやさん)
場所:長野県駒ケ根市
標高:1331m / 登山口:900m
標高差 430m
上り↑ 1時間半 / 下り↓ 1時間



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