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ピル(ジェミーナ)体験記:副作用・効果は?ヤーズフレックス・ドロエチとの違いまとめ

ドロエチからジェミーナに変更して、もうすぐ3週間たちます。

昨年9月ごろからPMS・PMDD対策のためにピルデビューを果たしたのち、ヤーズフレックス・ドロエチの副作用による気力減退・胸の張りと痛み・膣乾燥に悩まされていた私。医師に相談してドロエチ→ジェミーナに変更したところ、上記の副作用がほとんど改善されてきたので改めて記録していきます。


ジェミーナとは?どんなピル?

とりあえず最初にジェミーナとはなんぞや、を解説。
ジェミーナは、エストロゲンとレボノルゲストレルという2種類のホルモンを含む低用量ピル。月経困難症・子宮内膜症に保険が適用され、月経痛緩和・経血量の減少効果が期待できる。また、正しく服用すれば99%以上の避妊効果があるとされる。最大77日間の連続服用が可能なことが特徴。

ジェミーナ配合錠21錠と28錠の写真
休薬期間がある21錠と28錠の2タイプがある。

ドロエチからジェミーナに変えて改善された副作用一覧

結論、ヤーズフレックス・ドロエチ服用中に感じていた以下の副作用が、ジェミーナに変えてすぐ改善され始めた。

  • 気力減退:一日寝てばかり・仕事をする気力が下がっていたのが、ジェミーナに変えてから「モーレツな気力」が復活した。胃腸炎でゲロ吐いて下痢してる状態でも連日深夜まで残業できたくらいだ(実話)

  • 胸の張り:胸の痛み・カチコチになる異常な張りがなくなった。とても快適。若干サイズアップしたままではあるけど、気にならない程度

  • 膣乾燥:これはまだ完全に治ったわけではないが、改善の兆しが見えた状態。粘膜と思えない、カラカラに乾燥した紙切れのような状態になってしまっていたのだが、今はとりあえず粘膜に戻った感じ。膣の乾燥ってそんなに気になる?と思うかもしれないが、口内に一切水分がなく唾が出ない状態を想像してもらえれば、その異様さが分かるだろう

逆に、ジェミーナに変えた途端に顎ニキビが4~5個発生したので、ヤーズフレックス・ドロエチのニキビを抑える効果は確かだと思う。

とはいえ、上記の副作用に比べたら小さなニキビなんて大したことない。すでにそれらも治りつつある。ジェミーナはドロエチよりも2倍くらい価格が上がるため少し抵抗感があったが、結果的には変えてよかった!

なぜ、ピルを変えただけでここまで大きな変化が表れるのか。その理由は、ジェミーナとヤーズフレックス・ドロエチが持つ作用の違いにある。

ジェミーナとヤーズフレックス・ドロエチの効果の違い

ヤーズフレックス・ドロエチ(+ヤーズ)は、「ドロスピレノン」という黄体ホルモン成分を含むため「抗アンドロゲン作用」と「抗ミネラルコルチコイド作用」がある。

  • 抗アンドロゲン作用:男性ホルモンの過剰なはたらきを抑える作用。ニキビ、皮脂分泌、多毛の改善・軽減につながる

  • 抗ミネラルコルチコイド作用:体内の水分・塩分バランスを調整する作用。むくみの軽減などにつながる

一方、ジェミーナに含まれるのは「レボノルゲストレル」という成分でドロスピレノンは含まれず、上記の作用がないことが最大の違いである。

PMSやPMDDは、月経前のホルモン変動に脳が強く反応することで、イライラや抑うつなどの症状が現れると考えられている。ヤーズフレックス・ドロエチに含まれるドロスピレノンは従来の黄体ホルモン製剤と比べて気分への悪影響が少なく、さらに休薬期間が短い設計(24日服用)によりホルモンの落差が小さくなる。
その結果、月経前の気分症状が改善しやすいとされ、国内流通するピルの中で唯一ドロスピレノンを含むヤーズ・ヤーズフレックス・ドロエチがPMS・PMDDの治療目的で処方されている。

費用面でも、保険適用時の薬代はドロエチが約950円なのに対し、ジェミーナは約2,000円(21錠タイプ)と倍以上の差がある。(ヤーズフレックスは保険適用で約2,500円であり、ジェミーナとほぼ同等)

上記だけ読むと「ジェミーナ(レボノルゲストレル)、メリットないやん!」と思うかもしれないが、ジェミーナのメリットととしては、ヤーズフレックス・ドロエチと比較して血栓リスクが低いことが挙げられる。また、男性ホルモン的な作用(アンドロゲン作用)が打ち消されない分、意欲・活力が落ちにくいと感じる人もいる。私がまさにそのタイプだったようだ。その分、PMSとまではいかないけど感情の浮き沈みは多少ある気がする。でも人間らしくていいよね♪と思えるレベルで、苦しい希死念慮はないよ!

ちなみに、膣の乾燥に直結する主因とされるのはエストロゲン量だが、その点ではヤーズフレックス・ドロエチとジェミーナに違いはない(共通してエチニルエストラジオール 0.02mg)。恐らく私の場合はドロスピレノンの性質(抗アンドロゲン作用)によって乾燥していたのだと思う。

PMS・PMDDならヤーズフレックス!というわけでもない

前述のとおり、理論上はPMSとPMDD改善にはヤーズ・ヤーズフレックス・ドロエチが効果的とされるが、必ずしも「情緒のアップダウンが無くなる=常に良い状態で安定する」というわけではないことには留意が必要である。私の場合は、ジェットコースターのような変動が無くなった代わりに「完全に底に落ちたまま変わらない状態」になってしまった。

ガナディがうなだれる姿
まさにこのガナディのように…

ヤーズフレックスを飲んでいる間猛烈な希死念慮はなくなったが、元気だからなくなったわけではなくて、「死にたい」と思う元気も奪い取られた が正確だ。なお、生理(消退出血)はめちゃくちゃ軽くなったよ。
※ちなみに、ドロエチはヤーズフレックスより気力減退がましだった。同じ成分なのになぜ感じ方が変わったのか?は以下の記事で考察している。

ピル合わないな…と思ったらすぐ医師に相談を!

PMSやPMDDの改善のためにヤーズフレックス・ドロエチを飲み始めたのに、逆に不調が増えた…と感じている方は、ぜひ医師に相談してみてください。ヤーズフレックス・ドロエチに限らず、低用量ピル全般、ある程度PMS改善効果が期待できるとされています。ドロスピレノンを含まないピルに変えることで、副作用を抑えつつ効果を得ることが可能かもしれません。
逆に、レボノルゲストレル→ドロスピレノン系に変えることでしっくりくる方もいると思います。本当にホルモン製剤は相性の良し悪しがあるので、なんだか合わないなと思ったら、我慢せずに1シート飲み終わったところで変更しましょう!

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