【エッセイ】 Dear Myself
2025年の終わりに、僕から僕である君へ。
毎年4月になると、次の一年間を生きていくかどうかを決めているね。
僕としては、ということは君としても、ということだけれど、それで構わない、と思う。
その時に、消えてしまってもいいし、生きていたっていい。
君らしいと思う。
狭間にいて、その危うさの中でしか生きてこなかったのが君だから。
声がもれないように枕の中でたくさん泣いて、それで決めたことだから。
※※※
なぜ存在しているのか、君はいつも尋ねるけれど、存在というのは、いつも不確かなものなんだ。
いずれ君の存在は忘れられる。
初めから何もなかったみたいに。
存在するか、しないかは、だから問題じゃない。
存在理由みたいなものをいくら探しても見つからないと思うよ。
諦めの悪い君だから、いくら言っても聞かないだろうけれど。
これでも僕は君の味方のつもりさ。
君はこれまでよくやってきた。
いつか、その時が来たら、僕が届けてあげよう。
たくさんの思い出を。
君が忘れてしまったこと、君が忘れようとしていること、君の持っている全ての記憶を。
君はそこに何を見つけるのだろう?
※※※
もうすぐ2026年がやってくる。
Dear Myself
僕から僕へ。
今年も良く頑張ったね。
もしこんなのでも良ければ。
よろしくお願いします。
