紙魚
本棚で
読まれなくなった本と
スクリーンで
新しく文字が流れ出す
すべての文字が
溶けていく
あなたの文字も
わたしの文字も
意味を保てないまま
薄く滲んで
溶けていく
見えない何かに
惑わされ
見えない何かに
食べられる
私が文字を失って
あなたは言葉を失った
あなたが文字を失って
わたしは言葉を失った
失った時だけ
それは出てきて
言ったんだ
「あなたはもう死んでいる……。」
――――――――――
【※この詩は
ここで終わりではありません。
もう文字では存在出来なくなったから
続きは
音の中にあります↓】
――――――――――
nonoinfinity
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言葉はいりません。