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『どうして食べないの?』

そう思っていた頃の私へ


私は、子ども達にそう思う事が何度もありました。

保育園で、たくさんの子ども達と給食の時間を過ごしてきました。

口をぎゅっと閉じてしまう子。

野菜を見るだけで嫌がる子。

頑張って口に入れても、すぐに出してしまう子。

偏食のある子も、たくさんいました。

そのたびに私は、「なんとか食べてほしい」と思っていました。

栄養が心配でした。元気に育ってほしかった。

だから、
「美味しいよ」
「ひとくち食べてみようか」
と、何度も声をかけていました。

でも、ある時、ふと思った事がありました。

自分が嫌いな物を、無理に食べさせられたら——大人でも、嫌です。

吐きそうになる事もある。苦しくなる事もある。「もう嫌だ」と思う事もある。

なのに、なぜ子どもには「食べなさい」を繰り返してしまうのだろう。

そう考えた時がありました。

そこから私は、無理に食べさせる事をしなくなりました。

もちろん給食なので、全く自由という訳にはいきません。

でも、"食べさせる"より大切にしたい事がありました。

安心して座れる事。

食事の時間が、嫌な時間にならない事。

その子なりのペースを大切にする事。

そんな事を、少しずつ丁寧に考えるようになりました。

保育園では、限られた時間と環境の中で子ども達と向き合ってきました。

でも家庭では、もっと自由でいいのかもしれません。

少し席を離れてもいい。全部食べられなくてもいい。笑いながら食べる日があってもいい。

お母さんやお父さんが、

「食べさせなきゃ」ではなく、

「今日も一緒に食卓を囲めた」

そう思える時間になったら—
子ども達も少しずつ、“食べる事”が安心に変わっていくのかもしれません。

食べないには、理由があります。

発達や感覚、その日の体調や気持ち。子どもなりの理由が、ちゃんとあります。

だから、“食べない”だけを見ずに、その子の心にも少し目を向けてもらえたら嬉しいです。

#子どもの偏食 #食べない子#育児の悩み#食育#子育てママ

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