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あなたのリズム、わたしのリズム──睡眠の個性について思うこと

眠りのかたちは、人の数だけ違う

私は普段、だいたい 8時間の睡眠 を目安にしています。もちろん、不眠症なので夜中に数回は目が覚めてしまいます。それでも朝起きたときに大きく体調が崩れていなければ「今日はこれでいいかな」と思うようにしています。

よく「ショートスリーパー」という言葉を耳にします。短い睡眠でもすっきり過ごせる人がいるのは事実で、体質としてそういう傾向をもつ人もいるとされています。でも、それが“理想の形”というわけではなく、必要な睡眠時間には本当に大きな個人差があることが、最近の研究でも繰り返し語られています。

睡眠は、大きく ノンレム睡眠(深い眠り)レム睡眠(浅い眠り) のサイクルで成り立っています。最初の2〜3時間には深いノンレム睡眠が訪れやすく、この時間は体の回復や記憶の整理が比較的進むと言われています。だからこそ「寝つきを整えること」が翌朝のすっきり感につながると感じる人も多いのかもしれません。

昔は「22時〜2時がゴールデンタイム」と言われていましたが、最近は “何時に寝るか” より “眠り始めてからの深い睡眠が確保されているか” のほうが大事だと考えられています。つまり、自分の生活リズムに合った就寝時間で、同じようなペースを保てていれば、質の良いノンレム睡眠はきちんと訪れやすいという見方です。

私自身、夜中に目が覚めても「今日はこんな眠りなんだなぁ」と軽く受けとめるようにしています。眠りは毎日同じにはならなくて当然ですし、自分の心や体の状況がそのまま表れていることもあります。

必要な睡眠時間も、眠り方のクセも、本当に人それぞれです。“たっぷり眠る人” も “短くて足りる人” も、それぞれ自然な個性の範囲にあります。だからこそ最近は、「他人と比べるのではなく、自分に合ったペースを見つけていく」という考え方が、私にはしっくりきています。眠りは競争ではなく生活と心をそっと支える土台のようなもの。その形が人の数だけ違っていても、きっといいのだと思います。


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今日の文章が、あなた自身の眠りを見つめる小さなきっかけになればうれしいです。どうか、ご自分の心地よさをいちばんにして過ごせますように。

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