Narrative Catering 始めます ── 記憶を掘り起こし、料理と物語を届けるサービス|2026/1/8
読んでくれて、ありがとうございます。
土地を巡る旅も、日常の中の小さな発見も、僕にとっては同じ「旅」です。
その途中で出会った風景、人、気づきを、そのままの熱量で残しています。
【アナウンス📣】
🎙 hitokoto Radio 最新回配信中
Ep.78「雑談:hitokoto Radioメンバーの2025年を振り返る会!」
明けましておめでとうございます!今回は地方で活動するメンバー3人が、2025年を駆け抜けた一年を振り返ります。互いの現場を訪れて感じたこと、地域資源の違い、そして2026年に向けたテーマまで。人口1万人以下の農村で暮らす僕たちが、地域の魅力と日本の未来を考える40分。
🍽 2月のイベント
・2/12〜15 表参道「チーズ博」出店
・2/14 東京「羊を丸ごと食べる会」
・3/6〜8 鶴居村「羊まるごと食べ尽くす会(仮)」
詳細は記事末尾にて。
#これは完全に宣伝
凛とした静けさが、僕の清々しい気持ちとリンクしている。
まだ冷たいストーブを見つめながら、これから始まる新たな道に、希望と緊張を感じている。
こういう静けさの中にいると、逆に「語ること」の意味が浮かび上がってくる。
何を語るか。誰に語るか。なぜ語るか。
■ 料理だけじゃ足りない
前回のnoteで、「Narrative Catering」という新しい取り組みを始めることを書いた。
企業イベントや特別な日に、料理と物語を届けるサービス。ただ美味しい料理を作るだけじゃなく、そこに「その人たちの物語」を重ねる。インタビューをして、背景を聞いて、記憶を掘り起こして、それを料理と文章にする。 #やるって決めた
今日は、その「中身」を書こうと思う。
何をやるのか。なぜ「Narrative」なのか。なぜ「Story」じゃないのか。
Narrative(ナラティブ)とStory(ストーリー)の違い
この2つ、似てるようで全然違う。
Storyは「完結した物語」。始まりがあって、終わりがある。誰かが語り終えた、過去の出来事。本になった物語。映画になった筋書き。
でも、Narrativeは違う。
Narrativeは「今、語られている物語」。
語り手がいて、聞き手がいて、その瞬間に立ち上がる。完結してない。進行中。語り手の視点が入ってる。
例えば、会社の「創業ストーリー」って言ったら、それは過去の出来事を整理した話。でも「創業ナラティブ」って言ったら、創業者自身が「今も続いている物語」として語る。そこには、過去だけじゃなく、現在も未来も入ってる。
#この違い 、めちゃくちゃ重要
僕が「Narrative Catering」って名付けたのは、その「進行中の物語」を、料理と一緒に届けたいから。
完結した美談じゃなくて、今もまだ続いてる、生きてる物語。
お客さん自身が語り手になって、僕が聞き手になって、そこから立ち上がる料理。
どんなふうに作り上げていくのか
具体的な流れを書く。
まず、お客様とミーティングをする。企業でも、個人でも、同じ。
そこで聞くのは、こんなこと。
「何を残したいですか?」
「何を伝えたいですか?」
「この場所で、誰に、何を届けたいですか?」
それから、もっと深く聞いていく。
会社の歴史。創業の背景。転機になった出来事。忘れられない失敗。今も心に残ってる誰かの言葉。
個人の場合なら、家族のこと。育った場所のこと。大切にしてる価値観。
人生のターニングポイント。
#このインタビューが 、全部の土台になる
僕はその話を聞きながら、頭の中で料理を組み立て始めてる。
「この人の故郷は、海の近くだったんだな。じゃあ、塩の使い方を変えよう」
「この会社、何度も失敗を乗り越えてきたんだな。じゃあ、発酵を入れよう。時間をかけて変化するものを」
物語が、料理の構成を決める。
食材が先じゃない。物語が先。
#ここが一番大事なポイント
料理とNarrative Bookが生まれる
インタビューをして、物語を聞いて、それをもとに料理を作る。
コースは3種類。
8,800円コース
シンプルだけど、しっかり物語が入ってる。
12,000円コース
もう少し深く、時間をかけて表現する。
18,000円コース
全力で、その人たちの記憶を料理にする。
どのコースも、使う食材や品数によって価格は変わる。お客様の予算に合わせて、一緒に決めていく。
#完全にカスタマイズ
そして、別途10万円で「Narrative Book」を作ることもできる。
これは、インタビューで聞いた物語と、その日の料理を、一冊の本にまとめたもの。写真も入れる。文章も入れる。
その日だけの、その人たちだけの、記念の一冊。
食べたら消える料理だけじゃなくて、残る形としての本。
それが「Narrative Catering」の全体像。



なぜ、これをやるのか
ずっと考えてた。
料理人って、何を残せるんだろう。
美味しい料理は、食べたら消える。記憶には残るけど、形にはならない。
でも、物語は残る。文章は残る。
だから、料理と文章を一緒にすれば、もっと深く残せるんじゃないか。
#とても重要なこと
企業の節目。家族の記念日。誰かの人生の転機。
そういう瞬間に、料理だけじゃなく、物語も一緒に届けたい。
その場にいた人たちが、何年後かに
「あのとき、こんな話をしたな」
「こんな料理を食べたな」
って思い出せるような、記憶の結び目を作りたい。
TRANSROOTSの延長線上に
これって、結局TRANSROOTSの考え方と同じなんだよな。
土地の記憶を掘り起こして(Roots)、異なる文脈を交差させて(Trans)、未来につなぐ。
「Narrative Catering」も、同じ構造。
お客様の記憶を掘り起こして、僕の料理と交差させて、その場にいる人たちと未来をつなぐ。
土地じゃなくて、人の記憶。
でも、本質は変わらない。
これから
まだ始まったばかりで、試行錯誤してる。
どこまでインタビューすればいいのか。どんなふうに物語を引き出せばいいのか。料理にどう落とし込むのか。
全部、やりながら見つけていく。
でも、確信してることがある。
これは、料理人だけじゃできない仕事だ。
料理人でありながら、書き手でもある。聞き手でもある。翻訳者でもある。
そういう存在として、僕は動いてる。 #ノマドシェフって 、そういうことなのかもしれない
もし興味がある人がいたら、連絡してほしい。
企業イベントでも、家族の記念日でも、「何かを残したい」って思ってる人がいたら。
一緒に、物語を作りましょう。
では、また。
🍽 2月〜3月のイベント詳細
🧀 チーズ博 in 表参道|2月12日〜15日
場所: 東京・表参道
内容: 白かびチーズ、ショコラミルクキャラメルシュトーレンなどを販売予定
素材の背景ごと、持っていきます。
🐑 羊を丸ごと食べる会|2月14日
場所: 東京(場所調整中)
部位ごと、調理ごとに味わいながら、羊という素材を一晩かけて理解する会です。
🐏 羊まるごと食べ尽くす会 in 鶴居村(仮)|3月6・7・8日
場所: 北海道・鶴居村 ハートンツリー
今度は現地で、3日間。
料理だけじゃなく、土地の空気ごと味わってもらいます。
北海道への飛行機は、今なら安いです。
🍽 Narrative Catering 詳細
🎤 どんなサービス?
Narrative Cateringは、料理と物語を届けるケータリングサービスです。
事前にお客様へインタビューを行い、企業の歴史や個人の記憶を掘り起こします。その物語をもとに、オリジナルの料理コースを設計。当日は、料理とともに「あなたの物語」をお届けします。
💰 料金プラン
対象:10名以上
8,800円コース - シンプルに物語を表現
12,000円コース - より深く時間をかけた構成
18,000円コース - 全力で記憶を料理に
※使用する食材や品数により価格変動あり
※予算に合わせてカスタマイズ可能
※別途、交通費を頂戴いたします
📖 Narrative Book(オプション)
別途 100,000円
インタビューで聞いた物語と、当日の料理を一冊の本にまとめます。写真・文章を含む、完全オリジナルの記念本。
食べたら消える料理を、形に残す。
📩 お問い合わせ
興味のある方は、下記までご連絡ください。
Email: info@heartntree.com
Instagram: @nomad_chef.daichi
企業イベント・家族の記念日・人生の節目に。
一緒に、物語を作りましょう。
#ノマドシェフ #TRANSROOTS #鶴居村 #田舎暮らし #料理人の日常 #Narrative #ナラティブケータリング #物語を料理に
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
また、お会いしましょう。
感想や質問があれば、コメントお待ちしております。
#気軽にどうぞ
丘の上のオーベルジュ ハートンツリー
ノマドシェフ 服部大地
Instagram: @hattori.daichi
ノマドシェフとは
世界中をフィールドとして、
食材や生産者に向き合い、
インスピレーションのままに料理する料理人。
TRANSROOTS(トランスルーツ)
土地の記憶(Roots)を掘り起こし、
異なる文脈を交差(Trans)させ、
未来につなぐ。
料理と言葉で、文化を再構成していく思想。
〒085-1200 北海道阿寒郡鶴居村字雪裡496-4
電話:0154-64-2542
営業時間:
ランチ 11:00〜14:00(ラストオーダー)
ディナー 17:00〜(要予約)
木曜定休
HP: https://heartntree.jimdoweb.com/
